パラグアイでブラジルビザを取得する場合、比較的条件の緩いエンカルナシオンで取得する方が多いと思いますが、今回はルートと時間の関係上、首都のアスンシオンでブラジルビザを取得してきました。
改悪が続くパラグアイのブラジルビザ取得事情ですが、今回は何とか即日取得をすることも出来たので、まだまだ他の国よりは条件は良いと思います。
なので、アスンシオンでのブラジルビザ申請の流れについてまとめておきたいと思います。
申請に必要な書類も多く、チェックもかなり厳しいので是非参考にしてみてください。
※ブラジルビザを取得したのは2017年1月です。申請前に必ず最新の情報を入手するようにしてください。
※為替レート(2017年1月時点)
1グアラニー≒0.02円
ブラジルビザ申請に必要なもの
アスンシオンでのブラジルビザ申請に必要な書類は以下のとおり。
- パスポート
- 申請用紙(オンラインで作成)
- 顔写真(7cm*5cm)
- 銀行の残高証明書
- 入国、出国のチケット
- ビザ代金(520,000グアラニー:約10,400円)
注意が必要なものを順番に説明していきます。
申請用紙
ブラジルビザの申請用紙は事前にオンラインで必要事項を入力し、出来た書類を印刷して持って行く必要があります。
オンライン申請は以下のページから。
ページ一番下の「START NEW APPLICATION」から申請スタートです。
一番最後の写真のアップロードは、ブラジルビザ用に撮った7cm*5cmの証明写真をスキャンしたものと、パスポートをスキャンしたものをアップロードしたら問題無かったです。
スキャンは「民宿らぱちょ」でやってもらいました。(有料)
また、途中にある勤務先の住所と電話番号を未記入にしておいたら、大使館で聞かれて慌ててテキトーな住所と電話番号を伝えることになったので、オンライン申請の際に入力しておいた方が良さそうです。
他にも未記入部分は幾つか聞かれたので、予め全て入力しておくようにしましょう。
顔写真
ブラジルビザの申請に必要な顔写真は7cm*5cmのサイズ。かなり大きめです。
証明写真サイズの顔写真は持っていたんですが、サイズが合わなかったのでアスンシオンに到着してから用意しました。
たまたま行った新市街のショッピングセンター「Del Sol(デルソル)」内に写真屋を見つけたので、ここで撮ってもらいました。
4枚で24,000グアラニー(約480円)
少し高いですがやむを得ません。ブラジルビザに必要な書類を準備するのが週末だったので市内の写真屋はどこも開いていなかったんです。
平日ならもっと安い写真屋を見つけられるかもしれません。
銀行の残高証明書
銀行の残高証明書は、英文で「銀行名」「名義」「残高」が表示されていれば良いので、ネットバンキングの画面をグーグル翻訳してスクリーンショットを印刷すればオッケーです。
ホームページの画面とわかるようにしておいた方が良いようなので画面を印刷ではなく、スクリーンショットした画面を印刷した方が良いと思います。
「名義」が表記されていなくても、「口座番号」さえ表記されていれば、手持ちのキャッシュカードと紐付けして証明することも出来ます。但し、その場合はキャッシュカードの名前が英語表記でないといけません。
銀行の残高証明を用意するのが厳しい場合は、クレジットカードの「利用可能枠」「クレジットカード番号」の表示された管理画面の英文翻訳+クレジットカードでも問題無いらしいです。
また、僕らは2人で申請しに行ったら2人分の残高証明書が欲しいと窓口で言われてしまいました。でも、口座は共通のものなので、2人分用意することは出来ないと伝えたら1人分で通してくれました。カップルや夫婦で申請する場合は注意ですね。特に別姓のカップルは。
入国、出国のチケット
事前に入国、出国のチケットを両方用意しておく必要があります。
僕らは、ブラジルからスペインへの飛行機のチケットを既に予約していたので、この予約画面を印刷すれば出国チケットについてはクリア。
入国のチケットについては、フォス・ド・イグアス行きのバスチケットを購入してビザ取得後にキャンセル・返金して貰うという方法を取りました。
アスンシオンのバスターミナルにあるバス会社「Cruzero del Norte」のチケットが出発48時間前までキャンセル料10%でキャンセル可能です。
僕らが知る中ではアスンシオン→フォス・ド・イグアスのチケットがブラジル行きで一番安くて110,000グアラニー(約2,200円)
なので、キャンセル料を差し引くと11,000グアラニー(約220円)でビザ申請用のブラジル行きバスチケットが用意出来ます。
但し、ビザ申請の際にチケット原本を提出すると回収されてしまう恐れがあるので、必ずコピーを提出するようにしましょう。キャンセル出来なくなったら痛いですからね。
最終的に準備したもののまとめ
- パスポート
- 申請用紙
- 顔写真(7cm*5cm)
- 銀行の残高証明書
- キャッシュカードのコピー
- 入国するバスチケットのコピー
- 出国する飛行機チケットのコピー
- ビザ代金(520,000グアラニー:約10,400円)
コピーやスキャン系は全て「民宿らぱちょ」でやって貰いました。
ブラジルビザ大使館への行き方
アスンシオンのブラジル大使館は地図上でこの位置。
「民宿らぱちょ」の近くから大使館近くまで行けるバスもあるようですが、よくわからなかったので僕らはメルカド4(クワトロ)までバスで行き、そこから歩いて大使館まで行きました。
頑張れば「民宿らぱちょ」からも歩いて行けるかな。
ブラジル大使館でビザの申請
必要書類も準備出来たところでいよいよブラジル大使館へビザの申請へ。
僕らは時間の関係上、どうしても即日でビザを取得したかったので、大使館が開く8時に申請出来るように早起きして行ってきました。
書類に不備が無いか、無事即日ビザが取得出来るかドキドキで、大使館の写真を撮るのを忘れてました。笑
大使館の窓口では、日本語堪能なブラジル生まれのお姉さんが対応してくれました。日本語堪能なのはありがたいんですが、下手な相談が出来ないのがちょっと辛かった。笑
申請書類を提出して、未入力の箇所の質問をされたり、書類を1つ1つ厳しくチェックされたりしながら、何とか申請は受理されました。
書類を提出した後は、支払い窓口で1人520,000グアラニー(約10,400円)を支払い、領収証を再度窓口へ。
で、ビザがどれくらいで取得出来るかを聞いてみるとなんと翌日・・・。
何とか今日中に受け取れないかお願いしてみたら、たぶん13時には出来てるから午後また来てみてとのことでした。
ブラジル大使館でビザの受領
アスンシオンの街を少しブラついて13時に再度大使館へ。
気付けば引換証とか貰ってなかったけど、大使館の待合席で待っていたら、申請の時に対応してくれた日本語を話せるお姉さんが窓口に案内してくれて、無事ビザが貼られたパスポートを返してくれました。
内容をチェックして問題も無し。
このブラジルビザは3年間有効で1年に付き90日まで滞在が出来るそうです。たった1週間の滞在のために取ったのはちょっともったいなかったです。またブラジル来ないと。
以上、アスンシオンでのブラジルビザ申請の流れでした。
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