WordPressでブログを始めるなら、欠かせないものの一つが「レンタルサーバー」
今日は、レンタルサーバーについての解説と、僕が利用している「エックスサーバー」のメリットについて書いてきたいと思います。
サーバーについて
サーバーとは
サーバーは、よくインターネット上の「土地」に例えられます。インターネットという仮想空間の中に、自分のブログやサイト等を公開する場を得るためのものです。
ですが、自分でサーバーを用意するには、費用や手間があまりに掛かり過ぎてしまうし相当な知識も必要なので、レンタルして利用するのが安くてお手軽、そしてセキュリティ面も安心なので一般的。
共有サーバーと専有サーバー
レンタルサーバーの中には、共有サーバーと専有サーバーがあります。共有サーバーは複数人で1つのサーバーを利用、専有サーバーは1人で1つのサーバーが利用出来ます。
共有サーバーは、複数の人数で1つのサーバーを利用するので、他の利用者のサイトにアクセスが集中したりすると、僕らのブログの表示等にも影響を受けたりします。その代わり安い。
専有サーバーに関しては、1人で1つのサーバーを利用するので、このような心配は無くなりますが、料金が高くなります。
とはいえ、この辺は、共有サーバーでもレンタルサーバーの運営会社がきちんと対応してくれるので、個人でブログをする分には、気にするほどの問題では無いです。
まず初めは共有サーバーを利用して、ブログがあまりに大きく育ってしまってから考えれば良い問題でしょう。笑
サーバーをレンタルする際に注意すべきポイント
ディスク容量
「旅ブログ」であれば、写真や動画をたくさんアップすることになると思うので、容量も少し大きめのものを選択しておいた方が良さそう。
ちなみに、当ブログは現時点で922MBの消費をしています。
たくさんの写真をアップしていますが、いろいろ手を加えてるおかげでまだこのくらいに抑えられています。
転送量
サーバーから、訪問者へ転送するデータの量です。
この転送量で、1日にどれくらいのアクセスまで、サーバーが耐えられるのかが決まってきます。
例えば、ブログの1記事のサイズが1MBだとすると、その記事に1アクセスあれば転送量は1MB。10アクセスあれば10MBです。
1日の転送量の限度が50GBだとすると、(50GB÷1MBで)1日に5万PVまでサーバーが耐えられるということになります。
もちろん、記事のサイズ・転送量の限度によって上限は変わります。
マルチドメイン
マルチドメインとは、同じサーバーに複数のドメインを設定することです。
マルチドメインが有効であれば、一つのサーバーをレンタルすればその中にいくつもサイトを作ることが出来ます。
MySQL
レンタルサーバー内に作成出来るデータベースの数。1つのMySQLに複数のWordPressブログを構築することも出来ますが、トラブルがあった際の手間を考えると1つのMySQLに付き1つのWordPressブログを構築するのがベター。
なので、MySQLの上限=WordPressブログを作れる上限と考えて頂いて問題ありません。
各社機能比較
お手軽で有名どころのレンタルサーバーで機能の比較をしてみました。
ロリポップ (スタンダード) |
サクラサーバー (スタンダード) |
エックスサーバー (X10) |
|
月額料金 | 500円〜 | 515円 | 1,000円 |
初期費用 | 1,500円 | 1,029円 | 3,000円 |
ディスク容量 | 120GB | 100GB | 200GB |
メモリ | 10GB | 18GB | 96GB |
マルチドメイン | 100個 | 20個 | 無制限 |
転送量 | 100GB/日 | 80GB/日 | 70GB/日 |
MySQL | 30個 | 20個 | 50個 |
電話サポート | ◯ | ◯ | ◯ |
メールサポート | ◯ | ◯ | ◯ |
WordPress 自動インストール |
◯ | ◯ | ◯ |
無料お試し期間 | 10日間 | 14日間 | 10日間 |
※ロリポップ、サクラサーバーはより安い下位プランもありますが、MySQLが1つ以下なので、比較表には含めませんでした。
※ロリポップ、エックスサーバーは税抜き価格です。また、ロリポップは契約期間で料金が変動します。
参考ページ
エックスサーバーのメリット
表示速度が速い
WordPressはPHPという言語で作られているシステムです。そのため、PHPの処理速度が速いサーバーを使った方がブログの表示速度も速くなります。
エックスサーバーは、他のレンタルサーバーに比べて処理速度がズバ抜けて速いという結果も出ています。
ブログの表示速度は、グーグル検索で上位を狙うための1つの重要な要因でもあるのでSEOを意識したブログを展開していくのであれば、処理速度の速さは、サーバーを選択するときの条件の1つになります。
また、ブログの表示速度が遅いと、訪問者がブログから離脱する可能性も高くなり、PV数も必然的に伸びにくくなるので、機会の損失へと繋がります。
mod_pagespeed設定
現在エックスサーバーのみに導入されている機能です。
コントロールパネルから1クリックで設定出来、ファイルを圧縮してデータ転送量を削減し、ブログの表示速度を改善してくれます。
ブログの表示速度の重要性は先ほど書いた通りです。
利用者が多いのでネット上に情報が多い
本格的にブログを運営している方々のエックスサーバー利用率はかなり高いです。
なので、何か困ったことがあればネット上で情報を拾いやすい。
コントロールパネルが扱いやすい
実は、僕も最初はサクラサーバーを利用していたのですが、サクラサーバーに比べてエックスサーバーのコントロールパネルは見やすく、扱いやすい。
慣れたら気にはならないと思いますけどね・・・。笑
2,858円のキャッシュバック有り!
A8.netのセルフバックを利用すれば、2,858円のキャッシュバックがあります。
これで、初期費用分をほぼ賄うことが出来ます。
A8.netのセルフバックについては、こちらの記事を参考に↓
ドメインを無料で1つ貰える!
通常エックスサーバーの最安プランX10は無料ドメインプレゼントの対象外なのですが、2016年1月29日18:00までに契約すれば、無料でドメインを1つ貰えます。しかも、サーバー契約中はずーっと無料。
サーバーとドメインを1つの会社(アカウント)に統一出来るのはありがたい。しかも無料だし。
実はこのブログのドメイン、sibatabi.comも無料で頂いたドメインです。
このキャンペーンはちょこちょこやっているみたいなので、キャンペーンのタイミングで契約するのがオススメです。
但し、ドメインを貰えるのは、支払いを済ませてから。
無料ドメインが貰えなかったらムームードメインでのドメイン取得が安くてオススメ!
最後に
以上が、レンタルサーバーとエックスサーバーのメリットについての解説でした。
機能比較してみると、僕が利用しているエックスサーバーのX10は、過剰スペック感は否めません。実際に、ディスク容量も余裕があり過ぎるくらいだし(記事公開当時で922MBの消費)、ブログを50個も作らないし。笑
これから始めて、あまり無理はしたくないというなら、正直ロリポップやサクラサーバーの方が費用面での負担は抑えられるし機能としても十分だと思います。
ですが、サクラサーバーから、途中でエックスサーバーに移転した経験を話すと、移転作業は結構面倒くさいです。慣れていないと、リスクも伴いますしね。
収益性も考えて先を見据えたブログ運営をしていくなら、料金に対してメリット、スペックのコストパフォーマンスが抜群なエックスサーバーをオススメします。
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