イグアス居住区で泊まった「ペンション園田」が最高の宿だったので、オススメポイントを紹介したいと思います。
夏休みに田舎へ遊びに来た感覚になれて、心の底からリラックス出来る良宿ですよ。
※為替レート(2017年1月時点)
1グアラニー≒0.02円
イグアス居住区の安宿は「ペンション園田」?それとも「民宿小林」?
イグアス居住区には、「ペンション園田」と「民宿小林」と言う2つの宿があります。
最近では、民宿小林の人気が凄まじいようで、南米で出会った旅人では「民宿小林」を選択した人が圧倒的に多く、インターネット上の情報でも「民宿小林」の情報ばかりです。
ですが、僕らは「ペンション園田」を選択。
今回は時間が無くて2泊しか出来なかったため、それならイグアス居住区から離れている「民宿小林」にするよりは、街中にあってイグアス居住区の雰囲気も体感出来る「ペンション園田」にしようということになりました。
結果、これが僕らにとっては大正解。2泊の予定が、無理矢理先の予定を削って3泊しました。笑
時間があれば最低1週間くらいは滞在したかったです・・・。
「ペンション園田」をオススメしたい5つのポイント
①「民宿小林」よりも立地が良い。
「ペンション園田」のオススメポイントを紹介していきます。
まず1つ目は、先ほど言った通り「立地の良さ」です。
「民宿小林」はイグアス居住区から10kmほど離れているので、気軽に街まで遊びに来ることが出来ません。毎日宿のお母さんが買い出しにイグアス居住区まで来るので、その時に車に乗せて貰うことが出来るようですが、自分の気分で町をフラついてみると言うのは難しいのかなと思います。
その点、「ペンション園田」は町中(と言っても小さな田舎町なんですが)にあるので、自分の行きたい時に町をプラつくことが出来ます。
イグアス居住区には日本の食材も買える「生協」があったり、宿の周りには美味しい日本食レストランも多く、日本食巡りも出来るので、立地の良さはオススメです。
戦後に移住した日本人が築き上げて来た地を肌で体感出来るのも大きいと思います。海外なのに、あちこちから日本語が聞こえて来るので面白いですよ。
② ウェルカムおにぎりが旨過ぎる。
そして、2つ目は個人的にかなりのオススメポイント。到着日におにぎり3つと梅干し、麦茶のサービスがあります。笑
ウェルカムドリンクとかはよくあるけど、ウェルカムおにぎりなんて初めてです。笑
でも、このおにぎりがマジで旨い。モッチモチのお米で日本で食べるおにぎりと全く一緒です。
南米を南下してきてパッサパサなご飯に嫌気が指している人には感動的な美味しさだと思います。僕はニヤニヤが止まりませんでした。笑
③ 落ち着いた雰囲気が最高。
3つ目は、個人的に宿の雰囲気が合いました。
「民宿小林」が出来る以前は、この宿も宿泊客が多かったようですが、現在は「民宿小林」にお客が流れているようで、宿泊者も僕らを含めて5人しかいなかったため、のんびりしていて良かったです。
僕、人見知りなんで、人数が多いと宿に着いてから既に出来上がっているコミュニティに入るのがちょっと億劫に感じてしまうんですよね。笑
30歳にもなると、ワイワイしてるのとかもちょっと苦手で。人見知りのおっさんには少人数の宿が良いんです。笑
なので、オーナーの園田さんには申し訳無いですが、これくらいの人数でちょうど良かったです。本当に夏休みに田舎に遊びに来た感覚になれて、心の底からリラックス出来ました。
④ フルーツ天国
オーナーの園田さん曰く、イグアスの土壌は豊かなので、農業には物凄く良い土地なんだそうです。赤土だからてっきり農業には向かないもんだと思っていました。
先ほど紹介したおにぎりのお米もイグアスで作られているそうですよ。
そして、そんな豊穣な土地なので宿の敷地内でも、マンゴー等のトロピカルフルーツだけではなく、アセロラ、柿、ザクロ等たくさんのフルーツが栽培されていて、実が熟すと食べきれないほど採ってきて食べさせてくれます。
一番食べたのがアセロラ。日差しで傷んだお肌の調子も良くなったことでしょう。笑
お隣さんで出来たぶどうも一緒に採らせて貰いました。
めちゃくちゃ旨くて食べきれないほど頂けました。
他にも、シソやネギ(だったかな?)等フルーツ以外にも栽培されていて、「もう何でもあるな。笑」と思った記憶があります。
⑤ 園田さんの面倒見が良過ぎる。
そして、最後は「園田さんの面倒見が良過ぎること」
これがこの宿の最大の魅力でもあると思います。
宿泊者全員に満遍なく気を遣ってくれて、宿泊者同士のコミュニケーションも取りやすくしてくれます。
車で色々なところに連れて行ってくれたりします。
僕らも、イグアス居住区の町中から少し離れたケーキ屋さんに連れて行ってもらいました。
もちろん、販売されているのは日本人の方です。何だか不思議ですね。
ブルーベリーのムース。めちゃウマでした。
これで5,000グアラニー(約100円)
最終日には、イグアスの星空を見に連れて行ってもらえました。
満月だったので少し明るかったですが、綺麗な星空を見ることが出来ました。
また、園田さんは、日本人移民資料館を運営していることもあって、移住当初からのイグアスの歴史等も詳しく教えてくれます。
移民資料館についても、園田さんが車で乗せて行ってくれるので、資料を見ながらより深く移住の歴史を知ることが出来ます。現地の歴史を日本語で学ぶことが出来るのは本当に貴重です。
「ペンション園田」はこんな宿
最後にペンション園田の宿の設備をご紹介。
まず、入り口はこんな感じです。
隣にはレストラン「吉祥」があります。
「吉祥」では、日本食のお弁当とパラグアイ料理が食べられます。
値段は15,000グアラニー(約300円)だったと思います。
他にも焼きそばなんかも置いてありましたよ。
そして、中に入って、まずはドミトリー。
料金は1人35,000グアラニー(約700円)で、今回は4人ドミに2人で泊まらせて貰えました。
今回は僕らの他に3人泊まっていたんですが、みんな別々の部屋に通してくれて、全員が実質個室扱いでした。親切です。
共有スペース。
ここがまた居心地が良いんです。テレビではNHKも観られるので、朝起きてソファに座ってNHKを観ながらついついボーっとしてしまいます。
日本じゃないみたい。笑
他にも情報ノートや地球の歩き方、イグアス移住区が紹介された日本のテレビ番組の録画DVD等もあります。
また、ペンション園田は床が汚いと言う前評判を聞いていましたが、赤土で乾燥した土地柄、赤土の粒子がすぐに溜まってしまうというだけのことでした。
なので、やむを得ません。
それを放置してたらマイナスポイントですが、お母さんが小まめに床掃除をしてくれていて、気遣いが伝わってくるので個人的には問題無しです。
そして、キッチン。少し古めですね。まぁ歴史があるからしょうがないです。
バスルームは2つあります。
シャワーは電気シャワーですが、熱々で水圧も問題無しです。
バスタオルも貸してもらえます。
外には洗濯のための水道と、干場もあります。
あとはワンコが4匹います。みんな可愛いですが、複雑な家族構成らしいですよ。笑
詳しくは園田さんに聞いてみてください。笑
「ペンション園田」の宿泊情報まとめ
【宿泊時期】
2017.1.31 – 2.3(3泊)
【部屋タイプ】
ドミトリー
【料金】
35,000グアラニー(約700円)
【設備・サービス】
共同トイレ・シャワー(熱々・水圧◯)/WiFi(遅め)/バスタオル/洗濯洗い場/洗濯干し場/キッチン/NHK
【ホームページ】ペンション園田(※アクセス方法も載っています。)
【オススメ度】
★★★★★★★★★★
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