カンクン近くのイスラ・ムヘーレスと言う島からボートで少し行ったところに、ジンベエザメが大量に出現するスポットがあります。しかし、これは1年中観られるわけではなく、6月から9月くらいまでだそう。
ジンベエが観られるスポットがあるのは知っていたけど、僕らが旅した時期がドンピシャでシーズンに被っていたのは知らなかった。
そして、丁度満月の日にツアーに参加した方が宿に居て、話を聞くとジンベエザメが100匹くらい居たらしい!しかもマンタも!
ジンベエツアーに参加した方々はみんな大満足だった様子。1人はカンクンのアクティビティで1番楽しいとまで言っていました。
ここまで言われたら参加するしかないですよねー。ホントは初ジンベエはダイビングで観たかったんですが、モザンビークのジンベエスポットでも観られなかったので、ちっぽけなプライドは捨ててシュノーケルでジンベエを観ることにします。
ジンベエ・シュノーケルツアーの予約
今回のジンベエ・シュノーケルツアーは宿泊していたロサス・シエテで予約しました。
カンクンで参加する通常のジンベエ・シュノーケルツアー(英語ガイド)は160ドルくらいするんですが、ロサス・シエテで予約するツアーはその半額の87ドルと激安。
でも、これには理由があって、通常のツアーだとカンクンでピックアップしてくれて、ツアーのボートでイスラ・ムヘーレスまで連れて行って貰えるようですが、ロサスのツアーでは出発地のイスラ・ムヘーレスまでは自力で行く必要があります。その分安くして貰えていると言うことです。
結果的には移動費込みでもロサスのツアーの方が60ドルくらい安上がりでした。
ロサス・シエテに泊まっている人は旅慣れている人ばかりで、自力でイスラ・ムヘーレスまで行くのが全く苦では無い人たちばかりなので、こういう売り方をしてくれているようです。
ちなみにイスラ・ムヘーレスから参加のシュノーケルツアーを現地調査してくれた方が居たんですが、イスラ・ムヘーレスで申し込むのよりもロサスで申し込んだ方が安かったらしいです。
日本人宿ロサス・シエテについてはこちら。
カンクンからイスラ・ムヘーレスへの行き方
カンクンからイスラ・ムヘーレスへのフェリーは「グラン・プエルト」と言うフェリー乗り場から30分毎に出ています。
ダウンタウンからはバスで行くことも出来るそうですが、朝早くてバスが捕まえにくいと言うことと、ツアーの集合時間に間に合うフェリーに乗りたかったのでタクシーを利用しました。料金は35ペソ(約199円)。タクシーでも全然安いです。
ちなみに今回は7:30のフェリーに乗りました。
チケットを購入します。往復で購入して1人146ペソ(約829円)でした。
フェリーは思っていたよりしっかりとしていました。
中はこんな感じ。エアコン完備で快適です。帰りは2階のデッキに座ると海が綺麗だそうですよ。僕らは暑いので迷わずエアコン完備の1階に座って帰ってきました。笑
そして、30分ほどでイスラ・ムヘーレスの港に到着です。
ちなみにカンクンに帰ってきて、グランプエルトからダウンタウンまではバスが運行しています。グランプエルトを出て道路の向かい側に渡れば写真のようなバスを捕まえられます。料金は家計簿に記載が漏れていたんですが、たぶん1人10ペソ(約57円)くらいです。
ジンベエ・シュノーケルツアー
ツアー集合場所。フェリー乗り場を出て左にまっすぐ進むとOXXOの向かい側辺りにあります。
ここからはツアーです。朝食に簡単なケーキとジュース、コーヒーが貰えます。酔い止めを飲む場合はこのタイミングで飲んでおいた方が良いと思います。ここからジンベエが居るスポットまでは小さなボートで1時間くらい掛かって、さらには結構揺れるので、船酔いする可能性大です。
いよいよ出発。これが今回利用したボート。小さいです。トイレは無いのでしたくなったら海の中でするしかありません。カンクン周辺で参加する海のアクティビティのボートは大抵トイレが付いていないので、僕は色々参加するうちに海でするのも慣れました。笑
出港です。出発する前に濡らしたくない持ち物は預かって貰えます。
で、ここからはGoProで色々撮影しようと思っていたんですが、なんとSDカードエラーで使えず・・・。多分フォーマットの問題だったんですが、GoProのフォーマットのやり方がわからず、船が揺れる中色々弄ってたら気持ち悪くなってきたんで諦めました。GoProでジンベエを撮影出来なかったのが今でも悔やまれます。。
と言うことで、ここからは相方の防水ケース入りiPhoneで撮影した写真・動画でお送りします。
1時間弱くらいでポイントに到着。既に船がたくさんいます。
近くにジンベエを発見!海面近くのプランクトンを食べているので、船からでもよく見えます。遠くからでも尾ヒレと背ヒレがたくさん見えるのでこの時点で大興奮です。
シュノーケルツアーはこんな感じ。
ツアー参加者の中で2人ずつペアになって、ガイド+1ペア毎にシュノーケルをしていきます。飛び込むタイミングも大切で、必ずスタッフが「飛び込め!」と言ってから飛び込まなければいけません。でないと近くにジンベエが居なくて1回のシュノーケルチャンスを逃してしまいます。かと言って、「飛び込め!」と言われて躊躇しているとジンベエが離れていってしまうので、タイミングが大切です。
ちなみにシュノーケルチャンスは2回でした。
あとは、ライフジャケットの着用は必須なんですが、ウェットスーツを着ていればライフジャケットを着なくて良いそうです。ライフジャケットだと浮いてしまって潜れないのでウェットスーツで参加した方が良さそうです。男性のMサイズのみロサスで貸し出しをしていたので僕も借りて行ったんですが、首元が苦しくて結局使いませんでした。
そして、相方が防水ケース入りiPhoneで頑張って撮影してくれた動画がこちら。
ジンベエが近過ぎて全体像が撮れません。本当にこれくらい近くで観れます。人間が居ても口を開けて近付いてくるから結構ビビる。僕はギリギリのところでガイドに押して貰って何とか食べられずに済みました。笑
で、数自体も結構居るので、逃げられちゃったーと思っているうちに次のジンベエが近付いてきてくれます。本当にウヨウヨいます。
そんなに居たらありがたみが無くなりそうとか言う人が居ますが、全然そんなことはありません。たくさん居てもありがたいもんはありがたいんです。
なんとマンタも拝めました。マンタって結構デカイんですね。ガイドは「マンタがいたぞ!こっちだ!早く!」みたいな感じでジンベエよりもマンタに大興奮でした。マンタは観れなかったっていう方も居たんでこのツアーでは珍しいのかも。
そして、この動画、マンタを追いかけてたら隣からいきなりジンベエが現れてますね。これもこのツアーでありがちなんですが、ゴーグルで視界が狭くなっているので隣にジンベエが来てても気付かないんですよねー。これも結構ビビる。けど楽しい。
ちなみにカメラはちゃんとストラップを手首に巻きつけておくのを忘れずに。海底が見えないようなところでシュノーケルをするので、落としたら回収不可能です。
全てのペアが2回ずつシュノーケルを終えたら終了です。帰りに魚のいない謎のシュノーケルスポットに寄って全員でシュノーケルしてイスラ・ムヘーレスに帰港です。このシュノーケル分ジンベエのところで潜らせて欲しかった。
イスラ・ムヘーレスに戻ったら昼食にセビッチェを出して貰えます。このセビッチェが激ウマでした。ワカモレも美味しい。
この昼食を食べ終わってツアー終了、各自解散です。
2回しかシュノーケル出来なかったけど、あんなに間近にジンベエを拝めて大満足なツアーでした。カンクン周辺のアクティビティの中で一番というのも頷けました。
実は僕、シュノーケルをしたのが今回初めてだったんですが、このツアーの後にシュノーケルを何回もして、シュノーケルスキルもだいぶ上がったので、出来ればもう1回GoProを携えて参加したいです。それくらい楽しかった。
今更記事にしたのでシーズンは過ぎてしまいましたが、来年のシーズンにカンクンに行く機会があれば絶対に参加して欲しいアクティビティでした。オススメです。
ついでにイスラ・ムヘーレス観光
せっかくイスラ・ムヘーレスまで来たのでついでに少しプラプラしてみました。フェリー乗り場の前の通りがメインストリートになっているようでお土産屋などのショップがたくさん並んでいます。
ツアーのボートから見た感じビーチも白浜で綺麗でした。ビーチは日陰が無いのでこれ以上進めませんでした。この辺ホント暑いんですよ。。
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