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オーストラリアで貯めたお金を他国で使うのに一番お得な資金管理は?

 2014/05/06 
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オーストラリアでのワーキングホリデーを終えて、他の国を旅行してから日本へ帰るという方は少なくないと思います。

そして、その旅行で使うお金は、オーストラリアで稼いだ豪ドルですよね。

オーストラリア国外でこのお金を使うなら、全て現金化して持ち出すのが手っ取り早く、無駄な手数料も掛からないため、一番効率が良い方法です。ですが、金額が大きくなればなるほど、現金で持ち歩くにはリスクも増えます。

それでは、他にはどのような方法があるのでしょうか。

 

今回は下記3パターンでどれが一番お得なのかを検証してみました。

  1. ANZのキャッシュカードを利用
  2. ANZトラベルカードを利用
  3. 日本の口座へ送金して、日本の国際キャッシュカードを利用

僕がANZの口座を使っているため、今回はANZ利用という条件で計算してみました。

※金額や銀行が変わっても、すぐに比較が出来るように計算シートも作ってみました。結果の章でダウンロード出来ますので、良かったら使ってみてください。

 

条件

今回は5,000豪ドルが手元にある状態から、それぞれのパターンでどれくらいの米ドルに換えられるのかを検証しています。

海外で引き出す時のATM手数料は掛からないものとし、(ATM手数料が掛かる場合は、どの方法でも同じ金額になるので。)口座に掛かる引出手数料は掛かるものとします。

引出の回数ごとに結果を出すのはキリが無いので、今回は1度に全額を海外のATMで引出すものとしています。

各種手数料はスタートの5,000豪ドルから引いていくこととします。

為替レートは、5月5日時点のものを利用。

 

1、ANZのキャッシュカードを利用

ANZキャッシュカードの海外での利用

ANZのキャッシュカードにはVISA DEBITの機能が付いていてそのまま海外でもキャッシングをすることが出来ます。

引出手数料:5豪ドル
為替レート:下記ANZの為替レート+3%

 

ANZキャッシュカードの検証

(5,000豪ドル-引出手数料5豪ドル)×0.8898(ANZの両替レート)×0.97(レートの3%引き)=4,311.21米ドル

 

2、ANZトラベルカードを利用

ANZトラベルカードについて

プリペイド式のVISAカードで、ANZの口座からオンラインでチャージが出来ます。

カード発行手数料(バックアップカード1枚を含む):11豪ドル
引出手数料:3.5豪ドル
トラベルカードへのチャージ手数料:金額の1.1%(2回目以降)
引出可能通貨:豪ドル、米ドル、イギリスポンド、ユーロ、ニュージーランドドル、カナダドル、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツ、日本円
※上記通貨以外での引出しの場合、3%超過レートを適用。
為替レート:下記ANZのレート

 

ANZトラベルカードの検証

まずは、トラベルカードを発行してチャージ
※初回は手数料が掛からないので、全額まとめてチャージすることとします。
5,000豪ドル-カード発行手数料11豪ドル
=4,989豪ドル

次に、トラベルカードを使って、引出し。
(4,989豪ドル-引出手数料3.5豪ドル)×0.8898(ANZの両替レート)
=4,436.10米ドル

 

3、日本の口座へ送金して、日本の国際キャッシュカードを利用

KVB Kunlunの海外送金サービス

今回はメルボルンで一番レートが良く、海外送金がお得と言われているKVB kunlunを利用します。シドニーにも店舗がありますね。

 

海外送金手数料:25豪ドル
被仕向手数料(日本の口座に着金する際に掛かる手数料):0~2,500円(銀行による。今回は、一番条件の悪い2,500円で計算しています。)
為替レート:下記KVBの海外送金サービスを参照。

 

りそな銀行の国際キャッシュカード

旅に出る前に、調べる限り一番レートが良く、手数料も安かったのが、りそな銀行の国際キャッシュカード。

引出手数料:無料
為替レート:VISAインターナショナルが定めたレートに2.5%を加算(下記VISAのサイトを参照。)

 

日本への送金+国際キャッシュカードの検証

まずは、日本の口座へ送金
(5,000豪ドル-送金手数料25豪ドル)×KVBの両替レート92.78-被仕向手数料2,500円
=459,081円

次に国際キャッシュカードを利用して、引出し。
459,081円×国際キャッシュカードの両替レート0.009468
=4,346.71米ドル

 

結果、一番お得なのは

  1. ANZのキャッシュカードを利用 ⇒ 4,311.21米ドル
  2. ANZトラベルカードを利用 ⇒ 4,436.10米ドル
  3. 日本の口座へ送金して、日本の国際キャッシュカードを利用 ⇒ 4,346.71米ドル

ということで、今回の条件では、ANZのトラベルカードが圧倒的にお得という結果が得られました。

しかし、今回は『1度に全額を引き出す』という条件だったので、引出手数料の掛かるANZのトラベルカードは、利用するたびにお得度は減っていきます。

また、通貨を限定されてしまうのも、痛い。

何ヶ国かを周遊するのであれば、国ごとに少額ずつ引出すことになると思うので、ANZトラベルカードよりも日本へ送金して、日本の国際キャッシュカードを使う方が、利便性は高い。

そう考えると、どれかひとつに絞るのではなくて、ANZのトラベルカードの対象通貨国では、トラベルカードを使い、他の国では、日本の国際キャッシュカードを使うという併用の仕方もアリなのかもしれない。

金額や銀行、キャッシュカードが異なる場合でも、計算・比較が出来るようにExcelで計算シートを作ってみたので、良かったら使ってみてください。
こちらから1クリックでダウンロード出来ます。

 

最終的に僕が選んだのは?

色々と検証をしてみましたが、結果僕が選んだのは、両替所で日本円に現金化して、日本に持ち帰り日本の口座へ振り込むという方法です。

今回は、友人の結婚式に招待され、一時帰国の予定が入ったのでこの方法を選びました。

今までの検証は一体・・・(笑)

 

両替所で現金化+国際キャッシュカード利用の検証

5000豪ドル×両替所のレート93.19×国際キャッシュカードの両替レート0.009468
=4411.75米ドル

両替所はメルボルンのUnited Currency Exchangeを利用しました。
ここは、メルボルンで一番両替レートが良いです。

また金額も大きかったので交渉をしてみたら、元々は1豪ドル=93.01円のところを、1豪ドル=93.19円まで上げてくれました。ただし、日本円の準備が1店舗20万円程しかなく、金額が多いと2店舗ハシゴ、もしくは1日では両替しきれません。

この方法は、豪ドル⇒日本円⇒米ドル(第3国の通貨)と二重両替になってしまうので、レートが良くても、結果的にトラベルカードよりも金額が少なくなりますが、自由度の面を考えると、これ位の差ならOKでしょう。

ということで、僕は両替所で日本円に現金化して、日本に持ち帰り日本の口座へ振り込むという方法に決定!

 

最後に

今回の記事とExcelのシートで、計算式やレートの算出方法に誤りがある場合は、下記よりコメント、もしくはお問い合わせより、ご連絡頂ければ幸いです。