【旅した日:2014年11月5日】
マラウィのリロングウェからモザンビークへ移動します。
モザンビークの目的は、ダイビング。
「トーフ」という海で、かなりの確率でマンタやジンベエが見れるらしいです。
ただ、モザンビークは情報が少ないうえに、ポルトガル語圏。更には警察が腐っていて賄賂を求められることもあるそうでちょっと心配。
言葉が通じないのは、イランやトルコで経験してるので、どうにかなるとは思ってるんですが、警察が頼りにならない、むしろ敵なのは初めて。笑
まぁ行ってみてわかることもあるので、とりあえず行ってみましょう。
今日の目的地は、モザンビークのテテという街。
リロングウェからまずは国境近くの町デッザまで行って、国境を越えてからまたバスを捕まえて行こうと思います。
朝5時半。マラウィの日の出は早いので既に明るいです。
それに、前日までで治安も悪くないと判断したので、バスターミナルまでは歩いて向かいました。
「MABUYA CAMPS」からは30分。遠い。。
バスターミナルに到着。ミニバスが既に待機してました。
前日に時間を聞きに来てたんですが、デッザ行きは朝5時からあるみたいです。
お客さんはほぼ乗ってないので、良い席を確保。
マラウィに入ってからずっと気になってたこれを買ってみました。
ただの水でした。味は水道水。不味いけど冷たい。
20クワチャ(約5円)
人がなかなか集まらないのでサモサも購入。
インドのサモサとは違うけど美味しい。
100クワチャ(約25円)
人が集まってやっと出発。
1時間くらい待たされた。
デッザまでは1時間半の距離なのであっという間。
バスターミナルは閑散としてました。
ここから国境までは距離があるそうなので、自転車タクシーを利用。
500クワチャを値切って400クワチャ(約100円)
国境までは確かにちょっと遠かった。自転車タクシーでも15分くらい。歩きだと厳しいと思う。あと道がわかりづらい。
でも、バックパックを背負ったまま荷台に座るので、後ろに落ちないようにしがみついてなきゃいけないので、自転車タクシーも結構大変。笑
マラウィ側のイミグレーションは、空いていて出国カードを書いてあっさり終了。
そして、歩いてモザンビーク側へ。
モザンビークのイミグレーションに入ると、何のスタッフかわからない人にパスポートとイエローカードの提示を求められて提出。よくわからないけど、英語も話せて陽気で良い人たちでした。
で、入国カードを書いてイミグレーションで入国手続き。
無愛想でしたが、特に問題も無く入国完了。
イミグレーションを出て、少し歩いていると道端に居た男と警察の2人組に声を掛けられました。
何かと思って行ってみると、「コーラ奢ってくれ。」だそうです。
愛想笑いでごまかして、逃げました。
その少し先で、ずっと付いて来た両替商に、テテまでの繋ぎにと思って、少し多めに残しておいたマラウィクワチャをモザンビークメティカルに両替して貰いました。
100,000クワチャが600メティカルでした。
レート悪いけど、全く交渉には応じてくれませんでした。足元見られてる。
更に少し歩いて、商店でコーラを注入。
マラウィクワチャでの支払いが出来たので、余ったマラウィクワチャで支払い。
200クワチャ(約50円)
マラウィなら130クワチャで飲めるので少し割高です。
この商店で、テテへの行き方を聞いたら、直接は行けなくてアンゴニアと言う街で乗換えが必要らしい。アンゴニア行きのバスを聞いてみると、目の前に停まってるこれでした。
トラック。笑
積荷は牛乳かと思ったらビールでした。
「SHAKE-SHAKE」って書かれてるけど、振ったらダメだと思う。笑
ビールの写真撮ったら、隣に居たおっさんが俺も撮ってくれって。笑
また人が集まるのに、1時間待って出発。
早く来てたので、助手席にも座れたんですが後ろにあるバックパックが心配だったので、一緒に荷台に乗りました。
トラックの荷台はカンボジアで慣れてたつもりでしたが、人が多くて結構きつかった。初めてお尻の感覚が無くなるまで痺れた。笑
道は完全舗装で快適です。
トラックは、アンゴニアのどこかもわからない広場に到着。
到着してから料金の支払い。50メティカル
モザンビークで噂の荷物代は請求されませんでした。
ちなみに、この広場でもまだマラウィクワチャの両替が出来ました。レートはわかりませんが、マラウィ人はここで両替してたのでこっちの方がレートが良いのかもしれません。トラック代も、ここで両替してからの支払いで問題無さそうでした。
その後、一緒のトラックに乗っていたマラウィ人が、「俺もテテまで行くから一緒に行こう」と言ってくれたので、バスターミナルまで案内してもらいました。
バスターミナルまでは結構歩きます。しかも裏道通っていって、どこを歩いてるのかさっぱりわかりません。
トラックの到着した広場に、自転車タクシーも居たので乗っちゃっても良いかも。
バスターミナルに到着。ここでもミニバスの出発に1時間待ち。
そして、マラウィ以上に人が詰められた。笑
ハイエースにドライバー含めて22人乗り。
テテまでの道も完全に舗装されていて快適でした。
途中、何度か警察の検問があって、その度にパスポートとイエローカードの提示を求められた。
賄賂求められないかドキドキでした。
バスは3時間走って、テテの市街地へ。
テテの中心地に行くには、ザンベジ川に掛かる大きな橋を超えなければいけません。
ここで、また警察の検問。
今回の検問は厄介だった。
まず、今まで通りパスポートとイエローカードの提示を求められる。
言われたとおり提出すると、今度はエボラのナントカという書類は持ってるか?とのこと。
そんなの必要なんて聞いてないから、持ってない。
素直に持ってないと答えると、その警察はどうするわけでもなく、
「何かドリンクを私にくれ。」と言ってきた。
どうやら、賄賂を要求する口実だったみたいです。
ホントにモザンビークの警察はクソなんだなと思った。
やんわりかわして、パスポートとイエローカードを返して貰う。
その間、別の現地人も捕まって、バスから降ろされてた。
その人も無視してバスに乗り直してたけど。笑
ドライバーもめんどくさくなったのか、警察がドアを開けてバスの傍に居るのに出発。笑
バスが出発して、バス内はみんなさっきの警察の話題で持ちきりだった。
一緒にここまで来たマラウィ人も「あいつは金が欲しいだけだ。」って言ってた。
モザンビークの警察は現地の人にも嫌がられてるみたいです。
ミニバスは、街の中心のはずれの方に到着。
そこに居た人に聞いて、街の中心の方を目指す。
まずは、明日のマシシという街まで行くバスがあるバス会社のオフィスを見つけたい。
テテ中心地のホテルは安くても1泊3,000円位してしまうらしい。
ただ、モザンビークのバスは深夜の運行が出来ない代わりに、超早朝発。
そのため、前日からバスの中で寝かせてくれるらしい。
1泊3,000円も払えないので、バス泊を狙う。笑
ミニバスを降りたところから、街の中心地に向かっていると偶然にも目的にしていたバス会社を発見。
早速、明日のマシシという街までのバスがあるか聞いてみると、あるとのこと。
更に、バス内で1泊出来ないか聞いてみると、最初は向かいにホテルがあるからそこに行けと言われていたけど、寝かせてもらえることになった。3,000円浮いた。これはデカイ。
ただ、モザンビークのお金が足りないので、荷物だけバスに預けて、近くのATMへ。
1つ目のATMは故障。
2つ目は使えるけど、VISAもMASTERも上手く下ろせない。
3つ目の「STANDARD BANK」でやっと下ろせたけど、引出限度額が3,000メティカルだけ。。
とりあえず、VISAのクレジットで3,000メティカル下ろす。
試しにもう1回やってみたけど、やっぱり下ろせなかった。そりゃそうだよね。笑
ちなみに、MASTERは使えませんでした。
お金を下ろしたついでに、スーパーで買出し。
このジュース、ドバイで初めて飲んでから好きになった。
粒々が入ってて美味しい。
ちなみに、タイ産でした。タイからここまで運んでるのかな。
バス会社のオフィスに戻ってきて、料金の支払い。
1,700メティカル(約6,247円)
マプトまでの料金を支払って、途中下車する形になるので高い。
料金交渉は出来ませんでした。しつこくしたらちょっと怒られたし。笑
バス会社のオフィスにはレストランもありました。
これで、100メティカル(約367円)
やっぱりモザンビークの物価高はホントでした。
これはこの先きつくなるな・・・。
ご飯を食べた後は、今日同じくバス泊をするというマラウィ人と夜のテテを徘徊。
テテは結構都会でした。
マラウィの首都リロングウェよりも都会なんじゃないかな。笑
移動の連続からのバス泊でちょっとしんどいですが、明日も頑張ってマシシまで移動します。
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