ウユニからチリのアタカマまでの2泊3日ツアーに参加したので紹介します。
今日はその3日目。
1日目と2日目については以下の記事で。
※為替レート(2017年1月時点)
1ボリビアーノ(ボリ)≒17円
噴気孔ソル・デ・マニャーナへ
ツアー最終日は4時起き。
4時半にホットケーキとコーンフレークの簡単な朝食を食べて、5時に宿を出発です。
まず最初の目的地は噴気孔ソル・デ・マニャーナ。宿からは1時間くらいで到着しました。
日本で言う大涌谷的なところで、硫黄の匂いが立ち込めます。
噴気孔の周りには柵等が備え付けられていないので、近付き過ぎないように注意です。
この穴に落ちたらあっという間に茹で上がっちゃいます。
噴気孔と逆側には朝日が昇ってきます。こっち側の景色もなかなか。
標高5,000mの温泉に入浴
ソル・デ・マニャーナを観光した後は、また少し車を走らせて標高5,000mの温泉へ。
日本の温泉そのままです。
標高が高いため、温泉に入ると血行が良くなって高山病を発症する恐れがあったんですが、ツアーメンバーみんなが入ると言うことだったので僕らも入ることにしました。
温泉の入湯料は6ボリ(約102円)で、トイレのところでチケットを購入。で、ここに持ってきてチケットを見せます。
温泉の隣には一応更衣室があるんですが、かなり狭く人の出入りが激しいので中が丸見えです。
しかも、人が多いにも関わらず、カーテン付きの脱衣所は2、3ヶ所しかないので使えないと思った方が良いです。僕は外からケツくらい見えても良い覚悟でカーテン付き脱衣所を使わずに(更衣室の中ではある)着替えました。笑
女性は布とか体に何か巻くものがあった方が良いかも。
そして、肝心の温泉については、熱々ではないですが物凄く気持ち良かったです。
外が寒いので中々出れなくなります。笑
高山病は怖いですが、ウユニ方面から来れば標高の高さにもある程度慣れているので、発症のリスクは少ないかもです。是非お試しあれ(高山病になっても責任は取れません。)
緑の湖ラグーナ・ベルデへ
温泉で温まったら次は最後の見所、緑の湖ラグーナ・ベルデへ。
また砂漠の中の絶景を走っていきます。
ラグーナ・ベルデに到着。
全然緑じゃ無かったです。笑
天候によって緑に見えたり見えなかったりするそうなので、今回は運が悪かったですね。
しかし、実はこの時、僕はラグーナ・ベルデが緑色じゃ無いなんてことはどうでも良かったんです。とにかくトイレに行きたい。う◯こがしたい。そんな気持ちでいっぱいでした。
いよいよボリビアとチリの国境に向かうというところで、僕は一人孤独に便意と戦っていたんです。
限界も近かったため、ガイドに恐る恐る国境にトイレがあるか聞いてみたら、なんと国境にはトイレが無いそう。もちろん、このラグーナ・ベルデにもトイレはありません。
これは非常にマズイ。
でも、ここから少し行ったところの国立公園の出口?にトイレがあるそうなので、そこに寄ってくれることになりました。九死に一生を得ました。危ないところだった。
ちなみに、ここでトイレに行っておかないと国境を通過してアタカマの宿に着くまでトイレチャンスは無さそうなので、心配があればガイドに言って寄って貰った方が良さそうです。
これ、結構重要な情報ですよね?タイミング良くう◯こがしたくなって貴重なトイレ情報を提供出来てブロガー冥利に尽きます。笑
絶景の中のボリビア/チリ国境、そしてアタカマへ。
しょうもない話で脱線してしまいましたが、話を戻します。
ラグーナ・ベルデからすぐのところにボリビアとチリの国境があります。
国境には9時前に到着。
そして、この国境が素晴らしい。絶景の中にポツンとあります。恐らく今まで通過してきた国境の中で1、2を争う絶景国境です。
ツアー利用者のみ通過する国境のようなので、バスでアタカマへ抜けていたら通ることが出来なかったでしょう。ツアーに参加した甲斐がありました。
この国境ではボリビア側の出国手続きだけを行います。チリの入国手続きはアタカマに着いてから。
イミグレーションには長い列が出来ていますが、割とすぐ終わりました。
出国手続きの時に出国税15ボリ(約255円)を支払います。
出国手続きが完了したらツアーメンバー、ガイドともお別れ。僕ら以外はこのままウユニに戻るようです。
2泊3日と長いツアーでしたが、ツアーメンバーに恵まれたお陰で楽しい時間を過ごすことが出来ました。お別れがちょっと寂しかったです。
みんなと別れた後は、僕らだけでバスへ。
ウユニを出発する時に貰ったチケットを見せたら乗車出来ます。
しかし、満員にならないと出発しないので少し待たされました。
その間にチリの税関申告書を配ってくれたので記入して時間潰し。
それでも暇だったので、ボリビアとチリの道路の境目まで行ってみました。
あからさまに道路の状況が変わっていて面白い。ボリビアとチリの国力の差が一目両全です。
30分くらい待たされて出発。
道路が綺麗に整備されているので、快適です。
途中、アタカマ塩湖が遠くに見えたりして景色も楽しめます。
タイムラプスも撮ってみました。
国境を10時に出発して、アタカマの入国管理事務所に着いたのが11時半。チリはボリビアよりも1時間早いので30分で国境からアタカマに着いたことになります。
たった30分の移動ですが、その間に標高が2,000mも下がるので気温も大きく変化します。国境ではダウンを着ていたのに、アタカマでは半袖で十分。半袖でも暑いくらいです。
入国管理事務所では、まず入国審査を受けた後に、バスから荷物を全部降ろしてエックス線検査。チリの荷物検査は結構厳しいということだったんですが、特に問題は無かったです。
荷物検査が終わったところで、解散となります。
ここで、運良く国境からアタカマまで来たバスが市内まで行くということだったので特別に乗せて貰えました。この管理事務所から中心地までは歩けないことは無いですが少し遠いので助かりました。
ウユニからアタカマ抜け2泊3日ツアーは無事にアタカマに到着して終了です。
ウユニからアタカマ抜け2泊3日ツアーのまとめ
ウユニからアタカマ抜けの2泊3日ツアーに参加してみて、個人的にはやや満足レベルでした。
マイナス要因は、料金の高さ。
2泊3日で国立公園入場料を含めても950ボリ(約16,150円)なので、一般的には安いはずなんですが今まで物価の安い国を旅してきていたので、ちょっとコスパが悪く感じてしまいました。
人が集められるなら、やっぱり車をチャーターして1泊2日ツアーにした方が良いかも。
とは言え、たくさんの絶景を抜けて行くツアーは、見どころも多く十分に楽しめました。バスでは通れない絶景な国境も通れたしね。参加しても後悔は無いと思います。
予算に余裕があれば、2泊3日ツアーはオススメです。
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