メキシコ旅のまとめ。1ヶ月半で9都市旅した費用と気になる治安、観光情報等々。僕が虜にされたメキシコの魅力についても語りたいと思う。

【オアハカ】パレード

メキシコの旅についてまとめます。

※為替レート(2016年6月時点)
1ペソ≒5.68円

目次

メキシコのトラベルデータ

【滞在期間】2016.6.8 – 8.28(内1ヶ月半はメキシコシティで生活)
【滞在都市】メキシコシティ、サンミゲル・デ・アジェンデ、グアナファト、グアダラハラ、オアハカ、サンクリストバル・デ・ラスカサス、カンクン、コスメル島、プラヤ・デル・カルメン

 

メキシコの基本情報

一般事情

【国名】メキシコ合衆国
【首都】メキシコシティ
【面積】196万㎢(日本の約5倍)
【人口】約1億2,701万人
【民族】欧州系(スペイン系等)と先住民の混血(60%)、先住民(30%)、欧州系(スペイン系等)(9%)、その他(1%)
【言語】スペイン語
【宗教】カトリック(国民の9割)

 

経済事情

【GDP】1兆1,443億ドル
【1人当たりGDP】9,009ドル
【経済成長率】2.5%
【消費者物価上昇率】2.13%
【失業率】4.35%

上記は外務省の2015年のデータを参考にさせて頂きました。

 

メキシコの旅行情報

基本の旅行情報

【通貨】メキシコペソ(現地では$で表記されています)
【換算レート】1ペソ≒5.68円(2016年6月時点)
【電圧】110、120、127V/60Hz
【プラグ】日本と同じAタイプがほとんど。
【時差】
基本の時差は日本から15時間遅れ。日本が午後11時の時にメキシコは午前8時。例外として南バハ・カリフォルニア州、ナジャリ州、ソノラ州の時差は16時間、ティファナなど北バハ・カリフォルニア州は17時間となります。4月の第1日曜〜10月の最終日曜までは全土でサマータイムも実施。サマータイム中の基本の時差は日本から14時間遅れとなります。

【気候】
基本的には5〜10月が雨季、11月〜4月が乾季ですが、メキシコは広いので地域によって気候が大きく異なります。

僕らが旅した時期(雨季)の各都市では以下のとおりでした。

<メキシコシティ、サンミゲル・デ・アジェンデ、グアナファト、グアダラハラ>
2,000mを越える高地なので涼しく過ごしやすい。半袖だと夜は肌寒いくらい。雨季だったので夕方になると大雨が降ることが多かったです。

<オアハカ>
メキシコシティよりも500m程低くなったせいか、昼間は結構暑かったです。それでも乾燥しているので全然過ごしやすい。

<サンクリストバル・デ・ラスカサス>
他の都市に比べると凄く寒い。雨が降ると半袖では居られないくらいでした。雨も他の都市のスコールのような雨と違って1日中シトシトと降る日本の梅雨のような雨でした。

<カンクン、コスメル島、プラヤ・デル・カルメン>
年間晴天日数が300日を越えるそうです。湿気もあってとにかく暑かった。1日に1度はスコールが降って、雨季の東南アジアと同じような気候でした。

 

治安

【メキシコ】グアナファトの街並み

メキシコの治安については、あまり良いイメージは無いと思います。僕も訪れる前は、マフィアの抗争とか普通にあるのかなーと思っていました。

でも、実際に来てみると治安は全然悪くなく、最低限の注意だけしておけば問題ありません。今回訪れた都市はどこも夜でも普通に出歩けました。昼間はカメラも結構ぶら下げて歩いてたけど大丈夫でしたね。

 

とは言え、やっぱり軽犯罪はちょこちょこ起きているようなので注意は必要です。

満員電車でのスリ、路上でのひったくり等々。気を付けておけば被害に遭わないものも多いです。また、メキシコシティの流しのタクシーは強盗に変身する場合があるらしいので、タクシーを利用する場合はホテルやレストランで呼んで貰う無線タクシー(シティオ)かUberを利用するようにしましょう。Uberは現地のメキシコ人もタクシーより安くて安全と言っていました。

長距離移動のバスも時々強盗被害にあっているので、出来るだけ1等バスを利用するのが無難です。

あと、メキシコ人の強盗グループ?も最近は観光客より現地在住者を狙っているとか。現地在住者なら確実にお金を持っているのを知っているから狙いやすい(リターンが大きい)んだそうです。実際に最近たくさんの日系企業が進出して、在留邦人が増加しているグアナファトやケレタロ、レオン周辺では強盗等の犯罪が増加しているようです。

 

こうやって色々と書いてみると何だか不安を煽ってしまいそうですが、最初に言った通り最低限の注意をしておけば全然問題ありません。

 

両替・ATMについて

プラヤ・デル・カルメン

両替については、日本から現金を持ってくるなら日本円ではなく米ドルが良いと思います。

メキシコでは日本円の換算レートが悪いため、日本円からメキシコペソに両替するよりも、一度日本で米ドルに両替してから現地でメキシコペソに両替した方がまだレートはマシのようです。カンクン周辺のリゾートエリアでは米ドルがそのまま利用可能。

また、クレジットカードでの支払いが出来るところも多いので、クレジットカードを持ってくることもオススメします。ATMの手数料もあまり高くないので現金が必要な時は、クレジットカードのキャッシングを利用するのが便利です。

 

お酒について

【テポストラン】ミチェラーダ

カンクン周辺のリゾート地を除いて、メキシコでは基本的に公共の場での飲酒が禁止されています。また、コンビニ等で購入する際も販売時間が決められていたりします。お酒には結構厳しいです。

 

メキシコの旅に掛かった費用

メキシコペソ 日本円換算
食費 $7824.1 ¥44,441
宿泊費 $12,106 ¥68,762
交通費 $7,967 ¥45,253
観光費 $17,170 ¥97,524
その他 $4430.64 ¥25,166
合計 $45,490.74 ¥258,387

※2人で使った金額です。
※1ヶ月半のメキシコシティで生活していた期間の費用は除いています。

メキシコの旅で掛かった費用は253,387円でした。メキシコシティで生活していた期間を除く、旅をしていた期間は42日間なので、1人1日の平均出費は約3,167円、1ヶ月で10万円弱の計算です。

カンクン周辺でアクティビティに参加しまくった&国内の移動をしまくった割にはだいぶ安く収まりました。ペソ安の影響もありますが、かなりコスパが良かったと思います。

「その他」の項目は主にお土産代、飲み代、たばこ代です。メキシコは雑貨が可愛いのでお土産代がかさみました。「その他」のうちの1万円くらいはお土産代です。また、ビールは500mlの缶が1本100円くらいで飲めるのでビール好きにはたまりません。コロナとかも激安です。

 

◆メキシコの食事情

メキシコ料理はめちゃくちゃ旨い割に値段はそんなに高くありません。1食200〜300円もあれば食べられると思います。特にタコスは1食5ペソ(約28円)と激安です。

 

◆メキシコの宿事情

宿については、基本的に1泊1,000円くらい。サンクリストバル・デ・ラスカサスはもっと安く泊まれます。宿のクオリティも値段相応だと思います。そんなに変な宿はありませんでした。

メキシコの安宿情報一覧

 

◆メキシコの交通事情

さっきの治安の話でも出ましたが、長距離移動のバスは時々強盗に襲われています。なので出来れば1等バスを利用したいところなんですが、メキシコはバス代がめちゃくちゃ高い。その分クォリティはバッチリなんですが、長期旅行者にとっては厳しいところ。あまりに高いので、僕らも後半は2等バスしか使っていませんでした。笑

メキシコのルート情報一覧

 

僕を虜にしたメキシコが持つ4つの魅力

観光資源が豊富過ぎる。

カンクン|ドルフィンビーチ

ここからは僕が虜にされたメキシコの4つの魅力を語っていこうと思います。

まず1つ目の魅力は観光資源の豊富さです。メキシコは領土が広大なのもあって、観光地がめちゃくちゃあります。今回僕らは9都市周りましたが、それでもまだ半分以下とかなんじゃないかな。

そして、今回訪れた都市はハズレがありませんでした。どの街に行ってもそれぞれ特徴があって面白かったです。

 

【メキシコシティ】テオティワカン遺跡

街だけではありません。メキシコはテオティワカン、マヤ、アステカと古代文明が多く栄えていた土地でもあり、遺跡もたくさんあります。遺跡を巡りながら古代文明の歴史を学ぶのも面白いです。

 

コスメル島のダイビング

そして海沿いのリゾート地カンクン周辺に来てみると、水辺のアクティビティがめちゃくちゃあります。カンクンに来る前からメキシコ見どころ多過ぎじゃね?という疑問を持っていたんですが、この周辺の観光資源の豊富さはヤバイです。おかげさまで予定以上に長居して満喫してしまいました。

 

メキシコ料理が旨過ぎる。

メキシコ|タコス

2つ目はメキシコ料理。安くて旨いんですよ。ホント。特にメキシコシティでのタコス食べ歩きが楽しいです。

さっきも書きましたが、コロナビールを始めメキシコのビールは100円くらいで飲めるので、タコスとビールの組み合わせでいくらでも飲めます。幸せ。

 

サンクリストバル・デ・ラスカサス|カフェ

また、サンクリストバル・デ・ラスカサスに行くとクォリティの高いコーヒーが1杯150円とかで飲めます。しかも美味しい。この辺りはチアパス州に含まれるんですが、チアパスの豆は結構有名みたいです。

注文すると目の前で丁寧に淹れてくれるので、人件費が心配になる程安いです。

 

雑貨が可愛い。しかも安い。

【メキシコシティ】サンフアン市場

サンクリストバル・デ・ラスカサス|雑貨

3つ目は雑貨。メキシコは雑貨が可愛いです。女の子は大好きだと思います。写真はあまり撮れていませんが、こういうのに疎い僕でも可愛いと思えるものがたくさんありました。おかげでお土産代1万円。笑

でも1つ1つはかなり安いと思います。相当買ったのでこんな値段になっています。笑

雑貨はメキシコシティのシウダデラ市場か、オアハカ、サンクリストバル・デ・ラスカサス辺りで買うのがオススメです。

 

民族舞踊が陽気で楽し過ぎる。

【オアハカ】パレード

そして最後。僕がメキシコに来て、一番気に入ったと言っても過言じゃないのが民族舞踊です。元々民族舞踊とかあんまり興味のある人じゃなかったんですけど、メキシコに来てハマりました。

陽気な音楽に合わせて、可愛い民族衣装でダンスをする姿が素敵で見ているだけで楽しくなります。

オアハカでは、周辺の先住民たちが集まって各々の民族舞踊を披露するゲラゲッツァというお祭りがあるんですが、時期が合うなら絶対に行くべきです。僕は行けなかったんですが絶対に楽しいと思います。

ちなみに、プラヤ・デル・カルメン近くのシカレ海洋公園で同じダンスを楽しめます。シカレ海洋公園のショーではメキシコ国内の様々な地域の民族舞踊が一度に観られてめちゃくちゃ楽しいです。

 

ちなみにサンミゲル・デ・アジェンデで出くわした地元の結婚式も、メキシコ感溢れて楽しかったです。こんな結婚式もアリですね。

 

最後に

この記事でメキシコの良さが伝わったかはわかりませんが、とにかく機会があれば行って欲しいです。僕は、今まで40ヵ国近く旅をしてベスト3に入るお気に入りの国になりました。

この記事を書いていて、またメキシコに戻りたくなっちゃた。笑

以上が、メキシコ旅のまとめでした。

 

メキシコのより詳細な旅情報はこちらから検索出来るので宜しければどうぞ。

「メキシコ」の記事一覧

よかったらシェア!
  • URLをコピーしました!

コメントする

コメントする

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次