グアテマラの旅についてまとめます。
※為替レート(2016年9月時点)
1ケツァール≒14円
グアテマラのトラベルデータ
【滞在期間】2016.8.31 – 9.29(30日間)
【滞在都市・ルート】フローレス→セムクチャンペイ→サンペドロ・ラ・ラグーナ→アンティグア
バス・ルートの情報についてはこちら→グアテマラのルート
グアテマラの基本情報
一般事情
【国名】グアテマラ共和国
【首都】グアテマラシティ
【面積】10万8,889㎢(北海道と四国を合わせた広さよりやや大きい)
【人口】約1,634万人
【民族】マヤ系先住民46%、メスティソ(欧州系と先住民の混血)・欧州系30%、その他(ガリフナ族、シンカ族等)24%
【言語】スペイン語(公用語)、その他に22のマヤ系言語他あり。
【宗教】カトリック、プロテスタント等(信教の自由を憲法上保障)
経済事情
【主要産業】農業(コーヒー、バナナ、砂糖、カルダモン)、繊維産業
【GDP】639.6億ドル
【1人当たりGDP】3,943.3ドル
【経済成長率】4.1%
【消費者物価上昇率】3.07%
【失業率】2.9%
上記は外務省のデータを参考にさせて頂きました。
グアテマラの旅行情報
基本の旅行情報
【通貨】グアテマラケツァール
【換算レート】1ケツァール≒14円(2016年9月時点)
【電圧】120/50Hz
【プラグ】日本と同じAタイプがほとんど。
【時差】日本より14時間遅い。日本が夕方6時の時、グアテマラは朝の4時。
治安
今回、4都市旅してみてグアテマラの治安はかなり良い印象でした。町歩きをしていても特に危ないと思った印象は無し。最低限のことを気を付けていれば問題無いと思います。
ただし、治安の悪いと言われるグアテマラシティには行っていないので、そこは何とも言えません。行った人の話を聞くと意外と大丈夫だそうですが。
また、3週間滞在したサンペドロ・ラ・ラグーナも凄く平和な町なんですが、夜中にはマリファナ吸ってるやつとか、怪しいやつが出てくるので、夜中に出歩くのはあまりオススメでは無いですね。
あとはチキンバス。グアテマラ国内の短距離を走るバスなんですが、スリが居たり、強盗に襲われる可能性があるらしいので注意したいです。
もしチキンバスに乗る場合は、真ん中辺りの席が良いそうですよ。強盗たちは前と後ろから金品を回収していくので、その間に席の下に貴重品を隠せるそうです。また、前の方の席に座っていると見せしめに暴力を振るわれたりすることもあるとか。
まぁチキンバスを使わなくて済むなら、なるべく使わない方が良いと思います。
ATM
グアテマラ国内のATMで現金を引き出す場合、基本的にどのATMも引き出し限度額が2,000ケツァール(約28,000円)となっています。
ですが、BACと言う銀行のATMなら一度に2,500ケツァール(約35,000円)まで下ろすことが出来るのでオススメです。また、BACのATMでは、米ドルの現金を下ろすことも出来るので、これから中米を南下していく場合は、グアテマラで少し用意しておいた方が便利かもしれません。
これがBAC。このライオンのマークで赤いATMが目印です。
写真はニカラグアで撮ったものなんですが、これから中米を南下していく場合はよく見かけます。BACは銀行内にATMがあるところが多いので、スキミング防止などの点でも重宝します。
グアテマラの旅に掛かった費用
ケツァール | 日本円換算 | |
食費 | Q1,950.25 | ¥27,304 |
宿泊費 | Q2,310 | ¥32,340 |
交通費 | Q1,204 | ¥16,856 |
観光費 | Q774 | ¥10,836 |
スペイン語留学費用 | Q1,695 | ¥23,730 |
その他 | Q4,728.05 | ¥66,193 |
合計 | Q12,661.3 | ¥177,258 |
※2人で使った金額です。
グアテマラの旅で掛かった費用は177,258円でした。旅をしていた期間は30日間なので、1人1日の平均出費は約2,954円となります。
但し、今回はスペイン語留学をしたり、お土産を大量買いしたり、荷物を発送したり、結構お金の掛かることもしたので、それを除けばもっと費用を抑えられると思います。ちなみにお土産代は合計でQ995(約13,930円)、荷物の発送代はQ1,960(約27,440円)でした。あと、歯医者でQ600(約8,400円)も使ってました。
スペイン語留学については以下の記事で。
留学費用、お土産代、荷物発送代、歯医者費用を除くと合計金額は103,758円となります。なので、1人1日の平均出費は1,729円となり、1ヶ月で約5万円のペースになります。こうしてみると意外と物価は安いですね。
今回はサンペドロ・ラ・ラグーナの日本人宿「Casa de Nagare」に3週間滞在していたのが、費用を抑えられた要因でもあったと思います。宿代が安いうえに朝食付きで、夜は格安のシェア飯があるので1日1,000円程で生きていけます。居心地も抜群です。
グアテマラはこんな国でした。
コーヒーが安い。
グアテマラは言わずと知れたコーヒー大国。日本でもスタバなんかで扱っているので有名ですね。
そんなグアテマラでは、美味しいコーヒーが1杯100〜200円程で飲むことが出来ます。但し濃いめに入れるところが多いので、もしかしたらアメリカーノくらいが丁度良いかもしれません。
また、カフェでは必ずと言って良いほど、コーヒー豆が売られているのでお土産に購入するのもアリです。僕らも、グアテマラではコーヒー豆を大量買いしました。笑
また、余談ですがサンペドロ・ラ・ラグーナ周辺では50m四方のコーヒー畑を5万円くらいで購入出来るそうですよ。破格なのでコーヒー畑も買いたくなりました。笑
雑貨が可愛い。
メキシコに引き続きグアテマラも雑貨が可愛いです。
グアテマラの雑貨には、カラフルな布が使われていてそれが女子にはたまらないようです。相方は買いたい衝動を抑えきれていませんでした。笑
実際に、日本からバイヤーが買い付けに来るほどで、ユナイテッドアローズ?だったかな?の人も買い付けに来てたそうです。
特に、チチカステナンゴのマーケットは、規模も大きくて行く価値ありです。民族衣装を来た人たちが買い物をする姿も見ていて面白いです。
パナハッチェルも雑貨天国でした。火曜と金曜には古着市が開かれます。ここで可愛い布を買って、仕立屋さんで服に仕立てて貰ったりも出来るみたいです。
また、ラグやハンモックも可愛くてオススメです。僕らはラグを買いました。ハンモックも凄く欲しかったんですが、冷静になって考えたら日本の生活では使い辛いということで泣く泣く諦めました。。
金に汚い人が多い。
今回グアテマラを旅してみて、金に汚い人たちが多かった印象です。
僕らが気付かないくらいの値段をボッタクってきたり、お釣りを返さなかったり、果てはお金だけせしめて手配をしない旅行会社があったり。
もちろん、グアテマラ一括りで金に汚いとは言いませんが、今回の旅ではちょこちょこそんな人たちに出会ってしまったせいで、全体の印象が悪くなったのは事実です。おかげで、僕らは結局最後までグアテマラ人への不信感は消えませんでした。
特に、パナハッチェルで荷物を発送した会社が、お釣りの1ケツァールを返してくれなかった上に、1ヶ月で着くと言った荷物が2ヶ月経った今でも日本に届いていないので印象最悪です。荷物を人質に取られていたので1ケツァールくらいと多めに見てやりましたが、これで届かなかったら本当に許せません。
その会社は以下の記事で紹介しているので利用する際は注意です。
フローレスの旅行会社で、料金だけ騙し取っていた奴らもいるので、金だけ貰って荷物はポーイとか平気でしてそうで本当に心配です。
とまぁ、僕らはグアテマラで出会い運が無かったようですが、グアテマラ楽しいっていう人もたくさん居るので安心してください。
コーヒー&雑貨天国なので、そういう人たちに出会わなければ楽しい国だと思いますよ。
グアテマラのオススメ観光地
ティカル遺跡
最後にグアテマラのオススメ観光スポットをまとめておきます。
まず1つ目は、マヤ文明最大の神殿都市遺跡「ティカル」
密林の中に佇むマヤの遺跡は圧巻です。余裕があればサンライズツアーで行くのも面白いと思いますよ。
セムクチャンペイ
グアテマラの秘境にある絶景セムクチャンペイ。
景色を楽しむだけではなく、この神秘的な水の中で泳ぐことも出来、さらにはドクターフィッシュもウヨウヨいて無料のフィッシュセラピーも受けられるので、1度で3度美味しいです。
サンペドロ・ラ・ラグーナと周辺の村々&チチカステナンゴのマーケット
先ほども紹介したチチカステナンゴのマーケットは、グアテマラに来るなら1度は足を運んで頂きたいです。
また、アティトラン湖の周辺の村々は、村ごとに民族衣装が違うので村巡りをしてみても楽しいと思います。
アンティグア
最後は王道アンティグア。コロニアルな街並みが素敵で、治安も良くこの街にハマる人も多いようです。
世界一お洒落なマックもあるので是非訪れてみてください。
最後に
以上が、僕らが旅したグアテマラの旅まとめです。
グアテマラは、僕の中でインドとアフリカを足して3くらいで割ったような国でもあったかなーと思いました。ボッタクってくる辺りはインドを、移動でバンにブッ詰められる辺りはアフリカを思い出させました。
ぼったくり方も、バンへの詰め方もそれぞれインド、アフリカには及びませんが何か思い出させる共通するようなところがあるような気がしました。
まぁ個人的には人を除けば楽しい国だったと思います。雑貨届かなかったらまた買いに行きたいです。
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