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ラパスとウユニを旅して感じたボリビアの治安と基礎知識。

 
ラパス|ライカコタの丘

ボリビアを旅して感じた治安と基礎知識について自分用のメモついでにまとめます。

前半は基礎知識を羅列しているので、治安について知りたい場合は目次を活用してください。

ボリビアのトラベルデータ

【滞在期間】2017.1.5 – 1.18(14日間)
【滞在都市】ラパス、ウユニ

 

ボリビアの基本情報

以下のデータは外務省のホームページを参考にしています。

 

一般事情

【国名】ボリビア多民族国
【首都】ラパス(憲法上の首都はスクレ)
【面積】110万平方キロメートル(日本の約3倍)
【人口】約1,082.5万人
【民族】先住民41%,非先住民59%
【言語】スペイン語及びケチュア語,アイマラ語を中心に先住民言語36言語
【宗教】国民の大多数(95%以上)はカトリック教徒

共和国と言うのは、よく耳にしますが「多民族国」と言うのは初めて聞きました。先住民言語が36言語もある通り多くの民族が住んでいるようです。

 

ラパス|街並み

ラパスの街には呪術師のような人たちも見かけることが出来ます。

古くからの文化が色濃く残っているんですね。

 

経済事情

【主要産業】天然ガス,鉱業(亜鉛,銀,鉛,錫),農業(大豆,砂糖,トウモロコシ)
【GDP】330億米ドル
【1人当たりGDP】3,071米ドル
【経済成長率】4.43%
【消費者物価上昇率】5.3%
【失業率】4.4%

 

ボリビアの旅行情報

【通貨】ボリビアーノ(通称ボリ)
【換算レート】1ボリビアーノ≒17円(2017年1月時点)
【電圧】220V/50Hz
【プラグ】AタイプとCタイプ。日本のプラグをそのまま利用出来ました。
【時差】日本より13時間遅い。日本が夕方6時の時、ボリビアは朝の5時。

 

ボリビアの治安

外務省によるチリの治安情報

ボリビアの治安について、外務省の海外安全ホームページには以下のように記載があり一部抜粋しました。

 

● 犯罪発生状況、防犯対策

1.概況
ア ボリビアの2014年における犯罪統計は,殺人814件,強盗14,952件,強姦2,630件,窃盗5,987件であり,犯罪件数は近年増加傾向にあります。
イ ボリビア各地においては,旅行者をねらった強盗,窃盗(スリ,置き引き等)が多く発生しています。特にラパス市及びチチカカ湖畔のコパカバーナ市の観光地区及びバスターミナルにおいては,日本人旅行者が偽警察官や首絞め強盗の被害に遭っています。
ウ ボリビアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

 

2. 犯罪発生状況
(1)拳銃強盗
ア 日本人の犯罪被害事例
* 日本人男性が銀行で現金を引き出した後,車でショッピングセンターまで移動し,現金の入ったカバンを肩に掛けて徒歩で移動中,背後からカバンをひったくられそうになった。そのため抵抗したところ,犯人が拳銃を取り出して3発発砲し,そのうち1発が右手中指に当たり負傷した。
* スーパーマーケットで買い物中,現金入りのバッグをひったくられそうになったため抵抗したところ,けん銃で脅された後,けん銃のグリップ部分で頭部を殴打され,バッグを強奪された。

(2)窃盗(スリ,置き引き)
ア 日本人の犯罪被害事例
* ラパス・エルアルト空港のチェックインカウンターで搭乗手続き中,足元に置いていたカバン(現金25万円,パソコン,カメラ等在中)を盗まれた。
* 発車前の長距離バスの中で,乗務員風の男に荷物を棚に載せるよう指示され,これに従ったところ,外から見知らぬ人物に窓を叩かれたので,これに応対しているうちに棚に置いた荷物を奪われた。
* 市場で買い物中,バッグを切られて財布を抜き取られた。
* 前を通りかかった人物が物を落としたので,それを拾って渡してあげたところ,その隙に足下に置いてあった自分の荷物を奪われた。
* ラパス市内のレストランにおいて複数人で食事をしていたところ,椅子の背もたれにかけていたバッグを,誰も気付かないうちに持ち去られた。
* インターネットカフェで子供に声をかけられたので応対していたところ,反対側に置いていたリュックサックを盗まれた。
* 車で走行中,道路脇にいた人物に物を投げられ,車から降りて傷を確認している隙に,助手席に置いていたバッグを盗まれた。
* 人混み(バスターミナル,大通り,市場等)を歩いていたところ,急に前方を塞がれ,立ち止まった瞬間にリュックサックを開けられ,貴重品を盗まれた。
* ツアーに出発する際,旅行代理店の勧めで荷物を預けたが,数日後ツアーから帰ってくると,荷物がなくなっていた。
* 夜行バス車内の頭上荷物置きに貴重品が入ったバックを置いて就寝していたところ,気づいたらバッグがなくなっていた。

(3)首絞め強盗
ア 犯罪手口
バスターミナルでバスを探したり,観光地でレストランを探している旅行者に,案内をすると声を掛け,ひと気のない路地に連れて行き,突然後ろから旅行者の首を絞めて気絶させ,所持品を奪う。主な発生場所は,ラパス市内の大統領府のあるムリージョ広場近辺及びセメンテリオ(墓地)周辺,土産物店が集まるサガルナガ通り,チチカカ湖畔のコパカバーナ市等で,特に人通りの少ない日曜日や夜間に発生しています。

イ 日本人の犯罪被害事例
* 日曜日の午後,サガルナガ通り付近にあるホテルの手前約10mの地点で,何者かにいきなり背後から首を絞められ,気絶している間に,現金約300米ドル,パスポート,腕時計等を奪われた。
* 夜8時頃,ムリージョ広場近辺のホテルに向かって歩いていると,突然数人に囲まれて,首を絞められて気絶。気づいた時には,貴重品が入ったバックを盗まれていた。
* コパカバーナ市郊外を単独で歩行中,見知らぬ者に声をかけられ,気を取られた隙に,背後から忍び寄った別の者に首を絞められ,気絶している間に,現金180米ドル及びデジタルカメラを奪われた。
* ホテルに入る直前,何者かにいきなり背後から首を絞められ,気絶している間に,パスポート,現金800米ドル及びカード類を奪われた。

(4)偽警察官
ア 犯罪手口
* 外国人旅行者になりすました犯人グループの一人が近寄って,時間や道を聞いてくる。これに応対していると,私服警察官と称した者が近付いてきて,麻薬,偽米ドル,偽造カード所持の取締り,不法滞在やテロリストの取締り,身分証明書の不携帯(いずれも犯人グループのでっちあげ)等の言いがかりを付けて,犯人が用意した車(タクシーの場合もある)で警察署に連行しようとする。この車に乗ると,移動中又はひと気のない場所まで連れて行かれ,車内で所持品検査の名目で金品が物色された上,盗られる。また,偽造カードでないかとの確認を名目に暗証番号を言わされ,更に差し出したカードがすり盗られて,被害者が気づかないうちに現金を引き出される。
* 長距離バスターミナルからタクシーに乗車すると,数百メートル進んだところで運転手が「車が故障したので後ろから来る車に乗り換えてくれ」と別の車に乗るよう指示する。指示された車に乗ると,警官になりすました男が乗り込んできて所持品検査と称して金品を物色しつつ,抜き盗る。
(この手口は,バスターミナル付近の取締まりが厳しくなってきたため,真正なタクシー運転手が共犯となっている手口と考えられます。)
なお,警察官が車内や路上で所持品検査をすることは禁止されており,また,警察署等への同行にタクシーや自家用車等を利用することもありません。偽警察官に一旦車両に連れ込まれてしまった後,所持品検査等を拒否すると誘拐等の被害に遭う可能性もあります。また,偽警察官による犯罪手口が誘拐に用いられ,殺人事件も発生しています。

イ 日本人の犯罪被害事例
* 早朝にバスターミナル付近を歩行中,無理矢理偽警察官グループのタクシーに乗せられた後,車内で所持品検査をされ,貴重品を奪われた。その後,自力で脱出するまで数十分間拘束された。

さらに詳しい情報は以下のリンクから確認することが出来ます。

 

ラパスを旅して感じた治安

ラパス|街並み

ラパスは、今まで訪れた南米の街でも個人的には上位に入るくらい街歩きが楽しかったです。

ただ、一方で治安の悪さはなかなか。

今回の旅の中で僕らが一番治安の悪さを実感出来た街でもあります。理由は、宿のスタッフによる現金の盗難事件。詳しくは以下の記事にまとめています。

また、ラパスでは友達も偽警察官の被害に遭いました。幸い被害は少なかったようですが、現在でも実際に起こっているので注意しましょう。

他にも、首絞め強盗等の被害も上がっているので、頻繁に後ろを振り返って背後の警戒は常にしておいた方が良さそうです。僕らが盗難に遭った安宿「Hostal Austria」の前でも、以前、日本人を狙った首絞め強盗事件が発生したようです。

僕らは2人だったので、夜も早い時間なら普通に出歩いてしまいましたが(もちろん周囲は十分警戒して)、1人で夜間に出歩くのは出来るだけ避けた方が良いかもしれませんね。特に人通りの少ない道は。

ラパスは楽しい街ですが、十分に注意して観光しましょう。

 

ウユニを旅して感じた治安

ウユニの町|メルカド

治安の悪いラパスと比べて、そもそも町が小さいのと、観光客がたくさんいるため、ウユニはそんなに治安の悪さは感じませんでした。

夜もまぁ遅くならなければ、問題は無いと思います。

但し、海外であることは忘れずに十分に注意はしましょう。

 

僕が行っている海外での安全対策

僕は普段から以下の点に気を付けて旅をしています。全て基本的なことですが、この基本が大事。南米では特に。旅先の安全対策の参考にしてみてください。

  • 人前で現金や貴重品はなるべく見せない。
  • 街中で写真を撮る時は、撮ってすぐカメラを仕舞うヒット&アウェー戦法。
  • 満員電車やバスでは、ポケットに貴重品を入れない。
  • 人混みでスリが居そうなところでは、必ずバッグを前に抱える。
  • バッグに南京錠を付けておく。(鍵を掛けなくてもオッケー)
  • 街中やレストランで荷物を置く時は、必ず身体に触れるようにするか、足に絡めておく。
  • バス内では貴重品バッグは必ず膝の上。ファスナーは窓側(通路と反対側)に寄せる。夜行の場合はポケットにも貴重品は入れない。
  • 暗くなってからは無闇に出歩かない。(都市や地域の状況次第)
  • 人通りの少ない道は避ける。
  • 後ろを定期的に振り返る。

基本の安全対策をしっかりして、楽しいボリビア旅行にしましょう。

 

もし、強盗に遭ってしまったら・・・。

十分注意していても、強盗に遭うリスクをゼロにすることは出来ません。

もし、運悪く強盗被害に遭ってしまった場合は、絶対に抵抗しないこと。

南米の強盗は銃を持っていたり、近くに仲間が潜んでいる可能性が高いため、抵抗することにより最悪命を奪われることもあります。

僕らが南米に居る時にも、コロンビアで日本人大学生が命を奪われると言う悲しい事件がありました。2014年にもエクアドルで日本人男性が殺害されています。

南米を旅していると強盗に命を奪われると言うのは他人事ではありません。自分が南米を旅しているということを絶対に忘れないでください。武勇伝になるとかそんな変な期待は絶対にしないように。

物が盗られても保険で補償されますが、命を奪われたら全てが終わりです。

このことを肝に銘じて、無事日本に帰れるように気を付けましょう。