メデジンから、悪魔の岩ピエドラ・デル・ペニョールとカラフルな街として有名なグアタペに行ってきたので紹介します。
※為替レート(2016年10月時点)
1ペソ≒0.035円
メデジンからグアタペへの行き方
グアタペまでは、北バスターミナルからバスが出ています。北バスターミナルは地下鉄Aラインの「Caribe駅」から直結なので、まずは「Calibe駅」を目指します。
メデジンのメトロでは、窓口で料金を支払うと写真のようなカードが貰えます。これがメトロの切符。
料金は2,150ペソ(約75円)で1度の乗車でどこまでも行けます。ロープウェイに乗り換えても料金は一緒です。
そして、この切符は回数券も兼ねていて、例えば2回乗車分の4,300ペソ(約151円)を支払うと1枚のカードで2回の乗車が出来ます。使い方は最初の1回はスイカのように改札でピッとして、2回目は切符のように改札に挿入すればオッケーです。
3回乗車分を支払ったら、最初の2回はスイカ、3回目は切符、のように支払った分を使い切るタイミングで改札に挿入して返却するシステムです。
僕らも最初はよくわからなくて戸惑いました。
このようなシステムなので、複数人で1枚のカードを使うことも出来ますし、多めにチャージしておいて帰りのチケットを買う手間を省いても良いと思います。夕方の5時頃は日本のラッシュ並みに混むので、チケットを買うのも一苦労です。
話は戻って「Calibe駅」に到着です。「Calibe駅」へ南から上がって行く場合は、電車を降りて進行方向に進んだ出口からバスターミナルに入れます。バスターミナルは北側の出口から直結しているということですね。
グアタペ行きのバスを運行しているのはこちらのバス会社。バスターミナル内にはたくさんの窓口があるので、「14番」を探すと早いと思います。
バス料金はこちら。グアタペまでは13,000ペソ(約455円)ですが、今回は悪魔の岩ピエドラ・デル・ペニョールを先に観光するので、LA PIEDRAまでのチケットを購入します。12,000ペソ(約420円)
ちなみに、僕らが訪れた時期は雨季で午前中でないと晴れていないことが多かったので朝早めに出発。7時に宿を出て、8時のバスに乗り込みました。
バスは1時間に1本みたいです。僕らの少し後に来た方が乗った次のバスは9時だったみたいです。
こちらがグアタペまでのバス。小さなバスですが、足元広々で割と快適でした。
グアタペまでは2時間と聞いていましたが、途中人の乗り降りが結構あって結局ピエドラ・デル・ペニョールまでで2時間半掛かりました。
悪魔の岩ピエドラ・デル・ペニョール
ピエドラ・デル・ペニョールでは岩の前までバスは行ってくれず、幹線道路沿いのガソリンスタンド前に降ろされます。
そして、そのガソリンスタンドの奥にある階段から、ピエドラ・デル・ペニョールを目指します。
最初は写真のような階段がありますが、途中からは舗装されていないただの土の坂になります。でも、みんなここから登っていたので間違いは無いと思います。
ちなみに、この辺はメデジンよりも標高が高くなるので肌寒くなります。羽織るものがあった方が良さそうです。
10分くらい登ってやっと岩が見えてきました。これが悪魔の岩ピエドラ・デル・ペニョールです。山ではなく岩なのがポイント。高さが220mもある巨大な岩です。エアーズロックみたいな感じかな。
岩の間の靴ひものように見えるのが頂上まで登る階段です。なかなかしんどそう。
もう少し進むとレストランやお土産屋が並ぶエリアがあります。
その先にチケット売り場があるので、チケットを購入。料金は15,000ペソ(約525円)
ここから頂上を目指してひたすら階段を登ります。階段には25段毎に段数が書いてありました。
頂上までは740段もあるので長い道のりです。標高も高いので息もすぐ切れて結構しんどかった。
岩には意外にもびっしりと植物が生えていました。岩肌丸出しなのかと思っていたので意外です。
そして、20分ほど登って740段目に到着。
そして、頂上からの景色がこちら。湖の中に陸地が入り組んでいて不思議な景色。
個人的には今まで見てきた景色の中でも上位に入る絶景でした。
下りはルートが違うので注意です。
可愛いグアタペの街を散策
ピエドラ・デル・ペニョールの観光を終えて、次にグアタペの街に向かいます。
ピエドラ・デル・ペニョールからグアタペの街までは、岩を降りたところにいたトゥクトゥクで10,000ペソ(約350円)トゥクトゥクと言われましたが、実際にはタクシーだったので快適でした。
5分ほどでグアタペの街に到着。街にある建物はみんなこんな装飾で可愛いです。ディズニーランドみたいなメルヘンな雰囲気。
オウム。
トラック。
ピンクパンサー。著作権的にどうなんでしょうか。笑
鉢植えも可愛い。
ホテルも可愛く装飾されていました。1泊で遊びに来ても良さそうですね。
ホテルの前にはカラフルなトゥクトゥクも停まっていました。
教会も可愛いです。
こんなに可愛いグアタペの街ですが、以前はかなり治安の悪い街だったとか。でも、このような装飾をしてメルヘンな街にすることにより、治安が劇的に改善されたそうです。
確かにこんな街で犯罪をする気にはなりませんね。
後日記事にするメデジンを含めコロンビアは政府が様々な方法できちんと治安維持に力を入れているのが見て取れて好感が持てます。
そして、「カラフルな街」と呼ばれているグアタペの「カラフル部分」に行ってみました。僕はグアタペに来るまで街全体がカラフルなのかと思っていましたが、実際にはカラフルなのは一画のみ。ネットの情報でイメージが先行してしまってダメですね。
これからグアタペへ行く方は期待し過ぎない方がいいですよ。笑
でも、可愛い装飾は街全体に施されています。
さっきの写真の先に進むとこの有名なカラフルな階段があります。周りの建物もカラフルです。
階段の隣のカフェが安かったのでコーヒーを飲んでのんびりしてみました。
1杯2,000ペソ(約70円)で旨からず、不味からずです。
階段の向かい側にはお土産物屋も並んでいました。
グアタペの街は凄く小さいので2時間ほどで観光が終わって遅めの昼食です。
湖沿いのレストランを周ってみたら、お客が少ないのか勝手に値引きをしてくれたので入ってみました。写真の料理はそれぞれ15,000ペソ(約525円)
グアタペは全体的にレストランの物価は高いのでこれでもマシな方です。
でも、ジュースも付いて食べきれないほどのボリュームだったので大満足でした。
ちなみに、この魚はトゥルーチャと言うサーモンみたいな魚です。南米では結構食べられるみたいですね。
グアタペからメデジンへの帰り方
グアタペからメデジンへ帰ります。
バスが1台停まっているだけでバスターミナル感はありませんが、メデジン行きのバスターミナルは湖沿いのレストラン横にあります。
タイムスケジュールと料金はこちら。
30分〜1時間毎くらいで出ていて、メデジンまでの料金は13,000ペソ(約455円)でした。
僕らは15:30発のバスに乗ったんですが、メデジン周辺で帰宅ラッシュの渋滞に巻き込まれて3時間も掛かってしまいました。1時間前のバスに乗った方が普通に2時間で帰れたと言っていたので、少し時間をズラした方が良さそうです。
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