【旅した日:2014年11月20日】
アフリカ最後の街ケープタウンを目指して移動を開始します。
今日はレソトのマセルから南アフリカのブルームフォンテンまで移動して、ブルームフォンテン夜発のナイトバスに乗る予定です。
実は、前日から軽い寒気と頭痛がしていたんですが、一晩寝ても治らず。
ここで1つの不安がよぎった。
マラリア!?
モザンビークを出た時点で、マラリアの汚染域は脱出するんですが、マラリアの潜伏期間は種類によって7日から1ヶ月くらい。
なので、マラリア汚染域を脱出しても大体1ヶ月くらいは、発症しないように予防薬の服用を続けなければいけません。
でも、モザンビーク後半から面倒臭くなって、服用してなかったんです。
それもあって、この時まっさきに頭に浮かんだのがマラリアでした。
頭痛はレソトの標高が高いのが原因な気がするけど、マラリアの予防薬の服用を続けていると熱が出ない場合もあるとも聞いていたので、一度気にし出したら、本当に不安だった。
購入しておいたマラリア治療薬を使うか?
でも、マラリアじゃない可能性も少ないわけじゃないのに服用するのも気が引ける。
それに、これから医療先進国の南アフリカに行くのに、レソトで病院に行くのもどうなのか。
明日の朝にはケープタウンに着くわけだし。
ということで、結構悩んだ挙句、とりあえずケープタウンまで移動してから病院に行ってみることにしました。
宿のチェックアウトは何時でも良いって言われたので、11時前に宿を出発。
宿から乗合タクシーでマセル郊外にあるマセルブリッジへ。
マセルは国境を挟んで、南アフリカに隣接している街なので国境までめちゃ近い。
首都は普通、隣国から近くないところに作ると思うんだけど、これは近過ぎる。笑
レソトは経済的に南アフリカありきの国だから、戦争とかその辺はあんまり気にしないのかもね。そもそも、南アフリカ内にある国だし。レソト国内でランドも使えるし。
レソトのイミグレーションを通過後、マセルブリッジを渡って南アフリカのイミグレーションへ行きます。
※この辺の移動の詳細はルート情報にまとめています。
南アフリカのイミグレーションも問題なく通過。
少し先にあるバス乗り場に屋台があったので、ご飯食べました。
ポテトとソーセージで20ランド(約208円)
南アフリカのバス乗り場にある屋台は、大抵旨い。今のところ。
と言うより、やっぱり屋台はどの国でも安くて旨い。これは鉄板です。
ミニバスでブルームフォンテンに向かいます。
チケット売り場のおねーちゃんの愛想が凄く悪かった。
お客さんが集まるのに1時間くらい待たされたけど、南アフリカは安定の1人1席。
もうそれだけで十分です。
ちなみに、マセル側でブルームフォンテン行きの客引きに声を掛けられたけど無視しました。
騙されたくないので、こういう輩はなるべく関わらずに自分で窓口まで買いに行くようにしています。
でも、値段は一緒だったから騙そうとしているわけじゃなさそうでした。
マセル側で捕まえて貰った方が、もしかしたら待ち時間少なくて済むかもね。
国境からブルームフォンテンまでは大体2時間くらい。
降り場は、治安があまり良くないと言われる駅前。
でも、ダーバン同様そんなに危ない印象は受けませんでした。
南アフリカの治安は大分改善されているようですね。
そして、そこから長距離バスの出発するツーリストセンターまでは歩いて行こうとしたんですが、ミニバスのドライバーが市内を走るミニバスを勧めてくれて、ブルームフォンテンから一緒に来たおばちゃんもツーリストセンターまで行くと言うので、おばちゃんと一緒にミニバスで向かうことにしました。たった8ランド(約83円)だったしね。
駅からツーリストセンターまでは結構距離がある印象でした。
歩いたら30分以上掛かってたかも。
バックパックがあって観光するのも面倒だったので、インターケープのオフィスでバスの出発まで4時間待ち。
旅を続けていると、4時間待ちとかもあんまり気にならなくなります。笑
本読んだり、考え事したりで4時間くらい結構あっという間に経ってしまいます。
で、予定より30分遅れでバスが到着。
ヨハネスブルグの方から来るバスだったので、遅延はしょうがないですね。
30分で済んで良かった。
このバス自体2階建てで結構大きいんですが、更に後ろには荷物を入れるための巨大なコンテナも引っ張ってます。運転大変そう。
そして、足もと広々、150度リクライニングで快適過ぎる。
インターケープのバスは結構感動したので、また後日1記事にまとめたいと思います。
さぁいよいよケープタウンに向けてアフリカ最後の大移動です。
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