スカイスキャナーで航空券を検索していると、最安航空券を出している旅行会社の中でも「Tripsta」という会社の存在が目立ちます。
先日、キューバ行きの航空券を探している時に、この「Tripsta」が最安だったので、実際に予約を進めてみたところ、途中で全然安くないということに気が付いたので、情報をシェアしておきます。
スカイスキャナーについてはこちら。
「Tripsta」とは
「Tripsta」欧州最大のオンライン旅行代理店のひとつ、Tripsta S.Aが運営する航空券予約サイトで、現在は45ヶ国でサイトを展開しているようです。
「毎年100万人の旅行者が私達のサービスを利用しています。1日の利用者は1900人。Airbus A380旅客機が満員になるほどです!」と謳っています。
一応大手の会社なようなので、詐欺に遭うということはなさそう。
「Tripsta」が実は格安ではない理由
まずはスカイスキャナーで料金を見てみましょう。
2016年5月28日出発のキューバ行きの航空券は未だに「Tripsta」が最安です。
では、実際に「Tripsta」の予約画面に進んでみます。
こちらが「Tripsta」の予約画面。
スカイスキャナーでの料金が「80,186円」だったのに対し、こちらでは「80,185円」と謎の1円のズレが生じています。
とは言え、この時点でも最安なのは間違いないです。
オプション
ここからまずは、怒涛のオプション地獄が始まります。
まず最初は、保険のオプション。
無視して、「次へ」をクリックすると、
ホップアップで強く推奨してきます。笑
しかも、「返金保証を追加する」のリンクは、しっかりとボタンのデザインにされているのに、「返金保証なしで続ける」は文字にリンクを貼っているだけというあからさまな態度。笑
パッと見、返金保証を追加しないと進めないかと思った。
そして次は通知サービス。
こんなもん要らん。
最後に顧客サポート。
これも不要ですね。自分で航空会社にリクエストすれば良いし。
それに、カスタマーサポートは英語のみの対応なのでかえって面倒くさいことになりそう。笑
でも、自分で出来ないなら、ちゃんとお金を払ってサービスを受けてねって姿勢は嫌いじゃないです。
欧州の会社ならではって感じですね。
日本では、サービス業に無料で多くのことを求め過ぎですよ。ホント。
クレジットカード手数料
最後に支払いの手続きです。
で、ここが落とし穴。
今回一番伝えたいところです。
カードの種類を選択すると、クレジットカードの決済手数料が加算されます。
5%くらいですが、航空券が高いと結構な金額になってきます。
今回は、4,009円の加算なのでそれを含めると、スカイスキャナーでの最安料金ではなくなります。
そして、カードの種類は、「Visa」「American Express」「Diners Club」「JCB」「Visa Debit」「Mastercard Debit」の利用が出来ますが、手数料が掛からないのは「Mastercard Debit」のみなので、ほぼ手数料が掛かって良いかと思います。
また、航空券によって使えるカードの種類も異なるようです。
最後に
オプションについては、全部無視すれば良いだけの話ですが、最後の最後に決済手数料で大幅に値上げされるのは頂けないですね。
スカイスキャナー上の競争に勝つ為なんでしょうけど。
この決済手数料のおかげで、結局、今回のキューバ行きの航空券は「サプライス」で購入しました。
「サプライス」は逆に、スカイスキャナー上の料金に反映されていないサイト独自の割引があるので、オススメです。
コメントする
コメント一覧 (2件)
バンコクから台湾までのフライトを購入しようとして
Agodaからtripstaへ飛んで往復29,735円でした。
エクスペディアよりも安い。
しかし何か落とし穴があるか調べたら案の定、カード手数料でがつんと値上がり。
€263.51・・・VISAカードが一番安く、それでも合計料金は調べていたどこよりも高い設定になりました。こわいこわい。すぐにキャンセルしました。
Surpriceは残念ながらバンコクー台湾は無かったですが、他のフライトを購入する時に使用してみたいと思います。
owlさん
コメントありがとうございます。
旅行会社も比較サイトで目立つように色々工夫(悪知恵ですかね。笑)しているみたいですね。
消費者サイドからしてみたら無駄な時間が取られて迷惑ですけど・・・。
Surpriceは日本発着がメインのようなので、
日本から海外に行かれる際に是非見てみてください。