グアダラハラに来た目的はテキーラ村のツアーに参加すること。
グアダラハラからツアーに参加することも出来ましたが、僕らはテキーラ村までバスで行き現地でツアーに参加することにしました。
※為替レート(2016年6月時点)
1ペソ≒5.68円
グアダラハラからテキーラ村への行き方
旧バスターミナルの場所
グアダラハラからテキーラ村へは、旧バスターミナルからバスが出ています。
この旧バスターミナルなんですが、ネット上で情報を探してもイマイチはっきりとした場所がわからなかったので、地図を貼り付けておきます。
この星のあたり。
旧バスターミナルの名称は「Antigua Central Camionera」で、maps.meにも記載されています。
これが「Calle Los Angeles」沿いの入り口。
バスターミナルに入場する時に0.5ペソ(約3円)掛かります。
テキーラ村行きのバス
テキーラ行きのバスを出しているバス会社のオフィスは、Calle Los Angeles沿いの入り口から入って一番手前にあります。
名前は「Tequila Express」
テキーラ村ありきのバス会社です。笑
一応、他のバス会社も聞いて回りましたがテキーラに行くのはこのバス会社のみのようです。
チケットを購入。11:30発のバスに乗ります。
料金は片道85ペソ(約483円)ですが、往復で購入すれば140ペソ(約795円)なので往復での購入がお得。
席は指定ではないので、帰りたい時に帰って来れます。
これが「Tequila Plus」のバス。
ロゴがいかにもテキーラ。笑
バス内はこんな感じ。
エアコン付きでした。
モニターで現地のドラマだか映画も流れてました。
途中、物売りが乗り込んできたのでポテチを買いました。
10ペソ(約57円)
このポテチ、屋台とかでよく売ってるんですが、チリソースとライムを掛けてくれてなかなかうまいです。
途中、いろんなところに停車しながらテキーラ村のターミナル(バス会社のオフィス)には2時間掛けて着きました。
余談ですが、このオフィスのトイレは無料で使わせてもらえます。
メキシコの公衆トイレは、どこもお金を取られるのでありがたい。
そして、帰りのバスの時刻表はこちら。右側です。
17:00の後は20:00と時間が空いているので注意です。
先に言ってしまうと、僕らは13:30に着いてツアーに参加してギリギリ17:00のバスで帰ってきました。
でも、テキーラ村はグアダラハラより良い感じの街なので、こっちで夕飯とか食べて20:00のバスで帰って来てもいいかもしれません。
テキーラ村
テキーラ村は観光地ということもあってか、かなり整った街でした。
グアダラハラが面白味の無い街だったので、僕らはこっちの方が気に入りました。
こぢんまりとしていて、なかなか良い街です。
メインの通りには、テキーラ関係のお土産物もたくさん売っています。
テキーラ工場見学ツアーに参加
テキーラ工場見学ツアーに申し込み
さて、当てもなくテキーラ村まで来てみましたが、ここでテキーラ工場見学ツアーに申し込まなければいけません。
少し聞いて回ったら、OXXO(コンビニでオクソと読みます)に行ってみなと言われたので、言われた通りにOXXOへ。
OXXOの前にオレンジのシャツを来たツアーの客引きがいました。
話を聞いてみると、テキーラ市内観光とテキーラ工場見学で1人200ペソ(約1,136円)
市内観光はスペイン語、テキーラ工場見学は英語のガイドが付くそうです。
スペイン語がわからなくて、身振り手振りで探すのが面倒臭くなったのでこのツアーに決めました。
この客引きは英語が話せます。
そして、テキーラ工場への送迎、市内観光で使うバスがこちら。
テキーラ観光丸出しです。笑
テキーラ工場見学
今回ツアーで訪れた工場はこちら。
入場します。
工場内は女の子の英語ガイドが付いて、製造工程を一つ一つ丁寧に教えてもらえました。
他のツアー客が全員スペイン語圏の人たちだったので、僕ら2人に専属のガイドでした。
まずこれが、テキーラの原料となる「アガベ」です。
こんな感じで栽培されています。
テキーラ村周辺は一面アガベ畑です。
最初の工程で、アガベをこのような釜で蒸します。
蒸されたアガベは次の工程で、粉砕。
使えない部分のカスは、ここで排出されます。
アガベのカスは再利用されるようです。
そして、次が発酵過程。
蒸したアガベのエキスに砂糖を加えて発酵させます。
この工程で蒸したアガベを食べさせて貰えました。
繊維の塊なので、しゃぶり付く感じです。笑
洋酒のような風味もして甘くて美味しいです。
そして、2度の蒸留工程を経て、テキーラの出来上がりです。
ここでは、アルコール55%のテキーラを試飲させて貰えました。
一瞬で胸が熱くなりました。笑
最後に熟成工程を見せてもらって工場見学ツアー終了です。
日本で売られているテキーラの色は透明なもののイメージがありますが、メキシコに来て茶色いウイスキーのような色のテキーラも多く見かけます。
この違いを聞いてみたら、熟成させる期間の違いだそうです。
長く熟成されると琥珀色に変わり段々と濃くなるようです。
ウィスキーと一緒ですね。
ツアー終了後は、工場内にあるテキーラショップでテキーラを購入出来ます。
街中で買うよりもいくらか安いようですよ。
もちろん、購入前に試飲も出来ます。
僕らは、飲み過ぎて味の違いがよくわからなくなりました。笑
隣のベンチで他のツアー客を待っていたら、スタッフっぽいおじさんに呼ばれてこんな写真を撮ってくれました。笑
市内観光
市内観光は名ばかりで、あまり時間を取られていませんでした。笑
まずは、工場見学前に工場の隣にあるこちらの洗濯場。
40年ほど前に利用されていたようです。
水は火山からの湧き水を引いているようです。
工場見学後に、運良くテキーラ列車を見ることも出来ました。
この列車で大量のアガベを運んでいるようです。
あとは、ツアー発着地と工場の間を移動する時に、途中にある工場等の前で停車しながら簡単に紹介されるだけ。
そして、スペイン語なので何を言っているかわかりません。笑
そしてツアー終了です。
このツアーはこの広場から出発するようなので、OXXOでは無くてもこの広場にくれば参加出来ると思います。
グアダラハラへ
グアダラハラへは、17:00のバスで帰りました。
ですが、この時間帯はグアダラハラ周辺の道が凄く混み合って2時間半も掛かってしまいました。
テキーラ村でゆっくりとご飯でも食べて、20:00のバスで帰ってきた方が良さそうですね。
グアダラハラ発のツアーについて
最後にグアダラハラ発のツアーについて。
宿で販売しているツアーの料金は450ペソ(約2,556円)だったので、個人でテキーラ村まで行って現地でツアーに申し込んだ方が金額的には安く上がりました。(1人当たり355.5ペソ:約2,019円)
ですが、現地発ツアーだとアガベ畑の見学が無かったり、手間が掛かったりするので、これくらいの差なら大人しくグアダラハラ発のツアーを申し込んだ方が良いかもしれません。
でも、テキーラ村でのんびりしたかったら個人で行くのがオススメ。
また、グアダラハラのサンフランシスコ教会付近でツアーの客引きがチラホラいて値段を聞いてみたら最安が250ペソでした。
でも、これはテキーラ村まで行かずにグアダラハラ近くの工場に行って帰って来るだけっぽかったです。
所要時間は3時間だそうなので、テキーラ村まで行って帰って来るのは不可能です。
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