ラパスからウユニまでの移動方法について紹介します。
※為替レート(2017年1月時点)
1ボリビアーノ(ボリ)≒17円
ラパスからウユニへの行き方
ラパスからウユニへの移動手段は、大きく分けて飛行機、電車、バスの3パターンがあります。
飛行機については、スカイスキャナーで検索すれば良いし、このブログを見てくれている方は、バックパッカーの方が多く、格安な移動手段の方が需要が高いと思うので、今回は電車とバスの移動方法について紹介していきます。
スカイスキャナーについては以下の記事に裏技を書いておきました。
電車でのウユニへの行き方
まずは、ラパスからウユニまでの電車での移動方法。
ラパスからウユニまでは電車で行くことが出来ますが、正確には電車が走っているのはオルーロと言う街から。
なので、バスでオルーロという街まで行き、そこで電車に乗り換えてウユニを目指すことになります。
このオルーロ→ウユニ間の車窓の風景が美しいらしく、僕らも電車でウユニへ向かう予定だったんですが、1週間前でも電車の予約が取れずに、泣く泣くバスに切り替えました。
電車での移動を検討される方は、早めの予約をオススメします。
以下にオルーロまでのバスとウユニまでの電車の情報をまとめていきます。
ラパス→オルーロのバス
ラパスからオルーロまでのバスはバスターミナルでチケットを購入することが出来ます。
バスターミナルの位置はラパス→ウユニ間のバスを紹介する時に地図を載せました。
オルーロ行きを扱っているバス会社はたくさんあって頻発してそうでした。客引きも居たので当日でも乗れるんじゃないかと思います。
後で紹介しますが、ネットで調べたら料金は30ボリ(約510円)でした。
ラパスからオルーロまでは4時間くらい掛かるようです。
オルーロ→ウユニの電車
電車の種類と料金、運行状況
オルーロからウユニへ行く電車は2種類運行されています。
料金と運行状況は以下のとおり。(2017年1月時点)
<Expreso del Sur>
運行状況:火、金曜 14:30→21:20
料金:
Executive 120ボリ(約2,040円)
Saloon 60ボリ(約1,020円)
<Wara Wara del Sur>
運行状況:水、日曜 19:00→翌2:00
料金:
Executive 102ボリ(約1,734円)
Saloon 47ボリ(約799円)
「Executive」と「Saloon」は座席の等級の違いで、「Executive」だとスナックや枕、ブランケットも提供されるようです。ちなみに、電車なのでどちらの等級でもトイレは付いています。いずれにせよバスよりも快適そうです。
また、「Wara Wara del Sur」は到着が遅くなり過ぎるので、利用するなら「Expreso del Sur」ですね。
ただ、ピークシーズン(雨季)のウユニはどの宿も混み合っているので、この時間に飛び込みで行って部屋が空いているのかは心配なところです。
電車チケットの予約方法
ラパスには電車のチケットを購入出来る窓口が無いため、インターネットでの予約・購入となります。
チケットは以下のサイトで予約・購入が可能。
旅行会社で予約出来ないか聞きに行ったら、旅行会社でもこのサイトを紹介されました。笑
ちなみに、ラパスからウユニで検索するとバスと電車の乗り継ぎで検索結果に表示されて、バスと電車が一括で予約出来て便利です。
バスでのウユニへの行き方
続いて、バスでのウユニへの移動方法です。
ラパスからウユニへはいくつかのバス会社が運行しています。
格安から観光客向けのバスまで選択肢はいくつかありますが、格安のものだと盗難等の治安面の不安もあります。
実際にラパス-ウユニ間の格安バスに乗って盗難に遭う旅行者も少なくありません。
なので、今回は治安面も比較的安心な2つのバス会社を紹介します。
旅行者に人気ナンバー1のバス会社「トドツーリスモ」
ラパス-ウユニ間の旅行者向けバスと言えば定番の「トドツーリスモ」
日本人旅行者でも利用する方はたくさんいると思います。
座席はセミカマのみで4列シート、車内で食事も出るようです。
料金は270ボリ(約4,590円)とボリビアにしてはかなり高め。
バスなのに電車移動の倍の料金です。僕らは電車での移動が出来なくなって、はじめに調べたトドツーリスモの料金を見た時にあまりに高くてうな垂れた覚えがあります。
ボリビアのバスはカマ、セミカマというランクが設定されています。基本的にカマは3列のリクライニングシート、セミカマは4列の一般的なシートのバスです。
オススメのバス会社「TRANS TURISTICO OMAR」
そして、今回僕らが利用したオススメのバス会社が「TRANS TURISTICO OMAR」
料金はカマが170ボリ(約2,890円)、セミカマが120ボリ(約2,040円)でした。
カマなのに「トドツーリスモ」より100ボリ(約1,700円)も安いんです。
しかも、日本人の旅人にはあまり知られていないようですが、こちらも乗客のほとんどが観光客なので、治安面も比較的安心。
トリップアドバイザーで「Todo Turismo VS Trans Omar」なんていうスレッドも立っていたので、欧米人には既に有名なのかもしれませんね。
「トドツーリスモ」のように食事は付いていませんが、食事を差し引いても安上がりだし、格安バスに比べれば治安面も安心なので、かなりコスパは良いと思います。
ちなみに、電車の予約で紹介したサイト上では、2日前までカマ150ボリ(約2,550円)、セミカマ100ボリ(約1,700円)で販売されていました。
しかし、前日にバスターミナルにチケットを買いに行ってみたら、前述の料金に値上げされているという・・・。一旦宿に帰ってネットで購入を試みましたが、ネットでも値上げされていました。
2日前までに予約すれば少し安く購入出来るかもしれません。
また、前日に予約をしに行ったら、座席がほぼ埋まっていたので、やっぱり早めの予約がオススメです。
ラパスのバスターミナル地図
ラパスのバスターミナルの位置はこの辺り。「トドツーリスモ」はバスターミナル内に窓口が無く、近くにオフィスがあります。
サンフランシスコ寺院のある広場や宿泊していた安宿「Hotel Milton」からも歩いて行けました。
ちなみに「トドツーリスモ」の外観はこんな感じ。
バスターミナル内の「TRANS TURISTICO OMAR」の窓口はこんな感じ。
「TRANS TURISTICO OMAR」のバスでラパスからウユニへ移動!
20時30分出発の予定で、20時20分までに来るように言われたので20時15分に乗り場に行ったら、今にも出発しそうな状況でした。何故かバスは僕ら待ちの状態。
すぐに荷物を預けて乗車です。荷物を預けたらタグも貰えました。
乗客はほとんどが観光客だったので安心です。
座席も3列シートのカマなのでシートピッチも広く、横幅もゆったりしていて快適です。サブバッグをシートに置いても座れるくらいゆったりしていました。
背もたれも160度くらい倒れるので寝心地も抜群。
ブランケットも用意されているので、シートに荷物を置いてそのままブランケットで体を覆えば盗難対策にもなります。ただ、ブランケットが要らないくらい暖房が効いていました。
あと、トイレも付いています。
そして、乗車してすぐにターミナル使用料2ボリ(約34円)をバス内で支払い。他のバス会社はターミナル内で支払うっぽいので、この辺のサービスも良いですね。
途中休憩に寄ることも無く、バスは朝5時にウユニの町に到着。
ウユニまでの道は未舗装で揺れまくると聞いていたんですが、全くそんなことはありませんでした。到着するまで一回も起きなかった。笑
あまりに早く着き過ぎたので、カフェの客引きに付いて行って、明るくなるのを待ちます。
この写真のセットが15ボリ(約255円)
メニューにはセット内容としてたくさん品数が書かれていて、一見豪華そうですが、よく見るとジャムとかバターも書いてあるので、実際にはこんなもんです。高いね。
ちなみに、雨季の場合ここから宿の空き部屋争奪戦が始まります。宿が空きそうな時間に出来るだけ早く宿探しを始めた方がいいでしょう。僕らは運良く1軒断られただけで済みました。
ラパス→ウユニのバス移動まとめ
【移動日】2017.1.10
【料金】170ボリ(約2,890円)
【手配方法】バスターミナルで前日に予約
【時間】20:20 → 翌5:00
【所要時間】8時間40分
ラパスからウユニへの移動手段まとめ
電車での移動
<Expreso del Sur>
運行状況:火、金曜 14:30→21:20
料金:
Executive 120ボリ(約2,040円)
Saloon 60ボリ(約1,020円)
その他にラパス→オルーロ間のバスが30ボリ(約510円)
【メリット】
・バスよりも安い。
・快適。
・景色が綺麗らしい。
【デメリット】
・乗り換えが面倒。
・ウユニ到着が夜になるため宿の空きが心配。
バスでの移動
<トドツーリスモ>
セミカマ:270ボリ(約4,590円)
<TRANS TURISTICO OMAR>←オススメ!
カマ:170ボリ(約2,890円)
セミカマ:120ボリ(約2,040円)
【メリット】
・夜行なので1泊分浮かせられる。
・旅行者が多いので比較的安心。
【デメリット】
・夜行なので盗難が心配。
・料金が高い。(トドツーリスモ)
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