【旅した日:2014年11月26日】
喜望峰ドライブ
今日は遂に、待ちに待った喜望峰への観光です。
喜望峰へ行く方法は主に3つ。
- ツアーに参加する。
- サイモンズタウンまで電車で行って、そこからタクシーをチャーターする。
- レンタカーを借りる。
初めずーっと待ってても日本人の旅行者が宿に来なかったので、ツアーに参加しようと思ってたんですが、このブログのアフリカ編でおなじみの「けい君」と、マラウィのンカタベイで会った「じゅんいちさん」が、何と僕が滞在している間にケープタウンに到着するとのことだったので、2人を待って3人でレンタカーで喜望峰まで行くことになりました。
外国人と行けばいいじゃんって声も聞こえてきそうですが、宿で屯する欧米人の集団の中に突っ込んでレンタカーのメンバーを集める勇気が僕にはありませんでした。笑
ということで、アフリカ最後の目的地喜望峰までは、男3人でドライブを楽しむこととなりました。笑
ちなみに、テーブルマウンテンに一緒に行った「こうすけくん」は、その日に合流したお友達の「さとこちゃん」と「さきちゃん」、それとリーマンパッカーの「山口さん」と4人で前日に先に行って貰いました。
見捨てたわけじゃないですよ。笑
まずは、レンタカーを借りてケープタウンを出発!
車のナンバーに象が印刷されてて、カッコイイ!
まずは市内でレンタカーを借ります。
とは言っても、実は前日にけい君とウォーターフロントへ行く途中に手続きは済ませていました。
今回借りるのは、マニュアル車。オートマ車より断然安いのです。
でも、僕はマニュアルの運転、教習所以来(9年振り)なうえに、都内勤務で電車通勤だったのでペーパードライバー。超不安でした。
で、先に行ってしまうと不安は的中して、途中代わって運転してみたらエンストしまくり。。
なので、運転はほぼ、じゅんいちさんとけいくんに頼ってしまいました。
ホントすみませんでした。
肩身が狭いので後ろで大人しくしていました。
レンタカーの手続きには、クレジットカードと国際免許証があれば問題ありませんでした。
国際免許証が無くても、日本の免許証があれば大使館で英訳を作って貰ってそれでOKという噂もあります。
で、料金の詳細は忘れてしまいましたが、レンタカー代、ガソリン代、喜望峰入場料合わせて3人で933ランド(約9,690円)くらいでした。ツアーに参加するより遥かに安いです。
喜望峰まで道草を食いまくる。
まずは、ケープタウンを出発して割とすぐにあるハウト湾に立ち寄りました。
海の水が綺麗で、向こう側には山があり美しい景色。
ただ、風が強過ぎる。
鳥も居るよー。
近くではマーケットも開かれてました。
南アフリカの民芸品がたくさん売られてます。
まぁ買わないけどね。笑
ハウト湾の次に停まったのがこちら。可愛い駅。
駐車場のスタッフと思しき男に、車停めておいて良い?って聞いたら快く承諾してくれたので少し周りを散策しました。
海に降りてみるとカラフルなビーチ小屋!
メルボルンのブライトンビーチを思い出す!
そして、手前は海の水が溜まる様に作られた天然のプールです。
そして、ここでじゅんいちさんがムール貝を発見。
宿に持って帰って、ワインの酒蒸しで一杯やろうと言うことになり、大量に確保。笑
帰りにまた拾いに来まーす。
で、また駅に戻って出発しようと車に乗り込むと、さっきの駐車場のスタッフと思しき男が外でナイフを持って、何か叫んでるではありませんか。
一瞬、状況が理解出来ませんでした。
で、僕ら車内でボー然としていると、どこかへ立ち去ってしまいました。
まさか。タイヤ切られた?と思って外に出て確認してみたけど何にもありません。
近くで、一部始終を見ていた白人のご婦人は、とにかく早く行きなさいと言ってくれました。
ついさっきまでは笑顔だったのに、一体何だったんでしょうか。。
この駅を過ぎて、少し行くとやっと電車の終点サイモンズタウンです。
写真の左の方に広がる町がそれです。
サイモンズタウンは、そこそこ大きくてお洒落な町でした。
安宿もいくつかあったので、こっちに宿泊するのもアリかもしれないですね。
いよいよアフリカ大陸縦断最後の目的地「喜望峰」へ
サイモンズタウンより先は、電車も通っていないため町はほとんど無くなり、山道が続きます。
最終的にはこんな感じ。
大陸の端まで来たなーと思わせてくれる景色です。
喜望峰の入場ゲートを越えて、更に車で進み、行けるところまで行くとケープポイントがあります。
僕は最初ケープポイント=喜望峰だと思ってたんですが、ケープポイントは喜望峰のビューポイントみたいです。
喜望峰はケープ・オブ・グッドホープでした。
さっきの看板の先の坂道をずーっと登って行きます。
眺めが良くなってきます。
そして、この真ん中の白波。
僕ら、コレを見つけて「あれ絶対クジラじゃん!」、「めっちゃ潮吹いてる!」とかはしゃいでたんですが、双眼鏡除いてる他の旅行者に聞いたら、ただ岩に波が打ちつけられてるだけでした。
すごくがっかり。そして、すごく恥ずかしい。笑
そして、これがケープポイントから眺める喜望峰!
素晴らしい眺めです。
ちなみに、この上まで行くともうちょっと面白いものがあったみたいです。
ニューヨークまで何kmとか書かれた看板がたくさんあるとこ。
僕らは、もういいんじゃね?って気分になって行きませんでした。笑
そして、ケープポイントからまた車で少し戻って、喜望峰へ!
アフリカ最西南端。
エジプトのカイロを出発してから2ヶ月ちょっと。
遂にここまで辿り着きました。
治安の悪いアフリカで特に問題も無く、無事ここまで辿り着けて本当に良かった。
と、感慨深くなりたいところでしたが、風が強くてそれどころでは無かった。笑
まずは、じゅんいちさんの勧めで、アフリカ縦断の戦友けい君と2人で。
で、お次は3人で。
せっかくのアフリカ縦断の最終目的地だと言うのに、けい君は風が強いから早々に車に避難。笑
なので、じゅんいちさんと2人で写真撮りあいっこしました。
風が強くても、さすがにテンション上がる。
ダチョウ祭り
大満足の喜望峰を出発して、すぐのこと。
野生のダチョウを発見したので車を降りて近くまで行ってみました。
しかも、親子でたくさん居ました。
こんな風の強いところでよく生きていけるなーと感心。
そして、ダチョウの子ども可愛い。
けい君は、喜望峰以上にテンション上がりまくってました。笑
喜望峰自然保護区を出てすぐにあるダチョウファームでも嬉しそうに、ドレッドを食べられてました。ダチョウが相当好きみたいです。
話は前後しますが、ダチョウの居た喜望峰近くの海はめちゃめちゃ綺麗でした。
ホントに真っ青。
風さえ強くなければ、もっとのんびりしたかった。
写真2枚目は運転中の車内から撮ったので写りが悪いです。
ボルダーズビーチでペンギン三昧!
最後は、サイモンズタウンよりも少し喜望峰側にあるボルダーズビーチへ。
ダチョウの次はペンギンです。
今度は、ペンギン好きのじゅんいちさんが大はしゃぎでした。笑
と、言っておきながら僕も写真がかなりの数になっていました。
ペンギン恐るべしです。
駐車場の向こう側に普通に居ました。笑
奥にはもっといる。
木の陰にも隠れてました。
むむ。ここには何も居ない。
どうやら、進むべき方向を間違えていたみたいです。
さっきの方だけじゃ物足りないので、駐車場から結構歩いて有料のビーチへ。
駐車場から海に向かって左の方に進んでいけばあります。
ちょっとわかりづらかった。
うひょー!いっぱいいる!
ただ、居過ぎて若干気持ち悪い。笑
でも可愛い。
はしゃぎ過ぎて、サングラス落としちゃった。。
取りに行けない・・・。
そして、ある程度見たら、今度は駐車場の方に戻って、もう1つの入場口から。
こっちは、柵とか無いので驚くほどペンギンに近寄れます。
でも、ペンギンに触ったりしちゃダメなので注意です。
眠いのかい?笑
岩場から泳いで砂浜に上陸してきた。
そして、何羽か集まって
ペンギンパレード!
可愛すぎる!
そして、遅れてきたこいつも
出掛けて行きました。
背中が可愛い。笑
ボルダーズビーチ、思いの外楽しんでしまいました。笑
そして、僕もペンギン好きになりました。笑
悲劇。ムール貝が・・・。
こうして、散々喜望峰ドライブを楽しんだ僕ら。
日も暮れてきたので、ケープタウンへと戻ります。
しかし、忘れていけないのがムール貝。
来る時に集めたモノをちゃんと拾って帰らないとね。
満ち潮で回収不可能になってました。
ワインの酒蒸しが・・・。
ケープタウンへ
ムール貝を回収出来ず残念な気持ちになりましたが、今日の夜はケープタウン名物「寿司食べ放題」の予定。
寿司に気持ちを切り替えてケープタウンへ帰ります。
ケープタウンに着いたのは、夜の6時半くらい。
この日はもうレンタカー屋が閉まっていたので、宿の裏の無料パーキングに車を停めて明日返すことになりました。
24時間契約なので、翌日の10時までに返せば問題ありません。
そして、無料パーキングとは言うものの、実際は路駐。笑
でも、違法なわけじゃありません。
ケープタウンの路肩は、コインパーキングになっていて、車を停めておくことが出来るんです。
更には、夜から朝にかけては無料なうえに、ロングストリートには警備のおじさんもたくさん居るので安心です。
まぁその分、ほぼ埋まっていて空いているところを探すのは一苦労しますけどね。
さてさて、それではアフリカ大陸最後の晩餐。
ケープタウン名物「寿司食べ放題」
と、行きたいところですが、今回は内容が充実し過ぎて長くなり過ぎたので、お寿司に関しては、世界のレストラン特集として明日の記事にまとめたいと思います。
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