チリの首都サンティアゴからアルゼンチンのメンドーサへバスで移動したのでまとめます。
この区間では国境近くで一瞬だけ南米最高峰のアコンカグアも観られるし、アンデス山脈を挟んでの気候の違いも体感出来て面白いのでオススメです。
※為替レート(2017年1月時点)
1ペソ≒0.17円
サンティアゴのアルマス広場からアラメダ・バスターミナルへ
明るいうちにメンドーサへ着きたかったので、アルマス広場にある宿を7時に出発してアラメダ・バスターミナルへ。
※クリックで拡大します。
アラメダ・バスターミナルへ行くには、「Plaza de Armas」駅から地下鉄に乗っても良かったんですが、アルマス広場から4ブロック南に行ったところにある「Universidad de Chile」駅からなら乗り換え無しで、アラメダ・バスターミナル隣接の「Universidad de Santiago」駅まで行けたので、「Universidad de Chile」駅へ。
しかし、駅へ行ってみると、始発が8時だったため地下鉄には乗れず。日曜日はかなり遅いようです。
一か八か「Universidad de Chile」駅のある大通り「Ave Livertador Bernardo O’Higgins」でバスを捕まえます。
すると、「210番の青いバス」がバスターミナルまで行くということだったので乗車。支払いにはカードが必要だったようなんですが、持っていないと言ったらタダで乗せてくれました。ラッキー。
で、乗り合わせていた乗客に、アラメダ・バスターミナルまで行くと言ったら、それならここで降りた方が良いと言われ、だいぶ手前で降ろされてしまいました。
その後もバスは、「Ave Livertador Bernardo O’Higgins」を真っ直ぐ進んで行ったので、乗っていれば恐らくアラメダ・バスターミナル近くまで行けたはず。
違うバスターミナルと勘違いしたみたい。仕方なく途中からバスターミナルへは徒歩で向かいます。
メンドーサ行きのバスチケットを購入
サンティアゴからメンドーサへはミニバスもあるようで、乗車人数も少なく、到着も早いこのミニバスに乗りたかったんですが、アラメダ・バスターミナルには午前出発のミニバスはありませんでした。
あっても21時発とかの夜行便。
実は事前にネットで情報収集をしていたんですが、ミニバスの出発ターミナルがよくわからなかったんですよね。南バスターミナルって書いてあったけど、サンティアゴの南バスターミナルがよくわからずにアラメダ・バスターミナルに来てみたんですが、やっぱりミニバスは無かった。
ちなみに、メンドーサのバスターミナルでもサンティアゴ行きのミニバスの到着ターミナルを聞いたら、Terminal Sur(南ターミナル)と言ってみました。
南バスターミナルってどこなの?場所が分かる方はコメントください。
仕方無くメンドーサ行きの大型バスを探すべく、いくつかバス会社を聞いて回ってみましたが、午前発は空いていない、または料金の高い会社しかありませんでした・・・。
結局「AHUMADA」と言うバス会社で、1人22,000ペソ(約3,740円)の9時発のチケットを購入。
他のバス会社も大体同じような値段でした。
チケット購入時にはパスポートも必要。
サンティアゴ→メンドーサのバス移動(国境越え有)
そして、大型バスでメンドーサへ向けて出発。割と綺麗なバスでした。
荷物を預ける時に、みんなチップを払っていてチップ払わなきゃかなーと思っていたら案の定請求されました。とりあえず、両替に使えなさそうな少額コインを全部上げました。123ペソ(約21円)
他の欧米人はチップの支払いを拒否して、自分で荷物を入れさせられてました。
ちなみに、このバスはエアコン、トイレ付きでした。
出発して1時間くらいでお菓子が配られました。
国境到着前には、コーラも配られます。
そして、国境手前1時間くらいは絶景が続きます。
この区間は、南米ならではの雄大な景色が眺められるため、人気のルートでもあるようですよ。
イミグレーション手前で南米最高峰のアコンカグアも一瞬だけ拝むことが出来ます。この奥の雪を被った山がアコンカグアだと思われます。
サンティアゴからメンドーサへ向かう時は左側に観えるので、左側の座席を指定することをお忘れなく。
アコンカグアが観えるということは、まだ出入国審査をしていないけど、既にアルゼンチン領に入っているということですね。この後すぐにイミグレーションに到着します。
13時頃イミグレーションに到着。
1つの建物にチリ側、アルゼンチン側のイミグレーションが入っています。出入国手続きはバス毎に手続きを行うので、バスの渋滞がエライことになってました。
バス内はエアコンが効いているので、とりあえずバス内で待機。
すると、バス内にイミグレの係員が乗車してきて、外国人だけいくつか質問を受けました。時間短縮ですね。
で、待つこと1時間。バスのスタッフに連れられてバスの乗客全員で建物の中へ。
1つの窓口で両国の手続きが完了します。
出入国審査完了。チリの出国スタンプを貰わずに、アルゼンチンの入国スタンプだけ貰えました。これ、大丈夫なんでしょうか。笑
スタンプを貰ったら、荷物検査へ。手荷物をエックス線に通します。
エックス線検査を抜けたあとに、大きな荷物が並んでいますが、自分の荷物が無い場合は問題無かったと言うことなのでそのままバスに乗車です。
ここに自分の荷物があった場合は、開けて中身をチェックされるようです。
ちなみに、ここでバスのスタッフもチップを集めて回っていました。みんな払っていたけど、僕らは現金が無かったため支払えず。
国境に両替商は居ませんでした。
そして、手続きが全て終わって出発したのが15時半頃。出入国手続きで2時間半も掛かってしまいました。
荒野の広がるチリとは打って変わって、アルゼンチン側は地中海性気候の緑豊かな景色が広がります。
アンデス山脈を越えるとこうも景色が変わるんですね。
この気候のおかげで、メンドーサはブドウ栽培が盛んで道中にはブドウ畑をたくさん目にすることが出来ます。
また、そのため、メンドーサはワインの街としても有名です。この話はまた後日。
メンドーサのバスターミナルには18時過ぎに到着しました。宿はバスターミナル近くの宿へ投宿。この情報もまた後日。
サンティアゴ→メンドーサのバス移動まとめ
【移動日】2017.1.22
【料金】22,000ペソ(約3,740円)
【手配方法】当日にバスターミナルで購入
【バス会社】AHUMADA
【バス設備】エアコン/トイレ/お菓子/ジュース
【時間】9:00 → 18:10
【所要時間】9時間10分
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