【旅した日:2014年9月23日】
ダイビングをしない以上、ハルガダに居ても何もすることがないので早々に次の街に移動することにした。
普通だったら、ここからルクソールに行って王家の谷等の観光をするんだろうけど、何だか早くブラックアフリカに入ってみたくなったので、今回はパスしてイッキにエジプト最南端の町アスワンまで移動することにした。
ハルガダからアスワンのバスは、前日に調べていてアッパーエジプト社のバスが10:30出発。チケットはバスの中で買えとのこと。
余裕を持って10:00前にターミナルに行って、もう一度オフィスでチケット無いのか確認したらやっぱり要らないそう。
そして、何故か出発は11:00と言われ、チケットオフィス横で待てと言われる。
言われた通り、チケットオフィス横の段差に座って待っていると、オフィスのスタッフっぽいおっさんが話し掛けてきた。
しかも、親切にオフィスから椅子を持ってきて、そこに座らせてくれた。
で、色々話していると、泊まったホテルとかダイビングショップの金額が高いとか(お前騙されてるぞ的なニュアンス)。アスワンの泊まる予定のホテルは、5ポンド(約75円)だとか。なんか胡散臭い。。
そんな感じで色々と話してたら、急にバスの話になった。
「今回乗るアスワン行きのバスは、カイロから来るバスで既にたくさん人が乗っている。その上、お前はでかい荷物持ってるからその荷物を預けている間に席は埋まってしまうぞ。」
「俺はドライバーの電話番号を知っているから、事前に席を確保しといてやる。その代わり私に40ポンド(約600円)払いなさい。」
だって。
ハルガダに来るまでに席が無いのに乗ってる人居たから、席が無くても乗れないことは無いだろうし、席が無いならその分安くして貰えるかもしれない。それに通路に横になれてむしろ快適じゃないか。笑
と言うわけで、丁重にお断りしてバスが来るまでヒマなんで久しぶりに日記でも書いてみました。
日記を書き終わると再びおっさんが話し掛けてきた。
「この前ここに来たオランダ人はもの凄く親切だった。」
「席を取ってあげたら200ポンド(3,000円)も払ってくれた。」
おっさん。お金を払うことと、親切なのは違うぞ。
「お前も席確保しといた方がいいぞ。ここからアスワンまでは8時間もあるんだ。」
と、おっさんは中々にしつこかったけれど、私としてはやはり目上の方を無下には出来ないので、腰を低くして丁重にお断りを入れると、
おっさん逆ギレ。笑
「もういい。お前は地面に座れ。」
って言って、イス没収された。笑
結局金か。とちょっとイラっとしたので、余裕な雰囲気出して
「構わないよ。」
って言ってやった。
おっさんの近くにいるのも、気分が悪いので待つ場所を移動したら、丁度アスワンまで行くっていうエジプト人が居た。
で、彼の手元を見ると、何故か彼はチケット持ってる。
それどこで買ったの?って聞いてみたら、そこのチケットオフィスだそう。
やっぱりチケット買えるんじゃん!!
もしかして、チケットオフィスとおっさんはグルか??
何だか腹が立つけど、一応バス会社のスタッフっぽいし、揉め事を起こして、本当に乗せて貰えなくなったらメンドクサイ。
そのエジプト人はチケット無くても大丈夫って言うからこのままバスに乗ってみることにした。
予定より30分過ぎてバスが到着。
と同時に、急いで荷物を入れて、バスに乗り込んだ。
おっさんたちの言いなりになるのは悔しいから意地でも席ゲットしてやる!!
と意気込んで乗り込んだのはいいけど、
余裕で席空いてました。笑
チケット無いってドライバーに言ったら、そこ座れって席まで案内してくれたし。笑
おっさんざまぁ!!
で、窓際だったから、去り際におっさんにドヤ顔してやろうと思ったら、おっさんは何だか遠くを見てたそがれてました。
小遣い稼ぎ出来なくて残念だったな!!
こうして、問題無くバスに乗れて、乗った瞬間に爆睡。笑
気付いたら4時間くらい寝てました。
でも、4時間も経ってるのに、まだアスワンまでの丁度中間くらいの経由地ルクソールにも着いてない。
起きてみて気付いたけど、このバス、途中で降りる人がいれば、大きい街、小さい街に関わらずイチイチ停まっていたみたい。
しかも、幹線道路とは言い難い、スピードの出し過ぎ防止の段差がたくさんある小道をずっと走っていてスピードも出せないから時間が掛かる。
他に大きな道は無いのだろうか。
こうしてタラタラ走って出発から6時間経った頃、ようやくルクソールに到着。
ルクソールと言っても、市内やバスターミナルには行かないではずれの方。
そして、単純計算でココからアスワンまでは倍掛かるから到着は11時。
あー、勘弁して欲しい。新しい街に夜中着くのって不安なんですよー。。
その後、1回休憩に寄って、案の定到着は10時半。
でも、幸いにも市内までのマイクロバスはまだ出ていて、1ポンド(約15円)で市内まで行くことが出来た。
ホテルも簡単に見つけることが出来てホントに良かった。。。
マイクロバスは「コルニーシュ!!」って言えば、安宿の辺りまで連れて行ってくれます。安宿街はアスワン駅の近くにあって、アスワン駅はバスターミナルからのマイクロバスだと道路から左側のちょっと奥に見えるのでお見逃しなく!
で、カイロ以来のwifiを使ったら、Line乗っ取られてて大変なことになってたっていうね。。ここではビザ取ったり、アフリカ縦断の準備したり色々忙しいってのにメンドクサイ!!
とりあえず、明日はスーダンのビザ取りに行ってきます!
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