パナマとコロンビアの国境の越え方についてまとめました。
※為替レート(2016年10月時点)
1ドル≒104.1円(パナマの通貨は米ドル)
1ペソ≒0.035円(コロンビア)
パナマとコロンビアの国境ダリエンギャップの越え方
パナマとコロンビアの間には「ダリエンギャップ」と呼ばれる未開のジャングルが広がっており、陸続きになっているにも関わらず、陸路で国境を越えることが出来ません。
Googleマップ上でも、パンアメリカハイウェイが一度寸断されています。つまり道が無い。しかも、このジャングルにはゲリラが潜んでいると言う噂もあるので、この国境を陸路で越えることはほぼ不可能です。
そもそもイミグレーションも存在していないんじゃなかろうか。
そこで、パナマからコロンビアへ抜けるルートは以下の3パターンに絞られます。
- 飛行機で飛ぶ
- フェリーで海を渡る
- 小型ボートで海を渡る
バックパッカーたるもの、出来れば飛行機は使いたくないので、僕らの選択肢としては2と3に絞られます。
しかし、3は毎秒バケツ1杯の水が飛んでくる中を7時間近く移動しなければいけないらしいので却下。
ということで、2のフェリーで移動することにしました。
小型ボートの移動は友達が経験していたので、気になる場合は以下の記事を見てみてください。
パナマ-コロンビア間のフェリー会社が廃業
パナマからコロンビアのフェリーを運行している会社のオフィスは、パナマシティ内にあるらしく、パナマシティに到着してすぐに行ってみました。
するとオフィスのあるはずのテナントが、美容室になっているではありませんか。会社のホームページ、Facebookページ、他の人のブログの写真も確認したので間違いありません。
念のため、宿に帰ってネット上をもう一度くまなく調べてみると、どうやら1年前には既に休業していたらしいです。運行開始したのが2年くらい前だったので、運行開始1年で休業、2年で廃業したことになります。潰れるの早過ぎです。
ということで、これからパナマ-コロンビア間を移動される方は、移動手段が飛行機か小型ボートの2択になりますのでご注意ください。
片道航空券でコロンビアへ。エアパナマのパナマシティ→メデジン線
エアパナマで飛行機の予約
小型ボートは相当しんどそうなので、安い飛行機が無いか調べてみたところ、エアパナマのパナマシティ→メデジン線がボートよりも安かったので、すぐに予約を入れました。
料金は152.7ドル(約15,896円)ですが、出発日が少し先だったので無駄にパナマシティに滞在するハメになりました。早めに予約を入れておけばもう少し安い価格の席もあるようです。
ちなみに、料金は安いですがLCCでは無いので荷物代は込みです。
また、パナマからコロンビアへ行く場合、「ビバコロンビア」という航空会社もあるんですが、コロンビア国外で発行されたクレジットカードでは支払いが出来ないようで、僕らも予約を入れることが出来ませんでした。
片道航空券でコロンビアへ
そして出発当日。パナマシティには空港が2つあって、エアパナマの出発する空港は街中にあるアルブルック国際空港です。
新市街からアルブルックのバスターミナルまではタクシーで4ドル弱だったので、隣にある空港までもそんなにしないだろうと思って料金を聞かずに乗り込んだら、到着時に10ドルも請求されてしまいました。いくら値切ろうとしても全く折れず、結局9ドル(約937円)までしか下がりませんでした。
そして、チェックインです。
コロンビアへは片道航空券での入国が出来ず、チェックイン時に出国チケットの提示を求められるという情報を聞いていたので、アメリカン航空でダミーチケットを作成しておきました。
アメリカン航空のダミーチケットは、予約を進めていく途中で「予約保留」を押せば作れます。
そしたら、案の定コロンビア出国チケットの提示を求められたので、アメリカン航空のダミーチケットを見せたら難なくチェックイン出来ました。
カウンターの係員が陽気でテキトーな人だったので、日本語のダミーチケットを見せたら「日本語じゃわかんないよ。はははー。」みたいな感じで、口頭でダミーチケットの内容を確認して終了でした。
実はコパ航空でもダミーチケットを作れるんですが、コパ航空は英語で「このチケットの有効期限は◯◯まで」と記載されてしまうので、予約保留ということがわからないように、あえて日本語のアメリカン航空のダミーチケットにしたのが功を奏しました。
チェックイン後は、すぐに出国審査をさせて貰えなかったので、大学の食堂みたいなところでブログの更新。(WiFiは飛んでません)
なんで出国審査をさせて貰えないのかなーと思ったら、出国エリアが小さ過ぎて人があんまり入らないみたいです。
出国審査を受けるまで気付かなかったんですが、イミグレーションはなんとこのカウンターの端っこにありました。笑
ここで出国審査を受けて、奥で荷物検査を受けたら出国エリアです。
エアパナマのパナマシティ→メデジン線
そしていよいよ搭乗です。
座席の配列は2席-3席でした。
シートピッチはそこそこ広いです。
かなり古い機材で灰皿も付いていました。笑
座席の上のこの部分もかなり古臭かったです。
携帯のマークも、かなり時代遅れな携帯です。笑
国際線とはいえ短距離なので、さすがに機内食はありませんでしたが、ビールとスナックも提供されました。ビールの他にもワインもあります。
でも、ビールを渡される時、ゴミを回収する時は何故か必ず手渡しでした。ゴミを回収する時なんかは勝手に持っていってくれればいいのに、ちょーだいみたいな感じでした。謎です。
フライトデータ
【搭乗日】2016年10月21日
【便名】7P304
【フライトスケジュール】パナマシティ 19:00 → メデジン 20:00
【所要時間】1時間
メデジンの空港から市内への行き方
国際線が発着するメデジン郊外にある「ホセ・マリア・コルドバ国際空港」からメデジン市内の「サンディエゴ」というショッピングセンターまでバスが運行されています。
料金は9,000ペソ(約315円)です。
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