【旅した日:2014年11月18日】
朝の4時。宿のおっちゃんが巨大なポットを部屋に持ってきてくれました。
何やらこんなに寒いのに、共同のシャワーは水しか出ないようなんで、このお湯を桶にためて上手く体を洗わないといけないらしい。
実際浴びてみて、お湯の調節が面倒だけど、下手なお湯シャワーよりアツアツなお湯を浴びられるから案外悪くないかも知れない。笑
でも1つだけ言いたいのは、朝4時なんかに部屋に来るんじゃない。笑
さて、今日は天空の王国を地図を持たずにテキトーに歩いてみます。
モコトロンは四方を山で囲まれていて、その中にパラパラと家が建っています。
レソトは、国土の大半をドラケンスバーグ山脈の領土で占められているそうです。
そのため、天空の王国なんて呼ばれてるんだって。
なので、ここもまだドラケンスバーグ山脈内なのかな?
昨日、ドラケンスバーグ山脈を通ってレソトへ!って言ってたけど、あれは間違いかも。笑
ドラケンスバーグ山脈のサニパスを通って・・・だね!
宿から徒歩5分でこんな絶景。
写真じゃ伝わりにくいですが、かなり景色良かったです。空も近い。
ここに座って少しボーっとしてました。
ただ、風が冷たいので長居は出来ませんでした。笑
絶景をバックに写真を撮ろうとしましたが、セルフタイマー内に間に合わず。
自撮りが出来ない。ひとり旅の悲しい現実です。
しかも、標高高いのでこんな短距離ダッシュしただけで息切れして頭痛くなりました。笑
カメラを持って歩いていたら、子どもたちが写真撮ってくれって近寄ってきたので撮らせて貰いました。
もう1組。笑
最後は全員で。笑
こんな絶景の中で育つなんて贅沢ですね。
心も綺麗で素朴な子どもたちでした。
その後は、もう少し歩いてモコトロンの中心地へ。
タウンと呼ばれています。
中心地とは言うものの、そんなに栄えているわけでは無い。笑
お土産物屋が多いですね。
そして、お土産物屋の人に「何処から来たの?」って聞かれたので、「日本からだよ。」って答えたら、「シャープ!シャープ!」って言われました。
シャープって日本の電機メーカーのシャープのことでしょうか。
とりあえず、シャープ!って繰り返しときました。
あと、このタクシーに見える乗りモノは、日本のタクシーとは違って、乗り合いのタクシーです。ここまでアフリカでよくお世話になってたミニバスみたいなもんですね。
タウンの先の方へ行ったらお土産物屋の前で若いおねーちゃんに捕まりました。
英語話せないので、何言ってるか分かりませんでしたが、写真撮ってくれみたいなジェスチャーをしてたので、撮らせて貰いました。
お腹空いたので、やっとご飯。
昨日の夜も食べてないからね。
これはマトンのシチュー。30ランド(約312円)
高かったけど、腹が減っては何とやらです。
でも結構美味しかったです。
紫色のはビートルートっていう野菜。
インドでこのコロッケ食べるまで存在を知らなかった。
世界的には結構有名な野菜みたいですね。
あと、タダでジンジャージュースくれた。これも美味しい。
ちなみに、モコトロンはレストランが見つけづらいので注意です。
食後はモルモン村と言うところまで行こうとしたんですが、ミニバスの集まりが悪すぎたので諦めました。
ミニバスに既に乗ってたのが3人で、1時間待っても1人も来ないって言うね。
既に昼前だったので、これじゃその日のうちに帰ってこれないよね。笑
ミニバス代は先払いしてたので、キャンセルするって言ったらちょっと揉めたけど、何とかお金返して貰えました。
ここで、ミニバスのスタッフが何人かで屯してて、話し掛けてくれたのでついでにソト語(レソトの言葉)をいくつか教えて貰いました。
Thank you ⇒ キャリブハ
Hello ⇒ コルデヘロ
Delicious ⇒ ムナーティ
Good ⇒ シャープ
Good bye ⇒ サラハンデ
発音が難しくて、なかなか伝わりません。笑
そして、シャープの謎がここで解決。
グッドって意味だったんですね。
モコトロンはこの山間の素朴な感じが良いですね。
でも、結構ゴミが落ちてるのが残念。
道端や商店でこんなパンが売ってました。
1個1ランド(約10円)
甘みがあって地味に美味しい。
未だにロバが荷物の運搬をしています。
後ろの人がレソト独特の服装。ニット帽を被って、マントを羽織ってます。
直接写真は撮らせて貰えなかったけど、この恰好でロバを連れて歩く人がたくさん居て絵になります。
最初は、南アフリカからマセルにだけ入って、レソトに行ったことにしようとしてたけど、とんでもなかった。先に行ってしまうとマセルは「天空の王国」の欠片も無い。
今回ダーバンからサニパスを通ってモコトロンに抜けるルートを取って本当に良かったと思う。
モルモン村にも行ってみたかったけど、モコトロンもかなりオススメです。
明日は、首都マセルへ移動します。
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