カタール航空のトランジットサービス
ケープタウンからドーハ乗り継ぎで、羽田へ行く時にドーハでカタール航空の提供するトランジットサービスを受けてみました。このトランジットサービスはカタール航空が、乗り継ぎの間のホテル、食事を提供してくれると言うもの。
空港で高い食べものを食べて、硬いベンチで寝る必要はなく、タダ飯が食えて、タダでホテルの柔らかいベッドでリラックス出来るわけです。
僕としてが、こんなサービス受けないわけにはいきませんでした。笑
今日はこのトランジットサービスについて書いていきたいと思います。
トランジットサービスを受けられる条件・注意点
こんな素晴らしいサービスなので、さすがに条件や注意点があります。
僕個人が、引っ掛かりそうだったものをあげておきます。
8時間以内の乗り継ぎが運航していない場合
例えば、7時間の乗り継ぎだった場合は、このサービスを受けられません。
また、8時間以内の乗り継ぎ便があるのに、わざわざ乗り継ぎ時間が空くようにチケットを予約した場合もダメみたいです。
満席で席が取れなかった場合等は、確認してみるといいかもしれません。
ケープタウンからだと成田行きが8時間以内の乗り継ぎ、羽田行きが8時間以上の乗り継ぎだったのですが、同じ東京でもこの辺は問題なくサービスを受けることが出来ました。
利用運賃によりサービスを受けられない場合がある
今回、僕はカタール航空のサイトから直接購入したので問題ありませんでした。
でも、日本でツアー等に利用されている格安運賃だと使えない場合があるのかも。
これは、購入した旅行会社に聞いてみた方が良いと思います。
ホテル手配の申込みは、発券後ホテル利用日の72時間前(土、日、祝日を含まない3営業日前)までに予約が必要
これは正直満たせませんでした。笑
ホテル利用日の3日前ギリギリにスカイプでヨハネスブルグの営業所に電話したところ、宿のwifi環境と僕の英会話力の悪さが相まって、上手く伝えることが出来ませんでした。
担当の女性に「Your language is terrible!(あなたの英語はひどい!)」って言われた。
いや、英語下手なのはわかってるけどさ。
航空会社のコールセンターがそんな対応するんですね。
ちょっと疑問に思いました。
それとも、この表現違う意味があるの?笑
で、担当も電話じゃダメだと思ったようで、メールアドレスを教えてくれようとしてたんですが、スカイプが切れてしまって、何度電話しても全て聞きとれず。
こうなったら日本のオフィスに電話だ!
と思ったら、日本はこの日は祝日でした・・・。
しょうがないので翌日(ホテル利用2日前)に、日本のオフィスに連絡をして記録にトランジットサービスが受けたい旨を入れておいて貰いました。
あとは、現地でホテルの空き状況次第で案内しますとのこと。
ホテルの予約はカタールへの入国を許可するものではない。
ホテルの予約はカタール航空で受けるけど、入国出来るかどうかは入国管理署の判断ですよ。ってことです。なので、トランジットサービスを申し込めても、カタールに入国出来ないで、サービスを受けられない場合もあるってことです。
他にも色々と条件はありますが、詳しくはカタール航空のサイトを参照してみてください。
カタールに到着!まずはトランジットカウンターへ!
ドーハに到着して、まずはトランジットカウンターへ。
この時点で、ホテルが取れるかどうかがまだわかってないので、ドキドキです。
結果、ホテルに空きがあったようで無事トランジットサービスを受けることが出来ました。
こんな黄色のバウチャーが貰えます。
「イミグレーション用」、「ホテル用」、「乗客用」の3枚が連なってます。
事前にトランジットサービスの予約が済んでいる人も、カウンターで予約確認書を提出してこのバウチャーを提出して貰う必要があるようです。他の人はそうしてました。
ちなみに、このカウンター結構混むので、飛行機を降りたら早めに向かった方が良さそうです。
入国!そしてホテルへ!
イミグレーションでパスポートとさっきの黄色いバウチャーを提出します。
そして、問題なく入国スタンプを貰うことが出来ました。
そして、税関を通り過ぎて到着ホールへ。
預け荷物は羽田まで送って貰うので、ピックアップせずに手荷物だけで入国です。
到着ホールで、黄色のバウチャーを持ってウロウロして居たら、空港スタッフ?が親切にホテルのスタッフを教えてくれました。
その後、ホテルのスタッフに従って、マイクロバスでホテルへ向かいます。
大体20~30分くらいだったかな。
ドーハの街中は、夜中12時だって言うのに、交通量も多くクラクションがうるさかったです。
でも、それが中東に入ったことを実感して何だか嬉しくなりました。
提供されたホテルはこんな感じ
今回提供して貰ったのは「Hotel Courtesy」というホテル。
中級くらいのホテルかな。
高級ホテルって言う噂を聞いてたのでちょっとガッカリ。
でも、無料だもんね。これでも十分過ぎる。
酔っ払ったアジア系の団体が通路で騒いでたりと、ホテルの客層はあんまり良くなかったです。笑
到着して、ホテルのレセプションにバウチャーとパスポートを預けて夕食に案内されます。
そして、食事後にまたレセプションで部屋の鍵とパスポートを貰えます。
レセプションに行ったら、スタッフが奥に引っ込んでいるのにパスポートがレセプションに並べられていて、セキュリティ面がちょっと怪しかったです。
食事の前に先にお部屋のご紹介。
シンプルでトランジットの間だけ利用するには十分過ぎます。
テレビはNHKワールドはやってませんでした。
ベッドも1人では広過ぎる。
こういう場合、僕は端っこに寄って寝るタイプです。笑
ちなみに、出発前食事に間に合うようにモーニングコールもしてくれました。
水やコーヒー、紅茶も無料で飲めます。
バスルームはこんな感じ。
バスタブも付いてました。
バスタオルや各種アメニティも揃っているので、手荷物だけで来ても問題ありません。
提供された食事はこんな感じ
夕食はビュッフェ!
夕食と朝食はホテル内のレストランで提供して貰えます。
なんとビュッフェでした。
しかも品数も結構豊富。
中東系の料理を楽しむことが出来ました。
ただ、飛行機で機内食を食べて時間も経ってないので、あんまりお腹空いてなかったのが残念。
朝食もビュッフェでした!
朝食もビュッフェ。
サラダは種類豊富なオリーブやハムスがあって美味しかったです。
中東ってサラダ美味しいね。
パンはあんまり美味しくなかったかな。
朝食のブッフェで必ず飲むオレンジジュースもあった。
でも、甘過ぎて美味しくなかった。
やっぱりサラダが一番美味しかったですね。
最後に
朝食を食べた後は、ロビーに集合して、またホテルのマイクロバスで空港まで送迎して貰えます。
今回カタール航空のトランジットサービスを受けてみて、機内食と機内食の間に2食もビュッフェを挟むのはちょっとしんどかったのと、夜着・朝発で睡眠時間を優先したいなら空港泊を優先した方が良いように思いました。
移動や食事でも時間を使うので、乗り継ぎ時間が8時間半あっても、実際には3時間位しか寝られませんでした。
昼間に乗り継ぎが空くなら便利なサービスかもしれませんね。
街歩きも少し楽しめそうだし。
でも、僕個人的には結構満足出来たサービスでした。
ビュッフェ美味しかったしね。
それに、カタールのお金は全く引き出さなくても、全て済んでしまうのも良いですね。
以上、カタール航空のトランジットサービスレポートでした。
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コメント一覧 (5件)
こんにちは
初めまして 大嶋と申します
一昨日 イスタンブールからドーハ経由で日本に帰国しましたのですが こんなサービスあるんですね♪
ドーハの空港では貴金属を売ってる店で人だかりが出来る程でお金持ちの国なのだなぁと思いました
今回は買いそびれた中東チックな金のブレスに
また会える時を楽しみにして乗り継ぎました♪
しばさんのブログをこれからは参考にして
海外を旅したいと思います〜♪
大嶋さん
コメントありがとうございます!
イスタンブールに行ってらしたんですね。
食事も美味しくて、街も素敵で、人も良く旅してて飽きない街ですよね!
このサービスについては、僕も初めて聞いたときに、さすがお金持ちの国だなーと思いました。
ドーハの空港も新しくなったようで、凄く綺麗ですよね。
中東では実質ドバイしか行っていませんが、スケールの大きさに驚かされました。
暑いですけどね。笑
機会があれば是非足を運んでみてください。
今後ともこのブログを宜しくお願いします(^^)
ブッキングクラスによって却下された。
ぽっぽさん
コメントありがとうございます。
やっぱりブッキングクラスによって受け付けて貰えないんですね。
せっかくなのに残念でしたね。
こんにちは!
2020年9月にドーハ経由で、ナイロビに行きます。コロナの影響か、フライト数が減った影響でトランジットが20時間あります。カタール航空にSTPCについて問い合わせした所、現在このようサービスは提供していないとのことです。。。