エクアドルの穴場な観光地バニョス。ここには、ハイジのブランコと温泉の2大人気スポットがあります。
今回は、ハイジのブランコと温泉、そしてバニョスの街について紹介したいと思います。
※為替レート(2016年11月時点)
1ドル≒104.1円(エクアドルの通貨は米ドル)
ハイジのブランコがあるツリーハウス「Casa del Arbol」と行き方
まずは、ハイジのブランコです。
ハイジのブランコと言えばオープニングに出てくるこれですよね。このロープはどこに繋がってんだ?とか、アニメだな。とか、一度は何かしらの突っ込みを入れたことがある人も少なくないはず。
ですが、エクアドルのバニョスに、このハイジのブランコがあったんです。
ハイジのブランコまではバニョスの街からバスで行くことが出来ます。
バスの乗り場は、バスターミナルから西に2ブロック、南に3ブロック行った「Pastaza通り」と「Rocafuerte通り」の交差点。maps.meにも載っています。
写真のバスがハイジのブランコがある「Casa del Arbol」と言うツリーハウス行きのバスです。
出発時間は、6時、11時、14時、16時発の4便です。僕らが行った時はそれに加えて13時発もありました。
帰りのバスは現地発が、8時、13時、16時、18時発。帰りも14時発が追加されていました。
僕らは11時のバスに乗ったんですが、バスは満員で乗客の8割が観光客でした。
「Casa del Arbol」までは1ドル(約104円)
50分ほど掛かって「Casa del Arbol」に到着。距離自体はそんなに遠くないんですが、山道ということもあって結構時間が掛かります。
「Casa del Arbol」までは、この坂道を道沿いに登っていきます。
この看板を右です。
小屋に着いたら、ここで1ドル(約104円)の入場料を支払います。
小屋を抜けると目の前には、大きな広場が広がっています。
周りにはたくさん山があって景色も抜群です。
火山もすぐそば。
広場の奥に行くとツリーハウス「Casa del Arbol」があります。
このツリーハウスは昔、火山の観測所だったようで、今も実際に中に入ることが出来ます。眺めは正直良く無いですが秘密基地感がちょっと良いです。
そして、このツリーハウスの両側にブランコが付いていて、これに乗って上手く写真を撮れば、ハイジのブランコのようになるわけです。
この通り。乗っているのは少女ではなく、おっさんの私ですが、これは間違いなくハイジのブランコです。
火山を背景に撮っても良い感じですね。
写真を撮っても良い感じですが、このブランコは乗っていても楽しいです。絶景に向かって飛び出すので、もの凄く気持ちが良い。
ちなみに、この下は急な斜面になっていますが、まぁ落ちても何とかなります。笑
でも、ちゃんと落ちないようにブランコと前の後ろにロープを掛けられるので安心してください。
そして、この広場には「Casa del Arbol」以外にもう1つブランコがあります。
こっちのブランコでもこの通りハイジのブランコ感が出ます。
「Casa del Arbol」のブランコのように影が出来ない分、こっちの方が写真写りは良いかもしれないです。紐を出来るだけ長めに写すのもハイジ感を出すポイントです。
あとは、「Casa del Arbol」のブランコは結構混むのでこっちの方がすぐに乗れます。
あとは、こんな遊具もありました。
もちろん遊びました。これも結構楽しいです。年甲斐もなくはしゃいでしまいました。笑
この広場にはレストランもあるし、景色も良いので、帰りのバスの時間を遅らせて少し長めに滞在しても良いかもしれません。欧米人達はビニールシートを持ってきてピクニックをしてました。
バニョスの公共温泉「Bañeario de la Virgen」
バニョスはエクアドル内でも温泉街として有名です。
温泉と聞いて日本人の心が揺れないわけが無く、僕らももちろん行ってきました。街中から見えるVirgen滝を目指して歩けば、その麓に公共温泉「Bañeario de la Virgen」があります。
料金は昼が2ドル(約208円)、夜が3ドル(約312円)です。その他にもプールキャップの着用が必須で、レンタルする場合0.5ドル(約52円)のレンタル料が掛かります。
また、もちろん裸では無く水着での入浴になります。
さすがに温泉内で写真を撮る勇気は無かったので、温泉内の写真は無しです。ですが、日本の銭湯や温泉とは違って、公共プールをイメージして貰えれば良いと思います。
温度も熱めで、めちゃくちゃ気持ち良かったです。気付けば半年ぶりの湯船だったんですが、久しぶりに入ってみたら温泉のリラックス効果が半端じゃ無いことに気付きました。やっぱり日本人に温泉は欠かせないですね。
ちなみに夜はこんな感じに滝がライトアップされています。なんで緑のライト使っちゃうんでしょうね。
温泉に入るまでの流れ
①入場料を支払って温泉内へ。
↓
②売店でプールキャップを借りる。
↓
③黄色や青のカゴを持って更衣室兼シャワー室で着替え&シャワーを軽く浴びる。(シャワーと言うかお湯が垂れ流しになっています。)
↓
④カゴに荷物を全部入れて、温泉横の窓口?にカゴごと預ける。
↓
⑤入浴!
入浴前のシャワーは必須なので忘れずに。
また、先ほど公共プールのようと言ったように、更衣室内はビチャビチャなのではじめからビーチサンダルで行った方が良いです。ビーチサンダルなら預け無くても、温泉横に置いておくところがあります。
あとは、荷物も出来るだけ少なく濡れても良いようなものが良いです。荷物を入れるカゴが最初から濡れてるので。
長湯するなら水も忘れずに。
バニョスの街について
最後にバニョスの街について。
バニョスの街自体は、小さくてそんなに見所もありません。
メルカドがあってここでご飯を食べられます。
一番安いプレート。これで2.5ドル(約260円)でした。バスターミナル周辺のレストランなら同じくらいの値段でスープとジュースも付いてくるのでそっちの方がコスパが良いかも。
ただ、この手前の丸い、芋を潰して焼いたやつはめちゃくちゃ旨い。エクアドルでは結構食べられます。
また、メルカド周辺は観光客向けの通りになっているので、この辺のレストランだと1食5ドル(約521円)くらいしてしまいます。
メルカドの南側にスーパーもあるので、自炊するのもアリだと思います。
ちなみにメルカドは夜の6時に閉まります。
あとは、メルカドと温泉の間くらいにある教会が結構オススメ。
この教会が綺麗で、壁にはバニョスの歴史を描かれた絵が飾ってあります。
そして夜のライトアップがなかなかに綺麗。このライトアップを眺めながら公園で風呂上がりの一服をするのが結構良いです。
イピアレスのラス・ラハス教会もこんなライトアップにしたら絶対綺麗だったのに・・・。
ちなみに、夜になるとこの教会横に屋台も出てました。食べていませんが、1プレート料理で安いんじゃ無いかと思います。
とまぁバニョスの街についてはこんなところです。特に見所も無いので書くこともあまりありませんでした。
最後に
バニョスの街自体は正直やることはありませんが、ハイジのブランコと温泉の2大スポットのために足を運ぶ価値は十分にあると思います。
また、バニョスの街からは、アマゾンツアーやラフティング等のアクティビティも割と安く参加出来るのでそういったものに参加しても良いかもしれません。アマゾンツアーは1日ツアーで25ドル(約2,603円)だったので割と安いと思います。
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