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サンティアゴとアタカマを旅して感じたチリの治安と基礎知識。

 2017/06/07 
サンティアゴ|馬に乗る警察

短い滞在でしたが、チリを旅して感じた治安と基礎知識についてまとめます。

前半は基礎知識を羅列しているので、治安について知りたい場合は目次を活用してください。

チリのトラベルデータ

【滞在期間】2017.1.18 – 1.22(5日間)
【滞在都市】サンペドロ・デ・アタカマ、サンティアゴ

 

チリの基本情報

以下のデータは外務省のホームページを参考にしています。

 

一般事情

【国名】チリ共和国
【首都】サンティアゴ
【面積】756,000平方キロメートル(日本の約2倍)
【人口】約1,795万人
【民族】スペイン系75%,その他の欧州系20%,先住民系5%
【言語】スペイン語
【宗教】カトリック(全人口の88%)

 

サンティアゴ|黒人さんのバスキング

サンティアゴでは、アフリカ系の人々も多く見かけました。出稼ぎかな?

 

経済事情

【主要産業】鉱業,農林水産業,製造業(食品加工,木材加工)
【GDP】2,402億ドル
【1人当たりGDP】13,341ドル
【経済成長率】1.6%
【消費者物価上昇率】3.8%
【失業率】6.5%

 

チリの旅行情報

【通貨】チリペソ
【換算レート】1ペソ≒0.17円(2017年1月時点)
【ATM】手数料が7ドルくらい掛かります。
【電圧】220V/50Hz
【プラグ】Cタイプ。
【時差】日本より13時間遅い。日本が夕方6時の時、チリは朝の5時。サマータイム実施期間(10月第2日曜〜3月第2日曜)は日本より12時間遅れ。

 

アタカマの安宿|VILACOYO HOSTAL

プラグは3つ穴タイプもありました。

 

チリの治安

外務省によるチリの治安情報

チリの治安について、外務省の海外安全ホームページには以下のように記載がされています。

 

(1)チリは中南米では比較的治安の良い国と考えられていますが,防犯意識が薄いと思われる人物を狙った犯罪が多発しています。そのほとんどは置き引き,スリ,ひったくりの類ですが,夜間歩行中にいきなり横付けした車から降車してきた複数人に暴行される強盗や,通りすがりにいきなり刃物で切りつけられる強盗等の凶悪事件も発生しております。また,最近は比較的安全とされていた邦人が多く居住するサンティアゴ市東部地区の住居への侵入窃盗が高い比率で発生しており,強盗に抵抗し,刃物で刺され,あるいは鈍器で殴られ重傷を負った事例も散見されます。過去には,日本人が殺害された事件が発生しています。

(2)レストランにおいて,バッグ等を椅子の背もたれに掛けたり,足下や座席の横に置いたところを盗まれた被害や,ショッピング中,商品を見ているすきに財布を抜き盗られる被害も多発しています。手荷物は自分の身体の前で持ち,また,食事中も膝の上に置くなど身体から離さないように十分注意する必要があります。

(3)凶悪事件の多くは銃器が使用されており,以前はサンティアゴ市の南部やセントロ地区(中心街)など一部の特定した地域で被害が発生していましたが,最近は多くの日本人が居住し,高級住宅街とも言われているラス・コンデス区,ビタクラ区,プロビデンシア区でも強盗や車上狙いの被害が目立っており,治安は悪化傾向にあります。特に,夜間は複数でも出歩くのは大変危険ですので避けてください。この犯罪傾向は貧富の差が広がるにつれ地方へも拡大しており,これまでに犯罪発生の少なかった観光地や地方都市にまで及んでいます。

(4)2011年から教育制度改革を求める学生デモが頻繁に行われ,デモの度に覆面グループが破壊活動や警察との衝突を起こし,これに乗じてその他の騒動も発生していますので,デモの付近には近づかないようにしてください。
また,第9州(アラウカニア州)を中心として先住民問題が長期化しており,一部覆面グループが通行車両を襲ったり,殺人事件や放火事件を起こすなど,未だ根本的な解決に至っていないことから,注意が必要です。
さらに,2005年以降,アナーキストによる爆破事件が散発的に発生しています。これまでは人に被害を与えることを目的とするケースはまれでしたが,2014年9月8日にサンティアゴ市の首都圏地下鉄1号線エスクエラ・ミリタール駅のビル店舗街において14人が負傷する爆弾事件が発生しました。
よって,チリは治安の良い国という意識を見直す必要があり,個々の防犯意識を向上させる必要があります。

 

2 日本人の被害例
空港,駅,バスターミナルやショッピングセンターなど,人混みでのスリ,置き引き,ひったくり等の被害が多発しているほか,空き巣等の住居侵入窃盗も散見されます。
また,過去には,強盗により日本人が殺害された事件も発生しています。
主な被害状況は次のとおりです。

(1)バスターミナルで荷物整理をしていたところ,知らない男に話し掛けられ,気がつくと反対側に置いてあったカバンが無くなっていた。
(2)長距離バスで移動中,座席で寝ていたところ,貴重品の入ったカバンを盗まれた。
(3)日本人がよく買い物に行くショッピングセンター内の店舗で試着をしていたところ,知らない間にカバンが無くなっていた。
(4)背中にカバンを背負い,混んでいる地下鉄に乗車したところ,カバンの中に入っていた財布やカメラを盗まれた。
(5)レストラン等で食事中,背もたれに財布の入った上着を掛けていたところ,財布を抜き取られていた。また,座席の横(下)に置いたカバンを盗まれた(別のカバンにすり替えられていた)。
(6)レストランで食事中,見知らぬ者が親しげに話しかけてきて,その者が勧めるワインを飲みながら談笑していたところ,不意に眠気を催し,寝入ってしまい,気がついたら荷物がなくなっていた。
(7)ホテルに宿泊中,パソコンを室内の机の上に置いたまま外出し,部屋に戻ったらパソコンがなくなっていた。
(8)スーパーの脇道に車を駐車し買い物に行ったところ,車の鍵が壊され,車内にあったカバンを盗まれた。
(9)両替所から出たところ,二人組の男にけん銃で脅され,換金したばかりの現金を強奪された。
(10)空港に到着し客引きに紹介されたタクシーに乗車したところ,通常料金の数倍を請求された。
(11)路上に車を駐車し数時間後に戻ってきたところ,車が盗まれていた。
(12)車で信号待ちをしていたところ,助手席の窓ガラスが割られ,座席に置いてあったカバンを強奪された。
(13)バスから降車しようとしたところ,二人組の男に挟まれ動けない状態となった。その後所持していたカバンの中身を確認したところ,財布が盗まれていた。
(14)背中に液体を掛けられ,鳥の糞が付いているよと声を掛けてきて,拭いている隙に足下に置いたカバンを盗まれていた。
(15) 携帯電話を操作しながら通りを歩いていたところ,後ろから走ってきた男にひったくられた。

 

さらに詳しい情報は以下のリンクから見ることが出来ます。

 

サンペドロ・デ・アタカマを旅して感じた治安

アタカマの街並み

サンペドロ・デ・アタカマはとても小さな町なうえに、観光地と言うこともあって、治安は至って良好。

夜でも普通に出歩けました。

 

サンティアゴを旅して感じた治安

サンティアゴの安宿「Plaza de Armas Hostel」

南米一治安の良い首都と聞いていたサンティアゴですが、個人的には何となく気の許せない街でした。

理由としては、サンティアゴ初日に街を歩いている時、昼間で人が沢山いるにも関わらずちょっと悪そうな若い子たち4、5人に後を付けられていたような気がしたんですよね。

それに気付いたのが、若い子の1人が友達のリュックのチャックを開けようとしていたのが横目で見えたから。僕は街歩きする時に頻繁に後ろを振り返るようにしているので、たまたま気付くことが出来ました。

その後も、ちょっと先に行ったと思えば露店で何かを物色するフリをして待ち伏せていたり。数百メートルずっと同じペースで近くを歩いていました。

僕は結構ビビリなので、勘違いと言う可能性も大きいですが、もしかしたら狙われてたのかも?

念のため彼らに小まめに視線を送って警戒しているアピールをしていたら、特に何事も無く済みました。

 

また、今回の旅で出会った旅人の中にも、サンティアゴで被害に遭った方が2人も居ました。しかも2人とも荷物のほとんどを盗まれるという悲惨な状況。

簡単な被害状況は以下のとおりです。

<1人目>
宿のロッカーに荷物を入れて鍵を掛けていたにも関わらず、鍵を壊されてバックパックごと荷物のほとんどを盗まれた。盗まれた荷物の中にはパスポートやクレジットカードも。ちなみにこのホテルは日本人宿泊者も多い「Landy Hostel」だそうです。

<2人目>
バスターミナルかどこかでテーブルに座っていた時、現地の人に話し掛けられて少し話をしていたら、バックパックを盗まれた。この話し掛けてきた現地人もグルだと思われます。

 

サンティアゴに着いた時に、バスターミナルで現地人に「ここはサンティアゴだから十分気を付けなさい。」と言われたとおり、やはりサンティアゴは気を抜ける街では無いように思えます。

 

僕が行っている海外での安全対策

僕は普段から以下の点に気を付けて旅をしています。全て基本的なことですが、この基本が大事。南米では特に。旅先の安全対策の参考にしてみてください。

  • 人前で現金や貴重品はなるべく見せない。
  • 街中で写真を撮る時は、撮ってすぐカメラを仕舞うヒット&アウェー戦法。
  • 満員電車やバスでは、ポケットに貴重品を入れない。
  • 人混みでスリが居そうなところでは、必ずバッグを前に抱える。
  • バッグに南京錠を付けておく。(鍵を掛けなくてもオッケー)
  • 街中やレストランで荷物を置く時は、必ず身体に触れるようにするか、足に絡めておく。
  • バス内では貴重品バッグは必ず膝の上。ファスナーは窓側(通路と反対側)に寄せる。夜行の場合はポケットにも貴重品は入れない。
  • 暗くなってからは無闇に出歩かない。(都市や地域の状況次第)
  • 人通りの少ない道は避ける。
  • 後ろを定期的に振り返る。

基本の安全対策をしっかりして、楽しいチリ旅行にしましょう。

 

もし、強盗に遭ってしまったら・・・。

十分注意していても、強盗に遭うリスクをゼロにすることは出来ません。

もし、運悪く強盗被害に遭ってしまった場合は、絶対に抵抗しないこと。

南米の強盗は銃を持っていたり、近くに仲間が潜んでいる可能性が高いため、抵抗することにより最悪命を奪われることもあります。

僕らが南米に居る時にも、コロンビアで日本人大学生が命を奪われると言う悲しい事件がありました。2014年にもエクアドルで日本人男性が殺害されています。

南米を旅していると強盗に命を奪われると言うのは他人事ではありません。自分が南米を旅しているということを絶対に忘れないでください。武勇伝になるとかそんな変な期待は絶対にしないように。

物が盗られても保険で補償されますが、命を奪われたら全てが終わりです。

このことを肝に銘じて、十分注意しながら旅を楽しみましょう。