エルサルバドル旅のまとめです。
※為替レート(2016年9月時点)
1ドル≒100.53円(エルサルバドルの通貨は米ドル)
エルサルバドルのトラベルデータ
【滞在期間】2016.9.30 – 10.3(4日間)
【滞在都市】サンサルバドル、サンミゲル
エルサルバドルの基本情報
一般事情
【国名】エルサルバドル共和国
【首都】サンサルバドル
【面積】21,040平方キロメートル(九州の約半分)
【人口】約611万人
【民族】スペイン系白人と先住民の混血約84%、先住民約5.6%、ヨーロッパ系約10%
【言語】スペイン語(公用語)
【宗教】カトリック教
経済事情
【主要産業】軽工業(輸出向け繊維縫製産業)、農業(コーヒー、砂糖等)
【GDP】258億5,000万ドル
【1人当たりGDP】4,001ドル
【経済成長率】1.9%
【消費者物価上昇率】1.9%
【失業率】7%
上記は外務省のデータを参考にさせて頂きました。
エルサルバドルの旅行情報
【通貨】米ドル
【換算レート】1ドル≒100.53円(2016年9月時点)
【電圧】110V/60Hz
【プラグ】日本と同じAタイプがほとんど。
【時差】日本より15時間遅い。日本が夕方6時の時、エルサルバドルは朝の3時。
エルサルバドルの治安
今回訪れたサンサルバドル、サンミゲルについては、街の雰囲気は至って普通。特に治安の悪いような印象は受けませんでした。但し、エルサルバドルには大きな犯罪集団が2つも存在していて、そういった意味で治安が悪いようです。
海外安全ホームページを見てみると以下のような記述がありました。
けん銃、刃物等の銃器を使用した殺人、強盗、車両強盗などの凶悪事件は、首都サンサルバドル市を中心に国内各地で多発しています。中でも殺人事件は発生件数の約77%が銃器を用いたものと言われています。
さらに、近年、「マラス」による犯罪が急激に増加しており、大きな社会問題になっています。「マラス」とは、青少年凶悪犯罪集団の総称で、特に「マラ・サルバトゥルーチャ(MS)」及び「マラ18(M18)」がエルサルバドルにおけるマラスの二大勢力です。これら組織間の抗争に一般市民が巻き添えになる事件が毎日のように発生しています。「マラス」の構成員は、全国に存在しますが、特に各県の中心都市の旧市街(セントロ)及びその周辺での犯罪行為が多発しています。引用:海外安全ホームページ
また、首都のサンサルバドルについては以下のように記述してありました。
全国の殺人事件の約3分の1が首都サンサルバドル市で発生し、なかでも、旧市街(セントロ地区)では、全国の強盗・窃盗事件の約25%が発生しています。旧市街には、古い教会、劇場等の観光名所があるため、多くの旅行者が訪れていますが、旧市街地に近い大型ショッピングセンター(メトロ・セントロ)より東及び北方面に当たる一帯(イロパンゴ市、ソヤパンゴ市、シウダ・デルガード市、メヒカーノス市)では、殺人、強盗、恐喝、暴行、性犯罪、ひったくり、麻薬売買等の犯罪が多発しています。これらの地域への立入りは可能な限り避けてください。やむを得ず立ち入る場合には、人通りの少ない路地や危険と思われる場所には近づかないようにしてください。また、旧市街付近にある公園内では、昼間でも殺人、強盗、窃盗、恐喝、暴行、性犯罪、麻薬売買が発生しているので立ち入らないでください。
旧市街付近は安宿が集中して所在しているためか、日本人旅行者が危険な地域と認識することなく、宿泊先を求める例が多いようです。しかし、最近日本人旅行者の事件・事故の多くがこの地域で発生していますので、旧市街付近での宿泊は避けるようお勧めします。また、やむを得ずこの地域に宿泊する場合も(それ以外の地域に滞在する場合も)入口に銃を所持するガードマンが配置された、警備が厳重なホテルに宿泊するようお勧めします。引用:海外安全ホームページ
十分に警戒はしていましたが、こうして見ると結構ヤバい国ですね。無事に脱出出来て運が良かったです。これからエルサルバドルへ行かれる方は十分に注意してください。
微笑みの国エルサルバドル
とは言え、一般の人たちはみんな陽気で物凄く優しかったです。
屋台でご飯を食べていると、必ずと言って良いほど話しかけてきてくれるし、目が合えばみんな笑顔を振りまいてくれます。
微笑みの国と言えばタイですが、僕はタイ以上にエルサルバドルを微笑みの国として推したいです。
治安が改善すれば、きっと旅が楽しい国になるのは間違いないと思います。
エルサルバドルの旅に掛かった費用
ドル | 日本円換算 | |
食費 | $31.73 | ¥3,190 |
宿泊費 | $46 | ¥4,624 |
交通費 | $19.76 | ¥1,986 |
合計 | $97.49 | ¥9,801 |
※2人で使った金額です。
エルサルバドルの旅で掛かった費用は9,801円でした。旅をした期間は4日間なので、1人1日の平均出費は約1,225円となります。激安でした。
気付けばエルサルバドルでは主要の食費、宿泊費、交通費以外使っていなかったので、それが費用を安く抑えられた要因だと思います。
食費
1食1〜2ドルくらいで済ませられると思います。今回はププサ以外に大したものを食べていなかったので安上がりでした。
ププサについては以下の記事で紹介しています。
宿泊費
今回泊まった宿の料金はマチマチで1泊1室7~20ドルくらいです。サンサルバドルではTICAバス運営のホテル以外に泊まれば割と安いと思います。あそこは足元を見ているのか無駄に料金が高かったです。まぁ安全を買う意味ではやむを得ない。
サンミゲルの宿は疑うほどの破格で泊まれました。
安宿情報はこちら→エルサルバドルの安宿
交通費
エルサルバドルは国土が小さく、1回の移動距離も短いので料金も安く抑えられました。ホンジュラス国境→サンサルバドルが1.75ドル、サンサルバドル→サンミゲルの移動が3ドルでした。格安です。
バス・ルートの詳細はこちら→エルサルバドルのルート
ドル、セント以外の通貨単位「コーラ」を覚えておこう
エルサルバドルの通貨は米ドルですが、買い物をする時にはよく「コーラ」と言う単位が利用されています。
1コーラは0.25ドルなので、0.25ドルの物は1コーラ、0.5ドルの物は2コーラと呼ばれます。
ちなみに、飲み物のコーラは、「コカ」と呼ばれていて、コーラを買う時は1コカが2コーラみたいな言い方をするので慣れるまではややこしいです。笑
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