SDカード内のデータ削除後に撮影可能枚数が増えない・減る現象の解決法は「フォーマット」だった!【デジタル一眼レフカメラ】

デジタル一眼レフカメラを新調して、最初に悩まされたのが「SDカード内のデータを削除しても撮影可能枚数が減る問題」
最初は、減っていることに気付かずに、「最近のカメラは画像内のデータが多いから、あんまりたくさん取れないんだなー。もっと容量大きいSDカード買わなきゃ!」くらいにしか思っていなかったんですが、最終的に
SDカード内に画像データが無いのに
撮影可能枚数が0枚に・・・。
これは、さすがにおかしいと思い、色々調べてみた結果、解決法を発見したので共有します。
僕と同じことしてる人結構いると思いますよ。
尚、今回参考にさせて頂いたブログはこちらです。
現象の原因
まず、この現象の原因となっていたのが、「パソコン上でのSDカード内のデータ削除」でした。
SDカードからパソコン内にファイルを移して、その流れでパソコン上で「ファイルを全選択」→「削除」と言うのがいつもの流れ。
SDカード内に無駄にデータが入っているのが好きでは無かったので、以前の一眼レフからずっとこの方式を取ってました。
でも、これが良く無かったようです。
この方法を取ると、表面上は画像データが削除されるのですが、カメラと紐付けされている見えない部分のデータまでは削除出来ないため、カメラ側で画像データが削除されていないと判断されて、容量に十分な空きがあるはずなのに、撮影限度枚数が少なく表示されてしまうようです。
なので、「SDカード内のデータ削除は撮影したカメラ内で行う」ようにすれば、この現象は起きなくなります。
「フォーマット」機能を使って撮影可能枚数を復活させる
「SDカード内のデータ削除は撮影したカメラ内で行う」ことで、この現象が起きなくなるのがわかったわけですが、僕のように既に撮影限度枚数が減ってしまっている場合は、カメラの「フォーマット」機能を使うことで復活します。
「フォーマット」機能とは、初期化機能のことで、この機能を使うことによりカメラに装着してあるSDカードを初期化することが出来ます。
大量の画像をカメラ上で一括削除したい場合も、この機能を使うと便利です。
ただし、「削除」とは違い、SDカードを「初期化」してしまうため、削除してしまったファイルを復元したりすることは出来なくなります。
なので、「フォーマット」を行う前には、バックアップを忘れずに取りましょう。
デジタル一眼レフカメラ内でSDカードの「フォーマット」を行う手順(※Nikon D7200編)
それでは、フォーマットを行う手順を解説していきます。
まずは、カメラにSDカードを装着し、電源をオン。
そして、「測光モードボタン」と「削除ボタン」を同時に長押しします。
「For」と言う文字が点滅したら、「測光モードボタン」と「削除ボタン」を再度同時押しします。
少し時間を置いて、撮影可能枚数が復活!
これで「フォーマット」は完了です。
最後に
以上が、「SDカード内のデータを削除しても撮影可能枚数が増えない・減る現象」の解決法の解説でした。
以前使っていたカメラでも、パソコン上でガンガンSDカード内のデータを削除していたのですが、こんなことが起こらなかったのが不思議です。
古いカメラで画像ごとの容量が少なかったから気付かなかったのかなー。
とにかく、これからは画像の削除もキチンとした方法で行うように心掛けたいと思います。