世界一乾燥した街と言われるサンペドロ・デ・アタカマについて紹介します。
アタカマは観光地と言うこともあってボリビアから来ると物価高が恐ろしいので、最安レベルの安宿も紹介します。
※為替レート(2017年1月時点)
1ペソ≒0.17円
世界一乾燥した街サンペドロ・デ・アタカマ
世界一乾燥していると言われるサンペドロ・デ・アタカマは、地理の授業で一度は聞いたこともあるであろうアタカマ砂漠に位置する街。
この周辺は乾燥しているために大気の揺らぎが少ないことに加えて、標高が高く空気も薄いことから、「世界一綺麗な星空」が観られる場所としても有名です。
サンペドロ・デ・アタカマよりも標高の高い場所(標高5,000mくらい)には、日米欧などが共同運用する世界最大級の電波望遠鏡「ALMA」をはじめとした世界各国の観測施設が並んでいるそうですよ。
そのため、僕らもアタカマで星空ツアーに参加する予定だったんですが、1日前に到着していた友達にたまたま会って話を聞いてみると、「夜になると普通に雨降るよ。」とのことでした。笑
世界一乾燥した街のはずなのに・・・。
友達の話を信じて到着日の星空ツアーを見送ると見事に雨が降り出しました。しかも風も強くて最悪な天気。参加しなくて良かった。笑
他にも月の谷と呼ばれる観光スポットのツアーもあったんですが、月の谷はボリビアのラパスで行っていたのでパスしました。
と言うことで、アタカマでは何もせず街をブラブラしただけ。笑
アタカマの街自体はこじんまりとしていて、1時間もあれば十分観て回れる大きさです。
いかにも乾燥した町並みに白い壁の平屋が続いています。
観光客が多く観光地感が否めないけど、個人的には結構好きな雰囲気。今までは標高の高い寒いところを旅していたので、カラッと晴れた暑い陽気が心地良かったです。
世界各国から観光客が集まるため、今まで居たボリビアには無いような洗練されたお店もいくつか見かけました。
ただ、土地柄と観光地と言うことで、物価はかなり高いです。
レストランは安くて3,500〜5,000ペソ(約595〜850円)くらい。エンパナーダですら1,000ペソ(約170円)でした。
また、スーパーは見つけられず、品揃えのあまり良く無い個人商店のようなところしかないため、自炊環境もあんまり良くは無いです。
アタカマで最安レベルの安宿「VILACOYO HOSTAL」
物価の高いアタカマですが、もちろん宿代も高いです。ボリビアの倍以上します。
そんなアタカマで泊まった宿は「VILACOYO HOSTAL」
恐らくここがアタカマで最安レベルの宿だと思います。
ウユニからのツアーが到着する時間帯は、アタカマの宿はかなり混み合うということだったんですが、飛び込みで行っても案内して貰えました。
ツインの部屋が1泊20,000ペソ(約3,400円)
最安レベルでもこんな値段です。部屋はベッドがあるだけのシンプル設計なのに、これで1人1,700円は高いなーと思ってしまいます。
今までの物価の安い南米諸国から来ると吐きそうになります。。
また、この部屋は通り沿いだったんですが、近くに飲み屋か何かがあるのか、夜中まで人通りがあって結構うるさかったです。
出来れば中の方の部屋にして貰った方が良いかもしれません。
あ、あとWiFiも部屋まで飛んでるんですが、遅すぎてあんまり期待はしない方が良いです。チリに入ったらWiFiもだいぶ速くなるんだろうなと思っていたんですが、期待外れでした。
チリに入って変わったのは、物価の高さだけではなくプラグの形状も。
メキシコからずっと陸路で下ってきて、ここまではほとんど日本のプラグのまま使えていたんですが、遂にアダプタが必要になりました。
共有スペースはこのハンモックスペースとキッチンのみ。
キッチン。設備や道具はまぁまぁ揃っていました。
シャワーはかなり良かったです。
水圧バッチリのお湯が出てシャワーヘッドも取れます。
他にもシャンプーを置く台、服を掛けるフック、物を置くための椅子も置いてあって快適です。
「VILACOYO HOSTAL」の宿泊情報まとめ
【宿泊時期】
2017.1.18 – 1.19(1泊)
【部屋タイプ】
ツイン
【料金】
20,000ペソ(約3,400円)
【設備・サービス】
共同トイレ・シャワー(お湯・水圧良好)/WiFi(凄く遅い)/キッチン
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆
サンペドロ・デ・アタカマのスポット地図
アタカマのスポットを地図にまとめるとこんな感じです。
アルマス広場を近くのトコナオ通り、カラコレス通り、トコピージャ通りが観光客向けのレストランや旅行会社が多く並ぶ通りになります。
スーパーと言うほどでは無いけど野菜等が買える小さな商店はトコピージャ通りに数軒あったと思います。
また、アタカマではATMを利用せずに、持っていたドルとボリビアーノ(ボリビアの通貨)を両替して当面のチリペソを確保しました。
なぜなら、チリのATM手数料は高過ぎるから。1回の引き出しで7ドルくらい取られます。
なので、出来る限り現金は使わずに、クレジットカードで支払うように心掛けていました。
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