アルゼンチンのサルタからアスンシオンの首都パラグアイへ移動したのでバス、国境情報をまとめておきます。
※為替レート(2017年1月時点)
1ペソ≒7.3円(アルゼンチン)
1グアラニー≒0.02円(パラグアイ)
サルタ(アルゼンチン)からアスンシオン(パラグアイ)へ
アルゼンチン北部の街サルタから、パラグアイの首都アスンシオンへ移動します。
サルタのバスターミナルでバス会社の窓口を回ってみた結果、サルタからアスンシオンへのダイレクトバスは無く、国境の街クロリンダまで行って自力で国境越え、そしてローカルバスでアスンシオンまで行くルートを取ることにしました。
アスンシオンは、クロリンダから国境を隔てて向かい側にあるので、国境を越えたらそこはもうアスンシオンと言っても良いくらいの距離です。
サルタ→クロリンダ
クロリンダ行きのバスを予約
クロリンダ行きのチケットを購入したバス会社は「Tigre Iguazú」
ですが、何故か隣の5番の窓口に案内されてこちらでチケットを購入。中で繋がってるし系列なのかな?
パラグアイ方面のバスを取り扱っているのは、このバス会社のクロリンダ行きのみでした。
今回はアスンシオンまで行きたかったので、クロリンダまでのチケットを購入しましたが、このバスは途中レステンシアと言う街にも寄るので、ここでバスを乗り換えれば比較的ブラジルビザを取りやすいというパラグアイのエンカルナシオン近くの国境の街ポサーダス(アルゼンチン側)にも行けるようです。ポサーダスからエンカルナシオンは目と鼻の先です。
話は戻って、クロリンダまでの料金は1,300ペソ(約9,477円)でクレジットカード払いも出来ますが、現金で払うことを条件に1,040ペソ(約7,582円)に値下げしてくれました。別に交渉とかはしなくても勝手に提示してくれました。
アルゼンチンはATMでキャッシングをすると手数料が7ドルも取られてしまうんですが、それを含めても安くなるので、急いでATMにお金を下ろしに行って現金でチケットを購入。
ちなみに、バスターミナルにあるATMは何故か利用出来ず、セントロまでわざわざお金を下ろしに行ってきました。面倒臭かった。
この時期(1月くらい)のアルゼンチンのバスは混み合うので念のためチケットは前日に購入しておきました。
バスは16時に出発して、翌朝9時にクロリンダ到着予定です。
サルタ→クロリンダのバス移動
サルタからクロリンダへ移動します。
ターミナル内には、空港のように出発プラットフォームの番号が表示される電光掲示板があるので、これを見て出発するプラットフォームを探せて便利です。
バスの到着状況なんかもこれでわかります。
バスは10分遅れで到着。
荷物を預ける時にチップを1人5ペソ(約36円)支払い。乗車時のパスポートチェック等はありませんでした。
バス内は広くて快適でした。シートも革張りで若干の高級感さえあります。笑
エアコンもガンガンで寒いくらい。もちろん、トイレも付いています。
チケット購入時に夕食と朝食が付いていると聞いていたのに、なかなか夕食が提供されずに待ち侘びていたら21時頃になって配られました。
サンドウィッチの詰め合わせで味は不味からず美味からず。
あと、ゴミを回収しに来るのが異様に早くてみんな食べ終わっていませんでした。笑
朝の6時過ぎにレステンシアに到着。多くの乗客がここでバスを降りて行きました。
その後すぐに朝食としてお菓子が配られました。甘い。
そして、少し遅れて10時半にクロリンダに到着。バスターミナルでは無く、よく分からない道端で降ろされました。
近くにバスが通っている気配が無かったので、仕方なく待ち構えていたタクシーに乗車して国境へ。言い値が2人で200ペソ(約1,458円)でしたが、バスを探そうと断り続けていたら80ペソ(約583円)まで値下がりました。ちなみに正規のタクシーでは無く、普通の乗用車、白タクでした。
バスを降りた場所から国境までは、歩いて行くには遠過ぎるのでバスが見つからなければタクシーを使うしか無いと思います。
ちなみに、クロリンダのイミグレーションはmaps.me上でこの赤ピンのところです。
※画像はクリックで拡大します。
アルゼンチン/パラグアイ国境越え
国境に到着。
最初に着いたこの建物がイミグレーションって窓口に行ってみたら、ここは違うと言われてしまいました。アルゼンチンへ入国してくる人の窓口だったようです。
でも親切にイミグレーションはこの先にあると教えて貰えました。
建物の先にある橋を渡ります。
そして、パラグアイ側へ。
この先にある建物でアルゼンチン側の出国手続き、パラグアイ側の入国手続きが両方出来ます。窓口も隣合わせなので簡単。手続きも一瞬で終わりました。
ちなみに、両替レートも聞いてみたんですが、レートは非常に悪かったです。やっぱりアルゼンチンペソは信用が低いのかもしれないですね。
国境→パラグアイ市内
国境からアスンシオン市内まではローカルバスが出ていました。
パラグアイ側のイミグレ窓口の反対側(反対車線)に乗り場があります。パラグアイ窓口の先にあるトイレを突っ切ると目の前。
12時出発のバスに乗れて料金は6,000グアラニー(約120円)
ここでフルーツポンチが買えるんですが、1つ5,000グアラニー(約100円)でした。物価の安い国に帰ってきた実感があって嬉しくなります。笑
国境からパラグアイ市内までは1時間半くらいで到着。
恐らくアスンシオンでは、日本人宿の「民宿らぱちょ」に泊まる方が大半だと思います。この国境からのバスには行き先が書かれていて「Terminal」の下に「Mercad4」と書かれていれば、らぱちょの近くまで行けるはずです。
僕らは、よくわからずに一旦バスターミナルで下車して、再度バスを捕まえたので手間と時間が余計に掛かってしまいました。暑かったのでちょっとしんどかったです。
ちなみにバスのルートと「民宿らぱちょ」の位置関係はこんな感じ。
バスターミナルの角を右折して「Mercad4」方面に大通りを真っ直ぐ進んでいくと思われます。
民宿らぱちょについては、また別の記事で紹介しますね。
サルタ→アスンシオンのバス移動まとめ
サルタ→クロリンダ
【移動日】2017.1.27
【料金】1,300ペソ(約9,477円)から現金払いで1,040ペソ(約7,582円)に値引き。+荷物預け時のチップ
【手配方法】前日にバスターミナルで購入
【バス会社】Tigre Iguazú
【バス設備】エアコン/トイレ/夕食/朝食(お菓子)/荷物タグ
【時間】16:00 → 翌10:30
【所要時間】18時間30分
国境→アスンシオン市内
【移動日】2017.1.28
【料金】6,000グアラニー(約120円)
【手配方法】当日そのまま乗車
【バス会社】不明
【バス設備】エアコン無しなので暑い
【時間】12:00 → 13:40
【所要時間】1時間40分
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