【旅した日:2014年10月11日】
今回、僕がジンカに来た最大の目的がサタデーマーケット!
ジンカのサタデーマーケットにはたくさんの少数民族がやってくるらしいんです。
そして、やることもないジンカで待ちに待ったサタデーマーケット当日!
朝から大雨でした。笑
幸先の悪いスタートです。。
でも、昼過ぎには雨は止んだので、また雨が降りだす前に急いで行ってきました!
危ないところだ。
宿を出て、マーケットまで歩いていると2人の男の子が話し掛けてきた。
少し話に付き合ってあげてるとマーケットを案内してくれるとのこと。
こういう輩は大抵後から金を請求してくるもんだけど、エチオピアに入ってから現地の人との交流が減ってたし、まぁヒマなんで付き合ってみることにした。
一応ガイド代は払わないよとだけ言っておいた。
まずは、アリ族だかマリ族だかの村が近いのでそこへ行こうとのこと。
歩きながら話していると、ムルシ族の入村料は200ブル(約1,000円)掛かるけど、アリ族(忘れたのでとりあえずアリ族と言うことで。)は50ブル(約250円)で良いから安いんだとのこと。
それを聞いて、金掛かるなら帰るわと伝えると、「大丈夫!友達に頼んでタダにしてあげる!」と言う。
案内してくれてた子たち。
かなり僻地まで歩いてきました。
この辺まで来てポツポツ家あるなーとは思いつつ、村らしい感じが無かったので、
「まだ村着かないの?」って聞いてみたら、「ここが村だけど。」とのこと。
もう村に入ってました。
入村料払う場所なんか全く無かった。
全く油断も隙もあったもんじゃない。
ちなみに、この村の子たち可愛かったんだけど、写真撮ろうとしたらお母さんとおばあちゃんに怒られたので撮れませんでした。
村には何にも無くて、すぐに飽きたのでマーケットの方に引き返すことに。
マーケットのあたりで、少しお茶しながら休もうと提案してきた。
どうせ奢らせる気だろうけど、紅茶とかコーヒーくらいなら奢ってあげてもいいだろう。
しかも、お茶しながらアムハラ語のライティングを教えてくれるそう。
ローカルのレストランに着いて、1人がオーダーに行ってくれて、もう1人がペン持ってるか?と聞いてきた。持ってないと答えると、その子は言った。
「じゃあ買ってきてあげるよ。ペン1本2ブル・・・。あっ、5ブル!!」
なんだね!その差額は!クスねる気満々か!!
何だか信用ならんので、アムハラ語のライティング講座は中止!!
で、1人がオーダー終わって、運ばれてきた品がこちら。
ノンアルコールワインだって。。
何、高そうなの頼んどるんじゃい!!
コーヒーとか紅茶かと思ってたわ!
恐る恐る値段を聞いたらボトル1本で50ブル(約250円)僕の1食の食費より高い。。
でも、味は美味しかったです。何か色々浮いてたけど。笑
そして更に、お腹空いたからインジェラ食べようとまで言ってきた。
もういいよ。好きなの頼みなさいよ。僕もお腹空いたし。
で、これが運ばれてきたインジェラ。やはり肉入りの高いのを頼みやがった。
でも、悔しいけど旨かった。
その後も、ワインもう1本頼もうと言ってきたので断った。
どんだけ調子に乗るんだよ。
お会計は、案の定僕が払わされた。
エチオピア人は奢って貰うのに財布を出すフリもしないようです。
あ、子供だから大人のマナーは知らないのかも。
そして、ようやくマーケットへ向かいます。
うん。活気があります!
ただ、お目当てのムルシ族が見当たりません。
今更だけど、ムルシ族って言うのは、唇に穴開けて木の板はめてる民族ね。
子どもたちが言うには、他のマーケットにいるそう。
アニマルマーケット。
ここにムルシ族が牛を売りに来ているらしい。
こんなに牛に囲まれたのインドのバラナシ以来。笑
この中歩いてたら、この牛どうだ?って何度も声掛けられたんだけど、そんなに牛欲しそうな顔してたかな?笑
アニマルマーケットで鶏肉鶏を購入。笑
そして、アニマルマーケットを散策していると居ました!ムルシ族!!
男性だったので、木の板はハメてませんでした。
でも、耳にでっかい穴空いてる。
写真見づらいって?
これヤギに囲まれて身動き取れない状態で撮ったんで許してください。笑
ちなみに、撮影料は1枚5ブル請求されました。
1枚2ブルと聞いてたんですけど、子どもたちが勝手に交渉したんでこの値段だったのかも。
また、新札じゃないと受取ってくれないと言われていましたが、1ブルの新札はどの銀行でも交換してくれませんでした。今回は、銀行で5ブルの新札を用意していたのでそれを渡しました。
その後も、ムルシ族は酒が好きだというのでアルコールマーケットに行ってみたり、少し離れたマーケットにも行ってみましたが、1人もおらず。。
結局この撮影をした2人しか見つけることは出来ませんでした。
ちなみに、ハマル族はちらほら見かけることが出来ました。
で、また雨が降ってきてしまったので、あえなく退散。
ムルシ族をガッツリ見れなくて残念。。
宿に帰る途中、ガイドをしてくれてた子どもたちがガイド料要らないからボール買ってとせがんできた。ボールは1個150ブル。
そもそも話が違うし、エチオピアも終盤で残金の調整段階に入っていたのに、ここで150ブルの出費は痛い。
でも、色々案内してくれたので、とりあえず1人10ブルをチップとしてあげたら、
もう10ブルずつくれとか抜かしてきた。
でも、相手は子ども。ガイドをして貰ってるわけだし、ここで怒ってはいけない。
空っぽの財布を見せて、さっきの昼飯で全部使っちゃったからもうお金無いんだよー。と優しく対応すると、一言。
「じゃあホテル帰って取ってくればいいじゃん。」
最低なガキ共でした。
お口直しに可愛い子の写真。笑
写真撮ってあげたら、この子だけじゃなくてお母さん、おばあちゃんも大喜びでした!
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