ベリーズの海にはマナティがいます。そう。あの人魚のモデルになったというマナティです。
そして、僕らが滞在しているキーカーカーからは、なんと野生のマナティに会えるシュノーケルツアーが主催されているんです。
ベリーズの目玉と言えばブルーホールですが、あまりに料金が高く諦めざるを得なかったので、その代わりにこのシュノーケルツアーに参加してマナティに会いに行くことにしました。
今回はそのシュノーケルツアーについて紹介したいと思います。
※為替レート(2016年8月時点)
1ベリーズドル=0.5米ドル≒51.5円
マナティ・シュノーケルツアーの申し込み
今回、マナティ・シュノーケルツアーを申し込んだのはこちらのショップ「Anda De Wata Tours」
宿泊していた宿の2、3件北に行ったところにあります。
ショップスタッフも親切なのでオススメです。日本人ツアー客の受け入れもしているそうですよ。
今回申し込んだのは「Hol Chan Tour」と言う1日ツアー。ホールチャン海洋保護区でシュノーケルを出来るツアーで、マナティ以外にもサメとウミガメも観れるそうです。またサンペドロでの昼食&散策付き。
料金は130ベリーズドル(約6,695円)で、申し込みと一緒にデポジットの20ベリーズドル(約1,030円)を支払います。残りはツアー当日でオッケー。
マナティだけを観に行く半日ツアーもあったんですが、半日ツアーの場合はシュノーケルで一緒に泳げるわけではなく、船の上から眺めるだけみたいです。他の会社で申し込む場合もマナティと一緒に泳げるのかをキチンと確認した方が良さそう。
マナティ・シュノーケルツアーに出発
ツアー当日は10時15分にショップに集合して、残りのツアー代の支払い、シュノーケルセット・フィンのサイズ合わせをします。
また出発前に、昼食をチキンブリトー、チキンタコス、ベジタブルブリトーから選択して手配して貰います。全員チキンブリトーだったので僕はチキンタコスを選んでみました。
ボートは小さめで、トイレは付いていません。なので催したら海の中で。カンクンのアクティビティでもはや慣れました。笑
出発です。ボートが小さい割にはあまり揺れませんでした。
1本目:何かが沈んだ謎のスポット
今回は4箇所のポイントでシュノーケルを楽しみます。1本目は何かが沈んだ謎のスポット。
この沈んだ物体の近くには魚の群れもいるんですが、シュノーケルだとここまで潜るのが結構キツイ。浅いポイントにはほとんど魚はおらず、クラゲが大量発生しているだけです。
あんまり面白みのないポイントでした。
セノーテでシュノーケルで潜る練習をしまくったので、これだけ潜れるようになりました。フィンがあると楽に潜れて良いですね。
2本目:ホールチャン海洋保護区
2本目はホールチャン海洋保護区です。
このポイントでは、ガイドの後についてホールチャンをぐるっと一周してきます。
海に入ってみると、早くもボートの下の陰に魚たちが潜り込んでいました。
泳ぎ始めてすぐにエイも発見。岩にもたれ掛かって休んでいるのが可愛いです。
サンゴの周りに小魚もたくさん居ます。
この後少し深めのポイントまで行くんですが、そっちは透明度も低く魚もあまり居ませんでした。
昼食&サンペドロ散策
ホールチャン海洋保護区の後は、サンペドロに上陸して昼食タイムです。
海沿いのレストランで昼食を食べます。
注文しておいたタコス。めちゃくちゃ美味しかったです。
何となくドリンクも頼んどいた方が良い雰囲気だったので、コーラとパイナップルジュースを注文。2つで7.5ベリーズドル(約386円)だったので思ったほど高くありませんでした。
昼食後は1時間弱ほど自由時間があるので、サンペドロを軽く散策します。サンペドロはキーカーカーと違って道路も整備されていて、ちゃんとした街でした。
オシャレそうなお土産屋もあります。
キーカーカーでは走っていない自動車もありました。
公園も何だかしっかりしてる。
海沿い。ハリケーンの影響なのか桟橋がボロボロ。キーカーカーの海沿いよりは水が綺麗な気がします。
3本目:サメと泳げるスポット
サンペドロの散策も終わって、午後の1本目はサメがウヨウヨいるスポットです。
ポイントに到着するとこんな状態。正直ちょっと怖い。笑
潜ってみるとこんな感じ。危害を加えられないのはわかっているんですが、近付かれるとやっぱり怖いもんです。。
と思っていたら、ガイドがサメを手懐け始めました。
サメも大人しくしているので触ることが出来ます。サメ肌でブヨブヨしてました。笑
相方はシュノーケルを外してキスもさせて貰ってました。
ある程度遊んだら優しく帰してあげてました。
このポイントは終始自由行動なので、1匹のサメの後を付けてみたらサメがたくさん休憩しているスポットに出くわしました。
その後もフラフラしていたらまたエイがいました。何だかありがたみがなくなってきます。
4本目:マナティポイント
サメのポイントでも既に大興奮だったんですが、いよいよマナティポイントへ移動します。
マナティのポイントはガイドに付いて行って、マナティを見つけたらみんなで遠くから眺める感じになります。
で、何と泳ぎ始めて数分でマナティ発見!
これがマナティです!
みんなでフワフワ浮きながらマナティを眺めます。か、可愛い。
前足?ヒレ?を使って海底をトコトコ歩く姿がまた可愛い。
その後、なんと3頭並んで現れました。こりゃスゲェ。。
そして極め付けはこれ。僕らの方に向かって泳いでくるではありませんか。
マナティは前ヒレを片方だけ動かして方向転換をするんですが、その姿がまるでこっちに手を振っているかのようです。感動です。
顔もブサイクと聞いていましたが、そんなことはありません。可愛いじゃないですか。
ちなみにこれだけガッツリ現れてくれましたが、マナティを観られる確率は100%では無いらしいです。この後会った旅人はマナティのためにベリーズまで行ったのに、観られなかったそうですよ。今回は本当に運が良かったようです。
この後マナティポイントで自由行動になったんですが、またまたエイがいました。最初は可愛いとか言ってましたが、マナティの後だと存在が霞んで見えます。笑
帰りはフルーツを出してくれて、これを食べながら帰港します。
最後に
今回マナティツアーに参加してみて、無事大量のマナティを観ることも出来て大満足なツアーでした。昼食付きで丸1日遊べて130ベリーズドル(約6,695円)ならコスパはかなり良いと思います。
あ、そういえばウミガメも観れるって言ってたのに観れませんでしたね。まぁ生き物相手なのでこればっかりはしょうがない。ウミガメはアクマルビーチでたくさん観たので今回は我慢しましょう。
以上、マナティ・シュノーケルツアーでした。
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