チリのルート|アタカマ→サンティアゴのバス移動まとめ。サンティアゴのアラメダ・バスターミナル(turbus)から市内への行き方。

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

サンペドロ・デ・アタカマからチリの首都サンティアゴまでバスで移動したので情報をまとめておきます。

※為替レート(2017年1月時点)
1ペソ≒0.17円

目次

アタカマからアルゼンチン・サルタへのバスが激混みで急遽ルート変更

チリ→アルゼンチン→パラグアイのルート(予定)

今回は、アタカマからアルゼンチンのサルタへ抜けてプルママルカ、サリーナスグランデスを観光して、そこからさらにパラグアイへ抜ける予定だっため、アルゼンチンのサルタ行き(プルママルカ下車)のチケットを探しにアタカマのバスターミナルへ。

バスターミナルの位置はは以下の記事の地図に載せました。

 

アタカマのバスターミナル

これがアタカマのバスターミナル。

街の雰囲気に合わせた開放感のあるバスターミナルです。なかなか良い雰囲気。

お洒落なレストランやカフェみたいなお店もいくつかありました。高いけど。

 

アタカマのバスターミナル

サルタ行きのバスのスケジュールもホワイトボードに書かれていてわかりやすい。左が曜日、真ん中が出発時間、右がバス会社です。曜日は一番上のLUNESが月曜日で、そこから順番に日曜日まで。

で、希望日程のバス会社の窓口に行ってみると、4日先まで満席・・・。毎日運行している「ANDES MAR」に至っては3週間先まで満席でした。

どうやら僕らが訪れたシーズンはアルゼンチン人のホリデーシーズンだったようで、この辺りのバスは凄く混むようでした。1月2月はこんな状況のようです。

もし、このルートを通る予定であれば、事前に「ANDES MAR」のサイトで予約を入れておいた方が良いかも。

 

まさかこんなに混んでいるとは思わずに、僕らも困り果てました。

追加で4日もアタカマに滞在したところで、やることも無いし、物価も高くて居るだけで辛いし。

飛行機や、別のルートも色々と検討しましたが、パッとしたものが出てこず。

 

チリ→アルゼンチン→パラグアイのルート

悩みに悩んだ挙句、一旦チリのサンティアゴまで下って、そこからアルゼンチンのメンドーサへ移動し、再びサルタへ北上するルートに決定。

時間は掛かるけど、物価の高いアタカマでじっとしているくらいなら急ぎ足でも迂回して他の街も行ってみようと言うことになりました。

 

サルタ行きのバスを扱っているバス会社の窓口は、閉まっているところが多く、行ってすぐに希望のチケットが買えない場合が多いです。

昼の時間はとっくに過ぎていたので、昼休みと言うことも無いと思うんですが・・・。

僕らが行った時も結構待たされたので、覚悟しておいた方がいいかも。

 

アタカマからサンティアゴへのバスを予約

アタカマ|turbus窓口

と言うことで、アタカマからサンティアゴへのバスを予約します。

今回利用したバス会社は「turbus」

サンティアゴへ行く直行バスはこのバス会社しか無いのかな?

出発時間は幾つかありましたが、22時間も掛かるということだったので、11時45発で翌日の朝到着する便を選びました。

料金はセミカマで35,800ペソ(約6,086円)

支払いはクレジットカードも可能だったのでクレジットカード払いが良いと思います。チリのATMは引き出すごとに手数料が7ドルくらい取られるので、現金での支払いは損です。

あと、余談ですが、結構しっかりとした窓口なのにめっちゃ対応悪かったです。

 

アタカマ→サンティアゴのバス移動

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

そして、出発当日。

出発20分前にターミナルへ行ったら、乗り込み始めるところでした。

バックパックを預けたら、荷物のタグも貰えたのでまぁ安心。

 

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

バス内。4列シートで料金の割には少し古さを感じます。

一応トイレとエアコン付きですが、やっぱりペルーのクルス・デル・スールにはコスパで敵いません。

 

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

とは言え、座席もふかふかで、シートピッチも広く、背もたれも120度くらい倒れるので十分眠れます。22時間移動の大半寝てた。笑

夜にはブランケットも配ってくれます。

 

バスは10分遅れで出発。

出発してからバス内でチケットとパスポートチェックがありました。

 

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

出発してすぐに荒涼とした大地が広がります。

ここもアタカマ砂漠なのかな。

 

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

謎の地上絵。笑

 

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

17時頃アントファガスタと言う街を通過。

海岸には海水浴客がたくさんいて、海沿いにはお洒落なレストランなんかも並んで湘南みたいな感じでした。

ここはちょっと寄ってみても良かったかも。

 

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

その後すぐに物売りが乗ってきたので、サンドウィッチを購入。1,500ペソ(約255円)

255円のクォリティでは無いです。笑

 

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

18時前にはお菓子とジュースが配られました。

6,000円以上払って、22時間も乗るのにこれしか出ないなんて悲しい・・・。本当に国が変わると事情も変わりますね。

 

チリのバス移動|アタカマ→サンティアゴ

21時頃になってようやく夕暮れ。夕焼けが綺麗でした。

夏の南半球を南下しているので、どんどん日が長くなります。アタカマとサンティアゴでも結構違うもんですよ。

 

そして、右に沈んだ太陽が、朝には左から昇ってきます。丸1日バスに乗っていて、一直線に南下しているから見られる光景です。

気付けばそんなことなかなか無いかも。アフリカは早朝発夕方着ばっかりだったし。

 

サンティアゴには翌日10時過ぎに到着。

サンティアゴに着くまでに、幾つかのバスターミナルには寄ったんですが、休憩は一切無かったです。トイレが付いているとは言え、さすがに辛いものがありました。

 

サンティアゴのアラメダ・バスターミナル(turbus)から市内への行き方

サンティアゴでは、「アラメダ・バスターミナル」に到着。

ここから中心地へは地下鉄で移動することが出来ます。

 

サンティアゴ|メトロ

「アラメダ・バスターミナル」に「UNIVERSIDAD DE SANTIAGO」駅が隣接しています。

今回は目当ての宿近くの「REPUBLICA」と言う4駅隣の駅まで利用して660ペソ(約112円)でした。アルマス広場近くの駅「PLAZA DE ARMAS」まで行くともう少し掛かると思います。

また、中南米の地下鉄は乗車するために、Suicaのようなカードを購入する必要があるところがほとんどだったんですが、サンティアゴの地下鉄はそういったものの購入は不要で乗ることが出来ました。

路線図等は以下のホームページを参考にしてみてください。

サンティアゴ到着時、現地の人に「ここはサンティアゴだから十分気を付けなさい。」と言われました。

サンティアゴで強盗、盗難に遭った人には今回の旅中だけでも2、3人に会っているので、全ての荷物を身に付けているバスターミナルから宿までの移動は十分注意しましょう。

サンティアゴは大都会で治安の悪い雰囲気はほとんど無いんですが、個人的には何か気が許せませんでした。

 

アタカマ→サンティアゴのバス移動まとめ

【移動日】2017.1.19
【料金】料金はセミカマで35,800ペソ(約6,086円)
【手配方法】前日にバスターミナルで購入
【バス会社】turbus
【バス設備】トイレ/エアコン/ブランケット/お菓子&ジュース/荷物のタグ
【時間】11:45 → 翌10:10
【所要時間】22時間25分

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