【旅した日:2014年10月22日~23日】
今日はナイトバスでカンパラからルワンダの首都キガリに移動します。
今回の移動は、カンパラで再会したけい君も一緒。
出発の時間までは、ルワンダのビザを受取りに行って、モール等をブラブラして過ごした。
19時にバスは時間通り出発。
綺麗なバスだなーと思ってたけど、実はこれ日本の援助で購入されたバスなんだそうです。
まさか、こんなところで日本の海外支援の恩恵を受けるとは思わなかった。
※バスの詳細は下記記事にまとめています。
綺麗とは言え、5列シートのバスはやっぱり狭いけど、ウガンダの道は綺麗に舗装されていたので、揺れも無く快適な移動だった。
ウガンダ・ルワンダの国境には夜中の3時半ごろに到着。
バックパックはバスに預けたまま入国審査。
ウガンダのイミグレーション前に居た警察は、ウガンダ入国時とは違って親切。笑顔で対応してくれた。
そして、出国審査も難なく終了。
けい君がトイレに行くと言うので、待っている間トイレの前でタバコを吸っていた。
すると、両替商の取り巻きだかわからないけど、おっさんが現れて「ここは公共の場所だから禁煙だ。」と言う。
それは、悪いことをしたなと思って、急いで火を消してタバコの箱に吸殻を戻した。でも、それは時既に遅し。
おっさんは、「罰金を払え。」と言ってきた。
料金は、20,000シリング(約830円)。
罰金にしては安過ぎる。きっとおっさんがお金欲しさに言ってるんだろうと思った。
面倒臭いことに巻き込まれた。
そこで、僕は「罰金は払うけど、お前には払わない。お前警察じゃないだろ?警察呼んでよ。」と言ってみた。
でも、これも間違いだった。ケニア・ウガンダの国境同様。この国境も警察が腐ってた。
おっさんは意気揚々と僕を警察の所に連れて行って、さっきの親切な対応をしてくれた警察に罰金を払わせろと言う。
すると、その警察も相変わらず丁寧な対応ではあったけど、支払いを要求してきた。
たぶん、相手が面倒臭くなるまでシブトク対応すれば、支払わなくて済んだのかもしれない。
実際に、ケニア・ウガンダ国境で賄賂を求められたけど、根気強く相手をしていたら払わなくて済んだって言う話も聞いていた。
でも、今回はキガリまでの直行バスで、そんな時間は無いし、けい君も待たせてる。
今回は、20,000シリングを支払って解決することにした。安い勉強代だった。
そして、カンパラでは思いっきり公共エリアの警察の前でタバコを吸っていたことがあったのを思い出して、この時に言い返せなかったのが悔しくなった。
気を取り直して、ルワンダの入国審査。
事前にビザを取得しているので、ルワンダのイミグレーションでは、入国カードとパスポートを提出するだけ。
ちなみに、アライバルでビザを取る場合、事前にインターネットでの申請が必要になる。
これを忘れるとビザが下りないので注意。
入国審査後は、バスからバックパックを降ろして荷物検査。
ルワンダには、ビニール袋の持ち込みが禁止されている。
だから、ここでビニール袋が見つかると没収されてしまう。
僕は、バックパックの出来るだけ下の方にビニール袋を隠した。
そして、荷物検査。
係員はバックパックの上の方にあったあるモノを引っ張り出して、聞いてきた。
「これは何だ?」
僕は、そのあるモノを被って言ってやった。
「This is Japanese traditional hair style!!」
そう。引っ張り出されたモノは出発前に先輩に貰ったサムライのカツラだった。
係員を含めその場に居た現地人は大喜び。
先輩ありがとう。役に立ちました。
そして、荷物検査はそこで終了。
ビニール袋は見つからずに済んだ。
キガリのバスターミナルには、朝6時前に着いた。
ウガンダとルワンダには1時間の時差があるので、ウガンダ時間では7時前と言うことになる。
バスターミナル近くのATMでお金を降ろし、まずは宿探し。
バスターミナル周辺には、安宿がいくつかあると聞いていた。
でも、ルワンダの宿は高いらしい。
なので、まずは事前に教えて貰っていた「料金重視」の宿に行ってみることにした。
「Resident Hotel」
シングル:5,000フラン(約784円)
確かに相場より安いのでチェックイン。
昨日の夜から移動で、お腹が空いたので荷物を置いて次はレストラン探し。
バスターミナル向かいの建物の3階にあるレストランに入ってみた。
見晴らしも良い。
まずは、チャイを頼んで体を温める。
キガリの朝は肌寒かった。
そして、朝食。チキンのポタージュ。
アフリカに入って、こんな繊細なモノは初めて食べた。
本当に旨かった。
ポタージュ、パン、チャイ合わせて1,500フラン(約235円)
夜の移動でさすがに寝不足だったので、食後は宿に帰って昼寝。
昼過ぎに目が覚めて、宿周辺を少し歩いてみた。
ここで、タバコを買ってたら外国人が珍しいのか人が集まってきた。
そして、その場でタバコを吸っていると、教師だと言う英語の話せるおじさんが現れたので、現地の言葉を教えて貰った。
Hello ⇒ Bite
Good afternoon ⇒ Mwiriwe
Thank you ⇒ Murakoze
Delicious ⇒ Neza
Good bye ⇒ Murabeho
だそう。
そして、帰り路には陽気な肉屋に話しかけられて、「お前はどこのスターだ?」と言われたので、「ジャパニーズスターだ!」と答えたら大爆笑された。何が面白いのかわからない。
散歩をしていたら小腹が空いていたので、宿裏の声を掛けられたローカル感たっぷりのレストランに入ってみた。
このスープ、肉の塊が入ってボリュームたっぷりで500フラン(約78円)。パンが1つ100フラン(約16円)。かなり安い。
やっぱりローカルのレストランは、安くて旨い。これはどの国に言っても通用する。
このレストランの人も親切で気さくで話していて楽しかった。
ルワンダは人が良いのかもしれない。
スープを食べて間もないけど、晩ご飯はルワンダ名物盛り放題。
朝食を食べたところと同じレストランで、食べれた。
これで、1,900フラン(約298円)
肉が2つ目以降追加料金が掛かるらしかった。
肉を1つにすれば、1,300フラン(約204円)で食べられる。
キガリは夜になっても、治安が良い。
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