サンサルバドルの安宿を紹介します。
今回は、古めの地球の歩き方に載っていたプエルト・バスターミナル近くにある「El Castillo」と、中米を旅する旅行者にお馴染みの国際バス「TICAバス」の運営する「San Calros」に宿泊しました。
※為替レート(2016年9月時点)
1ドル≒100.53円(エルサルバドルの通貨は米ドル)
El Castillo
サンサルバドルに着いて1泊目に泊まったのが「El Castillo」
少し古い地球の歩き方に載っていた安宿です。ツインで1泊13ドル(約1,307円)
部屋は広くて、テラスもあり、無駄にテレビも付いていました。
水も1本貰えます。パッケージが可愛い。
ここが一番の問題点。
バスルームの扉がありません。
そして、わかりづらいですが、バスルームにはなんと天井も付いていません。バスルームの上の方に緑の壁が見えますよね?これ、バスルームの外にある壁なんです。
バスルームの天井と扉が無いので、部屋の扉の鍵を閉めても簡単に部屋に侵入出来ちゃうという設計です。
スタッフが良い人だったのと移動で疲れていたので、そのまま宿泊しちゃいましたが、これかなりやばいでしょ。おかげでトイレットペーパーが部屋側に付いているという設計ミスが霞んでしまいました。
ちなみにシャワーはこんな感じ。もちろん水シャワーです。
そして、この宿を出るきっかけになったのが翌日の朝。フロントに行ってみると、何故か今夜の宿泊は20ドルと言われてしまいました。前日は13ドルだったのに。
僕らのスペイン語レベルがお粗末なので、宿のおっちゃんと上手く意思の疎通が出来ていなかったのですが、その日の朝の状況から色々と察するに、どうやらこの宿は連れ込み宿だったようです。
土曜日だったせいか、朝からひっきりなしに男女のカップル?が入ってくるではありませんか。しかも隣の部屋からは朝9時くらいから喘ぎ声が聞こえてくるし・・・。
前日に「今の時間のチェックインなら料金は13ドルで明日の朝8時までなら使えるよ。」みたいな言い方をされていて、なんかしっくり来ていなかったんですがラブホということで納得しました。
週末でしかも朝から利用するということで料金が高くなったみたいです。
時間制という料金システムは日本と一緒なんですね。笑
ということで、この部屋に1泊20ドルは払いたくないので、チェックアウト時間は過ぎていましたがお願いしてチェックアウトをさせて貰いました。
「El Castillo」の宿泊情報まとめ
【宿泊時期】
2016.9.30 – 10.1(1泊)
【部屋タイプ】
ツイン個室
【料金】
13ドル(約1,307円)
※夕方以降のチェックインに限る。
【設備・サービス】
室内トイレ・シャワー(水・水圧良好)/WiFi有/ファン有/バスタオル・石鹸有/水のペットボトル有
【住所】
17 Avenida Norte y 1a Calle Poniente
【立地】
学生街らしく治安は悪く無いと思います。東バスターミナルからは34番のバスに乗ってBolivar公園で下車。そこから歩いて10分くらいだったと思います。
【オススメ度】
★★★☆☆☆☆☆☆☆
San Carlos
「El Castillo」から移動してきた宿が「San Carlos」
中米を旅する旅行者にはお馴染みのTICAバスが運営する安宿です。ネットで宿を探してみたら、TICAバスに乗ろうが乗るまいが、みんなこの宿に泊まっていたので無難にこの宿へ移ってきました。
《TICAバスについて》
TICAバスとは中米を走る国際バスです。このバスに乗れば治安の悪い中米もあっという間に駆け抜けることが出来ます。そしてなんと、TICAバスは各都市に安宿を運営していて、その宿がそのままバスターミナルになっています。なので、TICAバスに乗って次の都市に到着したらそこは宿の中。治安の悪い都市に着いても宿から1歩も出ずに次のバスに乗り継ぐことが出来るという画期的なシステムです。ただし、足元を見られているのか料金がベラボーに高い。
フロント。ただデスクがあるだけです。ここのソファがなかなか居心地が良いです。
宿内にバスのオフィスと待合所がありました。このテレビの後ろです。旅行者が多いのかと思っていたら現地のお客さんも結構居ました。
宿内に売店も併設されていました。ビールを含めた飲み物、お菓子、カップラーメンが置いてありました。ホントに宿から1歩も出ずに過ごせてしまいます。
ちなみにここに電子レンジも置いてありました。
宿内の通路。室内でWiFiを利用したかったら手前の部屋が良いです。
そして、室内はこんな感じ。シンプルで広さも十分です。棚が便利。
バスルームはこんな感じ。右下にトイレがあります。便座がありませんでした。室内でWiFiが使えそうな部屋は全部便座無しでした。
あとは、バスルームの扉は無くビニールのカーテンが付いているだけでした。
宿の屋上で洗濯物も干させてくれました。これは結構ありがたい。
屋上から隣のバスターミナルが覗けました。
「San Carlos」の宿泊情報まとめ
【宿泊時期】
2016.10.1 – 10.2(1泊)
【部屋タイプ】
ダブル個室
【料金】
25ドル(約2,513円)
【設備・サービス】
室内トイレ・シャワー(水・水圧良好)/ウォーターサーバー有/WiFi有/ファン有/バスタオル有/洗濯物干し場有
【住所】
Calle Concepción #121
【立地】
サンサルバドルの中心地バリオス広場も比較的近く、宿の目の前からは東バスターミナルまで行ける市バスも走っています。
【オススメ度】
★★★★★☆☆☆☆☆
サンサルバドルの安宿まとめ
治安的には「El Castillo」のあるプエルト・バスターミナル周辺の方が良さそうでした。学生街でもあるみたいです。「San Carlos」周辺は落書きが多かったりして雑然としています。
ただ、立地的には「San Carlos」の方が中心地に近いので良いのかな。
今回2件の安宿に泊まってみましたが、どちらもコスパは悪かったかなーという感じでした。人はどっちも親切だったんですけど、料金と設備が釣り合っていない気がします。プエルト・バスターミナル周辺には安宿が多いようなので、探してみたらもっとコスパの良さそうな宿がありそうです。
良い宿が見つかったらコメント欄に書いておいて頂けると助かります。
※追記※
サンサルバドルの治安について以下の記事にまとめました。宿選びも慎重にした方が良さそうです。
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