クスコから人気急上昇中の絶景「レインボーマウンテン」へ行ってきたので紹介します。
標高5,000mを越えるところまでトレッキングするので、肺がかなりキツかったですが、ツライだけあって大満足の景色を見ることが出来ました。
マチュピチュに比べたらツアー代も安いもんなのでオススメです。
※為替レート(2016年11月時点)
1ソル≒33.5円
レインボーマウンテンツアーでオススメの旅行会社
レインボーマウンテンには個人で行くことが出来ないため、必ずツアーに参加する必要があります。
クスコの旅行会社を何件か尋ねてみて、ツアー代金は大体70〜85ソル(約2,345〜2,848円)が相場でした。どこも基本的に朝食とビュッフェの昼食、ガイドが付きます。また、ツアー代以外に現地で別途入域料10ソル(約335円)も必要です。
そして、最後に見つけた旅行会社「Ventigo Travel Peru」
ここが最安で、入域料込みで80ソル(約2,680円)でした。韓国人が多く利用している旅行会社のようですが、日本人価格ということでこの料金を提示してくれました。
しかもツアーの説明もめちゃくちゃ親切だったので、即この旅行会社で申し込みを決めました。
場所はアルマス広場(Plaza Mayor del Cusco)の西側の道路を少し北に行ったところです。星のあたり。
伝票には集合場所、ツアー代金に含まれるもの・含まれないものを丁寧に書いてくれました。これで現地で入域料をまた請求されても大丈夫そうです。
また、今回の集合場所はアルマス広場のマックだったんですが、最近はツアーの参加者が多くピックアップ時にごちゃ混ぜになることがあるからとツアー会社の名刺もホッチキスで止めてくれました。優しい。
絶景レインボーマウンテンへ
レインボーマウンテンのツアー当日。
集合時間は朝の3時半。外はもちろん真っ暗。治安を心配していたんですが、早朝と言うより前日の夜中という感じで、アルマス広場周辺は酔っ払った人たちで溢れていましたが、特に問題は無かったです。
勢い余って集合場所のアルマス広場のマックには3時過ぎに到着。ガイドがピックアップに来たのが3時45分だったので30分以上寒空の中待たされました。
バスに乗り込んだ後、色んなホテルに他のツアー参加者をピックアップに行って、結局クスコを出発したのが4時半前。
バスに乗り込んですぐに寝てしまって気付いたら小さな村に着いていました。時間は7時半くらい。
この村で朝食を食べるようです。
ツアー参加者用のテント。このテント内が食事スペースになっています。
ちなみにみんな並んでいるのがトイレ。ドアは無くて布で仕切られているだけ。ボットン便所なのでお釣りも飛んでくるようです。笑
この後トレッキングを開始してすぐのところにもトイレがあるので、そっちの方がまだマシかも。
汚い話の直後で申し訳無いんですが、こちらが今回ツアーで出た朝食です。パンに卵焼き、紅茶、コーヒーでした。パンは甘みがあって結構美味しかった。ペルーに入って食べたパンで一番美味しかったかも。卵焼きも焼きたてなので温かくて美味しいです。
ツアーによっては寒空の下でパンを齧るだけだったりするようなので、これは完全に当たりですね。
そして朝食後、またバスで少し移動します。途中道が悪くてバスを降ろされました。
トレッキング開始位置に到着。すでに絶景です。
ここでガイドの説明を受けてトレッキング開始。レインボーマウンテンを目指して歩き始めます。
この時点で8時半過ぎ。ツアーのスケジュール的に11時半から12時には下山を開始しないといけないため、あまりのんびりは登っていられません。
体力に自信がない方は、馬に乗ることも出来ます。ここからだと片道40ソル(約1,340円)でした。ちなみにスペイン語で馬はカバジョです。
ちなみにこのスタート地点で標高は既に4,000mを越えています。最高で5,000mを越えるところまで行くので僕らは予め高山病の薬は飲んで、更に高山病に効くコカキャンディーも持参してきました。
あとは水分も多く摂取した方が良いので、水のペットボトルも忘れずに。
話は逸れましたが、レインボーマウンテンへ向けてトレッキング開始です。
朝食会場でツアー参加者がガイドにわかりやすいようにオレンジ色のジャケットを配られました。このオレンジの人たちはみんな同じツアー参加者です。
少し歩いて入域料を支払うポイントに到着。特にトラブルも起こること無く通過させて貰えました。
そしてすぐに最初の長い上り坂です。
平地でさえも話しながら歩くだけで息が切れるので、上り坂は結構しんどいです。馬もさすがに息が切れています。かわいそう。
坂の途中にアルパカの群れを発見。
可愛い。疲れが癒されます。
坂の途中で後ろを振り向いてみたら、これまた絶景でした。
長い長い坂を登りきったところに売店がありました。
ここに最後のトイレポイントがあります。この先はトイレが無いので注意です。
ちなみに1回目は入域料を支払うポイントの近くにあります。
そして、なんとここまで来たらレインボーマウンテンまではあと半分。なんならレインボーマウンテンも見える距離です。この左奥、雲の陰になっている山がレインボーマウンテン。
ただし見えるからと行って近いわけではなく、何度も坂を登って更に標高が上がっていきます。
ここからもアルパカや
背後の絶景に癒されながら先に進みます。
最後の一踏ん張りというところで相方は馬を借りて颯爽と先に行ってしまいました。料金は15ソル(約503円)でした。
最初は頑張って付いて行ってたんですが、この辺まで来るとさすがにすぐに息が切れてしまって付いていけませんでした。
馬も凄いけど、あのペースで行ったり来たりしてるおばちゃんが凄過ぎる。しかもサンダルだし。
やっと追い付いたと思ったら、馬はここまでだったみたいです。思ってたよりだいぶ手前で降ろされるみたいです。
そしてもう一踏ん張り。この辺の坂道は10m歩く毎に一息入れないとしんどかったです。
レインボー感が出てきました。ここを登り切れば絶景が待っています。
登り切りました。ちょっと近過ぎますね。ということで、更に向かい側の山に登ります。
ちなみに、この時点で10時半過ぎだったので、ここまで2時間で登ってくることが出来ました。
また、ここからはめちゃくちゃ冷たい風が吹きつけて、かなり寒くなるので防寒着を着込んでから登ることをオススメします。出来れば手袋もあった方が良いです。僕は手袋無しだったので、写真を撮ってはポケットに手を突っ込んでの繰り返しでした。ポケットの外に1分手を出してたら手が痛くなるくらい空気が冷たかったです。
ハーフパンツだったり、ビール飲んだりしてる欧米人たちは本当に馬鹿なんじゃ無いかと思いました。
そして、そんな寒い中から撮った景色がこちら。レインボーです。
近くの山だけでは無くて、奥までずっと虹色の縞模様になっています。不思議な景色です。キツイなか登ってきた甲斐のある絶景でした。
ちなみに、ここが標高5,000mです。
レインボーマウンテンだけではありません。登ってきた道もこの通り絶景です。
さらに氷河まで見ることが出来ます。僕、何気に氷河って初めて見ました。
頂上には1時間くらい滞在して、11時半くらいにガイドの指示で下山を開始。名残惜しいですが、寒過ぎるし息苦しいのであまり長くは居たくなかったというのが正直な感想です。笑
ただ、やっぱり抜群の絶景なので、ツライですが来る価値はあると思います。ツアー代もマチュピチュに比べたら全然安いですし。
下山後は、またバスに乗って朝食を食べた村まで戻り、ビュッフェの昼食でした。このビュッフェも美味しくて完全に当たりでした。
昼食後に出発して、クスコには18時半頃着きました。
レインボーマウンテンツアーのまとめ
3時半:集合
7時半:朝食
8時半:トレッキング開始
10時半:レインボーマウンテン到着
11時半:下山開始
14時:昼食
15時:クスコに向けて出発
18時半:クスコ着
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