フローレスからセムクチャンペイまでの移動についてまとめます。
今回の移動については、久々に軽いトラブルに巻き込まれました。でも、旅の勘が当たって大きな被害を受けずに済んだので、少し嬉しくもあります。まぁとにかくフローレスの旅行会社でセムクチャンペイ行きのバスを予約する場合は気を付けましょうということです。
※換算レート(2016年9月現在)
1ケツァール≒14円
フローレスの旅行会社でセムクチャンペイ行きのシャトルバスを予約
フローレスからセムクチャンペイまでは、旅行会社がシャトルバスを運行しています。ローカルバスを乗り継いで行くのと値段はほとんど変わらない、というよりむしろ安い(しばたび調べ)のでセムクチャンペイまでの移動は、このシャトルバスを利用することにしました。
旅行会社をいくつか周ってみて、最終的に「onea1」という旅行会社でチケットを購入しました。ここが最安の1人100ケツァール(約1,400円)
他の旅行会社は基本125ケツァール(約1,750円)、値切れたところで110ケツァール(約1,540円)でした。
ちなみに、どの旅行会社でもセムクチャンペイまでの料金とセムクチャンペイ手前の町ランキンまでの料金は一緒です。ここが今回の落とし穴。
あと、ここにセムクチャンペイ行きのバスチケットの話を聞きに来たら、セムクチャンペイからアンティグア行きのチケットもゴリ押しされました。
僕らは、次にサンペドロ・ラ・ラグーナに行く予定なんですが、セムクチャンペイからだとアンティグア経由になるので、現地で購入するよりここで購入した方が安いそう。ここで購入しないとlost moneyだよとか言ってきました。ちなみに料金は125ケツァール(約1,750円)
でも、現地で購入するよりフローレスで購入した方が安い意味がわからないのでとりあえずお断り。もし現地に行ってから乗れなかったりしても、文句言いに来れないしね。トラブルに巻き込まれたら泣き寝入りするしかなくなっちゃう。
そして更に、セムクチャンペイのホテルは知ってるか?と聞かれたのですが、ホントはまだちゃんと調べてなかったけど知ってると言ったら何も言ってきませんでした。
何かホテルも一緒に予約させたそうでしたが、他の人のブログを見ていて、バスと一緒に予約したホテルは微妙そうだったので(これが後述する「Zapote hostel」だった気がする)営業されてもお断りです。
後述しますが、結果的にアンティグアまでのシャトルバスとホテルは一緒に予約しなくて大正解でした。
ちなみに「onea1」の場所はこの辺。フローレス島に渡ってすぐのあたりです。セムクチャンペイ行きのチケットを予約するだけならほぼ問題はなさそうです。
フローレス→ランキンは順調!
フローレス→コバン
シャトルバスは、宿泊しているホテルまでピックアップしに来てくれます。
AM8:00出発でしたが、5分遅れで迎えに来てくれました。グアテマラは良い加減だという話を聞いていたので、良い意味で期待外れでした。
バックパックは、天井に積まれるのかと思ってましたがバスの中に入れてくれるので雨が降っても安心です。でも、その荷物を置くスペースがあるせいで、席の前後の幅がかなり狭い。足を動かせないくらい狭いです。
そして、エアコン付きと言われてたのにエアコンが付いてない。早速1つ嘘が発覚しました。まぁ通過した地域はそんなに暑くなかったので結果的には問題ありませんでした。
結局フローレスを8:20に出発して、順調に進み始めたと思ったら30分後にガソリンを入れつつのトイレ休憩。
休憩早すぎやしませんかね?
そして、出発から1時間後くらいにバスごと川を渡ります。
ホーチミン・プノンペン間のアレとか、エジプト・スーダンの国境越えの時に乗ったアレみたいな感じです。
のんびりと対岸へと向かいます。本当にのんびり進みます。
で、出発2時間後にまたまたトイレ休憩。休憩の間隔短すぎません?
その先、村のようなところをいくつも通過するんですが、人がギュウギュウ詰めのこんなトラックがたくさん走ってました。公共交通機関としての立場を担っているようですが、立ち乗りって・・・。しかもトラックの感じが家畜感を醸し出します。
コバンでお昼休憩
13時半頃にコバンという大きな街に到着。マックを発見して、グアテマラにもマックあるんだーと思っていたらここが休憩所でした。笑
後続のシャトルバスも続々と入ってきたので、ドライバーの気まぐれとかでは無さそうです。
そこそこ色んな国を旅してきましたが、こんなの初めて。休憩のレストランとかって提携した個人店に入ってコミッションとか貰うのかと思ってましたが、マックではそんなのあるわけないですよね。どうなんでしょ。
せっかくなんでグアテマラのマックでお昼ご飯を食べることにしました。
グアテマラのマックは注文するところと、商品を受け取るところが分かれていて効率が良さそうです。「ORDENE AQUI」が注文するレジで、「RECIBA AQUI」が商品を受け取るカウンターです。
グアテマラご当地マックを頼まずにビックマックを頼みました。38ケツァール(約532円)でした。
ちなみに、このマックはフリーWiFiが飛んでいてそこそこ速かったです。
ご飯を食べた後少し時間があったので周辺を歩いてみました。この辺はコバンの郊外の方みたいですが結構都会です。
マックの向かいにある建物はショッピングモールになっていてATMもあります。
セムクチャンペイに行くと何もないので、現金が少ないようであればここで下ろしておいた方が良さそうです。
ショッピングモールはかなり綺麗で先進国並みでした。フローレスの微妙なショッピングモールを見た後だったのでグアテマラの印象がガラリと変わりました。
ちなみに、写真撮ってたら警備員さんに怒られてしまいました。
コバン→ランキン
お昼休憩が終わって14:00過ぎにコバンを出発。ここからは山道が続いて絶景が拝めます。小さな山がたくさんあって面白い景色でした。
山並みが綺麗です。
そして、ランキンの手前からは未舗装の道が始まってちょっと揺れます。ランキンからセムクチャンペイまでは悪路と聞いていましたが、ここで既に悪路です。未舗装の道を30分くらい走ったと思います。
で、16:00過ぎにランキンに到着しました。
ランキン→セムクチャンペイでトラブル発生!
ここまでは順調でしたが、ここからセムクチャンペイに移動する間にトラブルが発生しました。
と言っても、そんなに大きいわけではないんですが、これからフローレス→セムクチャンペイのバスチケットを購入する方には是非読んでおいて頂きたいです。
まず、シャトルバスがランキンに到着するわけですが、ここでバスの乗り換えがあります。
旅行会社ではセムクチャンペイまでダイレクトと言われていましたが、ある程度察しはついていました。ランキンからセムクチャンペイまではホテルの無料送迎があると何かで見たことがあったので、ランキンまでとセムクチャンペイまでのシャトルバスの料金が一緒なのを見て多分ランキンからはホテルの送迎を使わせるんだなーと。
そもそも、この先は本当に悪路でシャトルバスでは通行不可能です。
で、シャトルバスが到着するとホテルの客引き?がたくさん集まってきます。なので、お目当のホテルを言えば乗り換えのトラックに案内してくれます。
このようなシステムなので、セムクチャンペイの現地に行ってからホテルを見て回るということはし辛い感じなので、予めホテルには目星を付けておいた方が良さそうです。まぁ2、3軒しかありませんけど。
乗り換えのトラック。荷台に乗せられます。
この先は本当に悪路なので注意です。トラックの縁に座っていると揺れでお尻が痛くなります。立ち乗りが一番楽でした。
そして、問題が起きたのはこの後。セムクチャンペイまではまだ遠い「Zapote hostel」と言うホテルの前に着いた時です。
同じトラックに乗っていたメキシコ人2人はここに泊まるようなので降りて行ったのですが、その後ドライバーが残された僕ら2人に対して、この先に行くには1人ケツァール20(約280円)必要だと言うではありませんか。
は?
僕らはセムクチャンペイまでのチケットを買っているので、追加でお金を支払う意味がわかりません。お金が掛かるなら、せめて先に言えよって話です。チケットを見せて抗議しましたが、相手も全く折れず、15ケツァール(約210円)に値下がりするだけで話が一向に進みません。
このドライバーも英語があまり話せないようで、そのうち「Zapote hostel」のスタッフを呼んできました。
で、そのスタッフがチケットを見せてと言うので見せてみたら、「あーフローレスの旅行会社で買ったのね。」と言って、少し同情の眼差しを向けてきたので、よくよく話を聞いてみるとフローレスの旅行会社はよくこういったトラブルを起こしているそうです。
僕の推測だと、本当は無料送迎はこの「Zapote hostel」までなのに、勝手に「セムクチャンペイ行き」と言ってバスを売り出しているから食い違いが生じているんじゃないかと。実際僕らもそうでしたし。
更に「アンティグア行きのチケットとか買ってないよね?」と聞かれました。ゴリ押しされたやつです。これもよくトラブってるみたいです。購入していたら危うくlost moneyするところでした。やっぱり買わなくて良かったみたいです。
実際に、セムクチャンペイからアンティグアの移動の際に被害者2組に会いました。
と言うことで、この場ではドライバーに罪は無いと判断して、1人15ケツァール(約210円)払ってフローレスの旅行会社へ怒りの矛先を向けながら、宿まで乗せて行ってもらいました。
しかし、冷静になって考えてみたら、こういうトラブルが多いのをわかっているのにドライバーはドライバーで何で先に言わなかったのか?
あと、この時にセムクチャンペイの宿からランキンまでの料金も一応聞いていたんですが、この時は25ケツァール(約350円)って言ってたんです。
でも、宿に着いてレセプションで聞いてみたら15ケツァール(約210円)って言ってたので何だかドライバーへの不信感も完全には拭いきれません。
「Zapote hostel」なんて言うランキンからもセムクチャンペイからも遠いようなところまで来てしまったら僕らとしても降ろされるわけにもいかないのを計算してたのかも?
それに、トラブルが多いのに何故そのまま放っておくのか。何かグアテマラってインドに似てるところがある気がするんですよねー。
ちなみに、セムクチャンペイ近くの宿に着いたのは17:30くらいでした。
フローレス→セムクチャンペイのバス移動まとめ
フローレスからセムクチャンペイへの移動についてまとめます。
フローレスからセムクチャンペイへ行く場合は、「onea1」で100ケツァール(約1,400円)の片道バスチケットを購入するのが結局一番安いと思います。
でも、このバスの料金で行ける範囲は「Zapote hostel」までなので、ランキンまで行ってそこで宿を取ってツアー等に参加するか、プラス15ケツァール(約210円)支払ってセムクチャンペイ近くの宿まで行くかの2択が良いと思います。
15ケツァール(約210円)を余計に支払っても一般的なシャトルバスの料金125ケツァール(約1,750円)よりもまだ安いです。
また、ランキンからセムクチャンペイまでの送迎を利用する場合は、乗る前に料金が掛かるのかどうかを念のため確認すべきです。
セムクチャンペイの宿についてはこちらの記事にまとめたので合わせてどうぞ。
噂ほど酷くもありませんでしたし、宿のレストランも思っていたほど高くはありませんでした。アンティグア行きのシャトルバスも宿で問題無く125ケツァール(約1,750円)で申し込めました。
フローレス→セムクチャンペイのバス情報まとめ
【移動日】2016.9.3
【料金】100ケツァール(約1,400円)+15ケツァール(約210円)
【手配方法】フローレスの旅行会社「onea1」で購入
【時間】8:00 → 17:30
【所要時間】 9時間30分(休憩3回)
コメントする