【旅した日:2013年3月19日~20日】
火曜日に上海南駅から南寧に向けて出発。
上海南駅は南京東路から地下鉄2号線に乗って、人民広場で10号線に乗り換えて大体30分くらい。
この駅もまた空港みたいにでかかった!
寝台列車の車内は3段ベッドが2つで1しきり。
僕はこの上段を予約したんですけど、これがまたベッドから天井までが低い!!
下段のベッドの半分しかないんじゃないかってくらいでした。
一番安いからしょうがないんですけどね。
しかも1しきりになっているベッド6台のうち5台が大人5人、子供3人の1家族っていうアウェーっぷり。寝台列車だから最初は盗難とか気を付けないとと思ってたけど、気付けば僕の方が不審がられてた。
でも、子供達かわいかったから、時間潰すのにも一緒に遊びたいなーと思ってたんだけど、僕のことなんか見向きもしてくれなかったから、興味を惹きつけてやりましたよ。
①地図を開く
地図に用事なんか無いけど、とりあえず開く。
子供:何か見てると近寄ってくる。
②一眼レフを出して、子供を取ってあげる。
さらに、取った画像を見せてあげる。
大体ここまでで子供たちとは仲良くなれるけど、僕はもう一歩踏み出します。
③一眼レフを貸しちゃう
これでもうイチコロです。
もちろん一眼レフへの警戒はしてますよ。
そしてその結果。
一眼レフを返してもらえなくなる。
もうね。あれですわ。
僕なんかじゃなくてカメラに興味があるだけでした。
僕なんか勘違いしてた。
お母さんに怒ってもらってようやく返してもらえましたよ。
これは女の子が撮った。
最初の方はこんな感じで時間過ごしてたけど、あとは小説読んだり、ベッドでごろごろしたり、ぼーっとしたりで、あっという間に28時間なんて過ぎてしまいました。
前日の休養なんていらないくらいだらけました。
南寧には定刻より1時間くらい過ぎて到着。
駅にいることだし、まずは夜行列車のチケットでも探してみるかと思って、チケットオフィスに行ってみると、ここはディズニーランド!?ってくらいの長蛇の列!!
これに並んで、窓口に辿り着いた時に空いてないって言われたら、最悪だからバスでハノイに向かうことにしました。
ハノイ行きのバスは駅の近くから乗れると聞いていたから、駅のインフォメーションでおねーちゃんにバス乗り場の行き方を教えてもらいました。
「バス乗り場までどうやって行けばいーですか?」
「ゴーストレート!ナンドン!セックスバス!」
なるほど。まっすぐ行けばバス乗り場があるんですね。
ナンドンは地球の歩き方で見た気がするな。
しかもそこには、セックスバスもあるんですね。
ん?
セ、セックスバスってなんだ!?
実に興味深い!!
でも中国恐ろしい!!!
と、とにかく言われた通りに駅前をまっすぐ進んでみました。
途中、色んな人に道を聞いてみたけど誰も英語が分からない。。
バス、ハノイ、ベトナムすら分からないって。。
とりあえず、ナンドンはあっちって指差してくれるんだけど、なかなかそれらしきものが見当たらない。
30分くらい歩いたあたりで、おっちゃん達に、ナンドン?はっはっはー!みたいにからかわれたり、トゥクトゥクのお兄ちゃんに聞いてみると、50元で行く(やたら高い)と言われたりして、なんかおかしいぞと思い、立ち止まって地球の歩き方をよく見てみた。
すると
ナンドンバスターミナル・・・地図外(でかい方の地図)
だって。
全然歩ける距離じゃねー!!!
今思えば、あの窓口のおねーちゃんは、セックスバスじゃなくてシックスバス、つまり「まっすぐ行くと6番の市バスがあるからそれで行きなさい」と伝えたかったんだね。。
勝手に卑猥な解釈しちゃってごめんなさいー!!
でも、市バスなんて駅の目の前に停まってるんだから、ストレートなんて表現しなくてもいいじゃない。。
で、もう歩くの嫌になって駅までトゥクトゥクで帰りました。
マジで時間と金の無駄。
その後は、もう市バスに乗ってわざわざナンドンに行く気力もなかったから、南寧に1泊することに決めて、宿探しと合わせて近くのバス乗り場を探してみたんだけど、駅前の旅行会社のおねーちゃんに、バス乗り場の場所聞いたら一発で見つかった。
今までの苦労は一体。。。
でもこうゆうトラブルがあって旅って楽しくなるんだよね!
だよね・・・?
ちなみにバス乗り場は駅を背にして大通りをずっと左に行くと、大きな交差点に出て、すぐ右側にあります。
『南寧国際旅遊集散中心』ってとこ。
ここは夜行は売ってなくて結局南寧には1泊しなきゃならないんだけど、朝発だから、夕方にはハノイに着きます。
料金は148元(約2400円)
ルート情報の詳細はこちら。
宿に関しても、そのバス乗り場の近くで安いところが取れたので、一安心です。
明日は、世界一周2ヶ国目のベトナムに入国します。
南寧駅
結構でかい!
南寧の安宿
ベランダにトイレとシャワーがあるという斬新な造り。
もちろん汚い。
宿情報はこちら。
コメントする