キト近郊の町「オタバロ」で開かれる、南米最大級の規模を誇ると言う土曜市へ行ってきたので紹介します。
※為替レート(2016年11月時点)
1ドル≒104.1円(エクアドルの通貨は米ドル)
キトの新市街からカルセレン(北)バスターミナルへの行き方
オタバロへ行くバスは、キトのカルセレン(北)バスターミナルから出ているので、まずはカルセレンバスターミナルへ。
キトの新市街からカルセレンバスターミナルまでは、ローカルバスで行くことが出来ます。
ローカルバスの乗り場はこの辺り。
①、②共に「Juan León Mera」通り沿いで、①は「Mariscal Foch」通りとの交差点辺り、②は「Avenida Cristóbal Colón」と「Santa María」との間辺りです。
①は宿で教えて貰った乗り場なんですが、バスを乗り間違えて結局②でバスターミナルまで行くバスに乗り換えました。
①の乗り場でも捕まえられると思うんですが、僕らは結局①では捕まえていないので②が確実ですね。
バス停で結構待ったので、このバスは頻繁に通っているわけでは無さそうです。新市街からバスターミナルまでの料金は0.25ドル(約26円)でした。
①の乗り場で乗り間違えたバス。
「CARCELEN」と書かれていたので乗ってみたら、カルセレンの「ターミナル」へは行かないと言われてしまいました。なので、途中下車してまた別のバスに乗り換えました。
乗車時にきちんとカルセレンの「ターミナル」に行くか聞いた方が良いですね。
そして、これが実際にカルセレンバスターミナル近くまで行けたバス。
新市街からバスターミナル近くの降り場までは、乗客がほとんど居ないにも関わらず40分くらい掛かりました。
「Avenida Galo Plaza Lasso」というバスターミナル西側を走る大通り沿いのバスターミナル手前で降ろされます。バスを降りたら進行方向に進むと角にガソリンスタンドがあるので、そこを斜めに突っ切ります。
道沿いに少し歩くとバスターミナルに到着です。ガソリンスタンドを突っ切った時点で、バスターミナルが見えてくると思うので迷うことは無いと思います。
地球の歩き方には、バスターミナル周辺は治安が良く無いと書かれていましたが、そんな感じはしませんでした。
カルセレンのバスターミナルから新市街への帰り方については、以下の記事で紹介しています。
カルセレン(北)バスターミナルでオタバロ行きのチケットを購入
バスターミナルの16番の窓口でオタバロ行きのチケットを購入出来ました。料金はバス代2.5ドル+ターミナル使用料0.2ドルで2.7ドル(約281円)
オタバロ行きのバスは頻発に出ているっぽかったです。下手したら10分に1本くらい出ていると思います。
キトからオタバロまでは約2時間。7時50発のバスに乗って10時前にはオタバロに着きました。
南米最大級のオタバロ土曜市をぷらぷら
オタバロの土曜市は、バスターミナルから5分ほど歩いた「Plaza de Ponchos」と言う広場を中心に開かれています。バスターミナルから人の流れに乗っていけば、着くと思います。
広場だけではなく、広場から伸びる道沿いにもズラっと露店が並んでいます。
ただ、広場以外の露店は現地の人の生活用品が中心なので、お土産物を狙うなら広場を中心に見るのが良いと思います。
広場はこんな感じで、所狭しと露店が並んでいます。
グアテマラのチチマーケットのようにかなり混み合うのかと思いましたが、早めに行ったせいか観光客はまばらでのんびり見て回ることが出来ました。
アルパカの毛を使ったストール。肌触り抜群です。相方が母親へのお土産に買ってました。言い値15ドルが7ドル(約729円)になりました。
可愛い毛布やポンチョ、セーター等々。
最近生まれた姪に可愛い子供用のポンチョを買ってあげました。1枚5ドル(約521円)で買ったんですがめちゃ可愛いです。
相方がここの毛布を気に入っていて、1枚20ドルとかが言い値で安いんですが、さすがに荷物になるので買えませんでした。
あとはテーブルクロスにする用の布とか
財布とかの雑貨やバッグも売っていました。
僕はあんまりセンスが無いのでアレなんですが、この土曜市はお買い物好きの女子にはたまらないみたいです。相方は凄く楽しそうにしてました。
時々、場違いなものを売っているお店もあります。笑
あとは、この周辺は先住民のインディヘナの人たちが多いので、みんな民族衣装を着ていて素敵です。
昼食は市場の食堂がオススメ!
広場には、簡易食堂も出ているので昼食は、この食堂で食べるのがオススメです。
その中でも一際目立つ豚の丸焼き。気になったので僕らの昼食は豚の丸焼きに決定です。
豚の丸焼きを後ろから眺めるとこんな感じ。お尻の方からほぐしていくので、タイミングによって食べられる部位が違うんでしょうね。
で、注文するとこんなプレートで提供されます。お肉がめっちゃ多いと思いましたが、下に豆とトウモロコシがたっぷり入っていて、少しかさ増しされてました。
でも、豚肉は柔らかくて塩気も丁度良くて美味しかったです。この黄色いのはポテトなんですが、これもマッシュポテトみたいで美味しかった。
これで料金は3ドル(約312円)でした。
アニマルマーケットへ
豚の丸焼きを食べた後でなんなんですが、広場周辺は粗方見終わったので同時に開催されているというアニマルマーケットにも行ってみました。
アニマルマーケットなんてエチオピア以来です。
しかし、既にお昼を過ぎていたせいで、売れ残りの牛1頭と豚数匹しか居ませんでした。
アニマルマーケットに来るなら午前中に来た方が良さそうです。
鶏はたくさん売られていました。でも、さすがにこの箱に詰められた感じは可哀想です。
インディヘナのおじさんもお買い上げしたようです。
ちょっと悲しい気持ちになりながら広場の方へ戻ると、電柱にたくさんのヤギが括り付けられていました。
アニマルマーケットでたくさん買ってきたのかなーと思っていたら、ヤギのミルクを売っているだけでした。その場で絞って売っているみたいです。子供たちが買ってましたが、殺菌とかしない搾りたて飲んで大丈夫なんでしょうか。
オタバロの土曜市まとめ
オタバロの土曜市は金曜日に前泊する人が多いようですが、僕らはキトからの日帰りでも十分楽しめました。
南米最大級と言われるだけあって規模は大きいですが、僕らは広場周辺を1、2時間見て十分だったなーというのが正直な感想でした。
また、アニマルマーケットについては、キトからのバスが通るパンアメリカハイウェイ沿いで開催されているので、日帰りでアニマルマーケットもも見たいのであれば、キトからのバスでオタバロのバスターミナルまで行かずに、アニマルマーケット近くで降ろしてもらって、アニマルマーケットの観光→民芸品市の観光という順番で周った方が効率が良さそうです。
僕らは、バスターミナル→民芸品市→アニマルマーケット→民芸品市→バスターミナルと周ったので効率が悪くて結構歩きました。しかも、アニマルマーケットに行った時には時間が遅くてほぼ撤収状態でした。
こんな感じが良いと思います。この3つはmaps.meにも載っているので、maps.meを見てアニマルマーケットの辺りで降ろしてもらったら良いと思います。
以上、キトからの日帰りオタバロ土曜市のまとめでした。
コメントする