トータル13泊もしてしまったクスコの街について紹介します。
各スポットの地図は一番最後にまとめてあります。
※為替レート(2016年11月時点)
1ソル≒33.5円
クスコの歴史と街並み
インカ時代の首都だったクスコ。
16世紀にスペイン人に征服されてしまいましたが、スペイン人たちはインカの街作りを基盤として新たに教会や邸宅を建てたため、今でもインカ時代の歴史を感じることが出来る街並みです。
街の中心はアルマス広場。
アルマス広場周辺には教会が幾つも建てられていて、夜のライトアップも良い感じ。
標高の高いクスコでは高山病に注意!
クスコの標高は3,399mとかなりの高地に位置しています。なので、高山病には要注意。
僕らは、徐々に標高を上げながらクスコへ辿り着いたので問題ありませんでしたが、飛行機で一気にクスコへ来たりする場合は、高山病発症のリスクが高まるため無理は禁物です。
クスコに到着して数日は、無理はせずに体が慣れるまでゆっくり生活しましょう。と言うか空気が薄くて最初は階段を登るのでも息切れしちゃうので、ゆっくり生活せざるを得ないと思います。笑
また、食事も食べ過ぎると体内で酸素を使用する量が増えるらしいので、食べ過ぎも注意。もちろん、お酒もある程度体が慣れるまでは控えた方が良さそうです。
街のスーパーや売店ではコカの葉を使ったコカキャンディーが売られています。高山病に効くらしいので、心配であれば常備しておいても良さそうです。味も意外と美味しかったので、僕らもちょこちょこ舐めてました。値段はメモするのを忘れてましたが、そんなに高くなかったと思います。
また、コカの葉の紅茶、コカティーも高山病対策にオススメ。宿でも出してくれたりするところがあるみたいです。スーパーでも購入出来るので、こちらも買っておいてもいいかもしれませんね。クスコは夏でも朝晩は寒かったりするので、体を温める意味でもオススメです。
クスコの観光地
長いこと居た割にはクスコの街自体は全然観光していないんですが、少しだけまとめておきます。
クスコを起点にした観光地については以下の記事にまとめているのでどうぞ。行き方やオススメ旅行会社も紹介しています。
12角の石
クスコに来たら絶対に見ておきたいのが12角の石。
インカの石材建築は「カミソリの刃1枚すら通さない」ほどの精巧さで知られていて、石壁には様々な形をした石がぴったりと隙間なく敷き詰められています。
街の各所で見ることが出来るこのインカの石組みのなかでも、宗教美術館を支えているインカの礎石のなかに、当時の職人があえて12角という複雑な形に挑戦してぴったりと接合させたものがあり、これが有名な観光スポット「12角の石」となっています。
そして、これがその12角の石です。綺麗に嵌め込まれてますね。
周りには10角くらいの石がたくさんあって、探すのが大変ですが団体ツアー客も多いので、人が集まっているところを探してみればすぐ見つかると思います。但し、勝手にガイドをしてくるやつもいるので注意が必要。
14角の石
そして、14角の石というのもあります。
こっちは何だか後から作った感が凄いですが、12角の石の近くにあるのでついでに見に行ってもいいかも。
アルパカや子ヤギを連れたインディヘナと記念撮影!
クスコの街のあちこちには、子ヤギやアルパカを連れたインディヘナたちがいて一緒に写真を撮らせてくれます。
値段は2ソル(約67円)でした。もしかしたら、相方分1ソルと、僕がこの人たちだけ撮りたかったから1ソル余計に払ったのかも。ちょっと忘れてしまいましたが、まぁ大した金額ではなかったと思います。
でも、遠くから勝手に撮ってお金を払わないなんてことは辞めましょうね。
クスコのお土産
雑貨が可愛くて女子には堪らない!
クスコは雑貨・お土産天国で、可愛いものが多いうえに安い。女子はお買い物が捗るでしょう。
と言っても、気付けば雑貨の写真は全然撮っていなかったので、写真は相方のものをパクりました。それでも少ないので伝えきれない部分も多いんですが、まぁとにかく可愛いものは多いです。近くを旅していればクスコの雑貨の話は必ず耳にするはず。
相方もメキシコ・グアテマラで買った雑貨や布が日本に届かなかった憂さ晴らしをするように布やポーチ、よくわからないけど可愛いらしい指人形等々を大量買いしてました。笑
そして、実はボリビアのラパスも雑貨天国として知られていて、ラパスの方が安いという話も聞いていたんですが、両方行ってみてクスコの方がクォリティも高くて値段も安かったです。売っているものも似たようなものなのに、クスコの方が安い場合がほとんどでした。
クスコからラパスへのルートの場合は、先にクスコで買っちゃっても良いと思います。
チョコのお土産もアリかも?
アルマス広場のマック近くに「REPUBLICA DEL CACAO」というチョコレート屋さんがあります。
実はこのお店、エクアドルのキト新市街で発見したお気に入りのチョコレートショップです。詳細は以下の記事で。
値段は少々張りますが、お洒落な木の箱に入ったチョコレートは貰って嬉しいお土産になること間違いなしです。僕らは帰国までまだ期間があり今後暑い地域に行くこともあるため、購入を断念しましたが、短期で来てたら絶対に数箱買ってましたね。
クスコの近くには「マラスの塩田」という観光地があるんですが、そこの塩を使ったチョコレートなど、クスコ限定の物も多く、元々のバリエーションも豊富なので、色々味見をさせて貰うと良いと思います。
カカオもクスコ周辺で採ってるとかも言ってたような。
クスコのグルメ情報
最後はクスコのグルメ情報。メルカドや日本食レストラン、おいしいパン屋さん、カフェなんかを紹介します。
メルカド
メルカド・サンペドロ
クスコにはメルカドが2つあるので、まずはメルカド・サンペドロから。恐らくクスコのメルカドと言えばここ。アルマス広場から西の方にあります。
日用品から食料品、可愛い雑貨や布等のお土産物が売られていて、規模もかなり大きいです。
奥の方には食堂もたくさんあって、1食5ソル(約168円)くらいで食べることが出来ます。
メルカド・ワンチャク
そして、もう1つのメルカドがメルカド・ワンチャク。こっちはアルマス広場の東の方にあります。
メルカド・サンペドロに比べると規模は小さく雑貨なんかも売っておらず、食料品が中心になりますが、売られている野菜やお肉は小綺麗な印象でした。肉については下手にスーパーで買うより新鮮じゃないかと思った時もありました。笑
自炊用の食材はこのメルカド・ワンチャクで購入することが多かったです。
日本食レストラン「金太郎」
日本人の旅人に勧められた「金太郎」という日本食レストランにも行ってみました。
このレストランで働いている現地の子は日本語で接客もしてくれるという良サービス。
僕はカツ丼を頼んでみました。18ソル(約603円)
みんな金太郎をオススメするので期待してしまいましたが、残念ながらそこまでの感動は無く普通のカツ丼でした。
相方はうどん。17ソル(約570円)
うどんは汁が美味しかったです。久々に出汁という物のありがたみを感じました。日本の出汁文化最高です。
今回は夜に訪れたんですが、ランチタイムは同じ値段でサラダと味噌汁が付くんだったかな?とにかく、夜より昼の方がお得なので、もし行かれる機会があればランチがオススメです。
美味しいパン屋
続いて、クスコの美味しいパン屋さん。
ここはリマの日本人宿「お宿桜子」のなつきさんオススメのパン屋さんです。
個人的にはチョコパンと写真のシナモンロールがオススメ。
チョコパンは温めてもらうと中のチョコが溶けて激ウマ。シナモンロールも外はカリッとしてるのに中はしっとりとしていて本当に美味しい。ペルーでこのクォリティのパンはなかなか食べられないのでペルー料理に飽きたら是非行ってみてください。
値段は以下の通りでした。
クロワッサン:1ソル(約34円)
チョコパン:1.6ソル(約54円)
シナモンロール:1.8ソル(約60円)
チョコブラウニー:4.5ソル(約151円)
アメリカーノ:4.5ソル(約151円)
この味でこの値段は本当に安過ぎです。そのため、地元でも人気があるらしく、いつ行ってもお客さんがひっきりなしにやってきて、忙しそうです。忙しいのに何故か店員さんはいつも1人で可哀想でした。忙しそうにしてたら気を遣ってあげてくださいね。
お洒落カフェ「La Valeriana」
年を越す前に、さすがにやることが無くなって何日か通っていたオシャレカフェ。アルマス広場の近くにあります。
外から見ると一見高そうですが、アメリカーノなら5ソル(約168円)と意外と安い。他にはラテ7ソル(約235円)、カプチーノ8ソル(約268円)って感じでした。ショーケースに綺麗に並べられたケーキたちは6ソル(約201円)から。
コーヒーを頼むとブラウニーみたいなのが付いてきます。
店内も広くテーブル席からソファ席まであるので、居心地も良いです。ブログの執筆も捗りました。(WiFiは飛んでません。)
クスコの各スポット地図
※クリックして拡大されます。
★印を付け忘れましたが、お洒落カフェの右下(エル・ソル通り)にある「Banco de la Nación」という銀行のATMがペルー国内で唯一ATM手数料が掛からないのでオススメです。最大引出額は400ペソ(約13,400円)です。
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