ショップ店員が教えてくれない落とし穴。au一時休止でiPhoneがゴミになるかも?特に海外に持っていく人は注意です!

昨日書いた記事に関連して、auの一時休止サービスについて書いておきたいと思います。
iPhoneは通信契約を解除してもiPod touchと同機能で利用することが出来るので、世界一周等、長期で海外に出掛ける際に、auの一時休止サービスを利用して海外へiPhoneを持っていく人も少なくないと思います。
ですが、うっかりしているとiPod touchとしてすら使えなくなってしまうので注意が必要です。
昨日の記事はこちら。今回紹介するトラブルを、海外でもまたやらかしてしまいました。笑
auの一時休止サービスとは
海外赴任や海外留学など、長期間auケータイをご利用されない場合、電話番号とメールアドレスをお得な料金でお預かりします。電話番号およびメールアドレスの保管期間は最大5年間です。
長期で携帯電話を利用しない場合に、電話番号とメールアドレスを保管してくれるサービスです。
僕が以前、海外に出ていた時は一度解約をして、帰国した際に再度申し込みをしたので電話番号が変わってしまって色々と面倒だったんですが、このサービスを利用すればそんな面倒なことにもならず、費用面の負担も抑えられるので、とても便利なサービスです。
以前はソフトバンクを利用していて、出発直前に一時休止サービスが廃止されてしまったんですが現在は復活したみたいです。
ちなみに、ドコモにもありました。
ドコモだけ最長3年間の保存でした。
auの一時休止サービスに掛かる料金
auの一時休止に掛かる費用は以下のとおりです。(税抜表示)
事務手数料:2,000円
一時休止情報保管料:毎月372円
ユニバーサルサービス料:毎月3円
電話番号変更後の手間を考えれば、毎月400円ほどで電話番号を保存して貰えるなら利用する価値アリですね。
但し、実質0円とかのキャンペーンを利用してiPhoneを購入している場合、毎月割が適用されなくなり、未払い分の機種代金は請求されるので注意です。
ソフトバンク・ドコモの一時休止に掛かる料金
ついでなので、ソフトバンク・ドコモも比較してみます。
◆ソフトバンク
事務手数料:3,000円
一時休止情報保管料:毎月390円
ユニバーサルサービス料:毎月3円
◆ドコモ
事務手数料:1,000円
一時休止情報保管料:電話番号/毎月400円、メールアドレス/毎月100円
ユニバーサルサービス料:毎月3円
他社も大して料金の違いは無いようです。
auの一時休止サービスの落とし穴
ではでは、本題です。
今回の旅に出る前に、僕もご多分に漏れずauショップに行って一時休止の申し込みをしてきました。
手続きが完了して、店員さんがこれで終わりですと言うもんだから、そのままiPhoneを持って家に帰ったんです。
で、家に帰ってiPhoneを起動してみたら、復元?されていたので、またiPhoneを最初から立ち上げることになりました。
そしたら、知らないうちにアクティベートと言う手順が追加されていました。(一時休止をしたからではなく、iOSのアップデートで追加されたようです。)
そして、このアクティベートは、有効なSIMが無いと手順をクリアすることが出来ません。
と言うことはですよ。
先ほどauのSIMはサービス休止してしまったもんだから、ここから先に進むためのSIMが手元にはありません。
しかも、SIMロックが掛かっているので他のSIMでアクティベートをすることも出来ません。
これでは、iPod touchとしてすら使えなくなってしまいます。
しかし、この時は、たまたま妹が実家に遊びに来ていて、たまたまauのiPhoneを使っていたのでSIMを借りて何とかアクティベートをすることが出来ました。
危ないところだった ・・・。
ちなみに、相方もauで同様に手続きをしたんですが、店員さんには何も教えてもらえなかったそうですが、事前に僕がこのトラブルに遭っていたのを知っていたので、帰り際に聞いてみたらアクティベートして貰えたそうです。
店員さんも知らないのか何なのかわかりませんが、このことについては説明をして貰えない可能性が高いので一時休止を申し込む際はキチンとアクティベートまでして貰いましょう。
知らずに帰ってきてしまった場合も、面倒は掛かると思いますがauショップに再度持っていけば恐らく対応して貰えるはずです。
※追記:更新月について(2017年4月15日)
日本に帰国して一時休止から再開の手続きを取ったら、更新月が2年後に延長されました。一時休止を再開した時点から新規で契約し直しという扱いになるようです。なので、再開してから2年間の間に携帯会社を乗り換える場合、解約金(違約金)9,500円が発生するのでご注意ください。