中南米を旅する旅人には有名なグアテマラのスペイン語留学。他の国でスペイン語を学ぶよりも費用を安く抑えられるので人気が集まっています。
そして、グアテマラのスペイン語留学と言えば、アンティグアで学校に通う人が多いと思いますが、僕らはサンペドロ・ラ・ラグーナという小さな町で2週間スペイン語留学をしてみました。
なので、今回はサンペドロ・ラ・ラグーナでのスペイン語留学について紹介したいと思います。
※為替レート(2016年9月時点)
1ケツァール≒14円
田舎でのんびり派に、サンペドロ・ラ・ラグーナでのスペイン語留学をオススメする3つの理由
アンティグアのコロニアルな素敵な街並みの中で勉強するのも正直良いと思います。お洒落なカフェで宿題なんてやった日には優雅な気分に浸れるでしょう。笑
シティ派にはアンティグアでの留学がオススメかもしれません。
でも、僕らのように田舎でのんびり派なら間違い無くサンペドロ・ラ・ラグーナがオススメです。
理由は以下のとおり。
1、サンペドロ・ラ・ラグーナの雰囲気が良い。
サンペドロ・ラ・ラグーナは、世界で一番美しいと言われる湖「アティトラン湖」の湖畔にある小さな町で、のんびりとした雰囲気が凄く居心地が良いです。
その居心地の良さから、移住してくるアメリカ人もたくさんいるようです。また、日本人でもこの町に長期滞在する人が後を絶たないとか。僕の友達は8ヶ月居たそうです。笑
実際に日本人移住者も数人居て、日本食のレストランが2軒あります。
また、アティトラン湖周辺には、サンペドロ・ラ・ラグーナ以外にもいくつも村があるので、週末にはスペイン語の勉強がてら村巡りをするのも楽しいです。村ごとに民族衣装も違っていて面白いですよ。
2、日本人宿「Casa de Nagare」の居心地が良過ぎる。
サンペドロ・ラ・ラグーナの日本人宿「Casa de Nagare」の存在もかなり大きかったです。正直この宿があったからサンペドロ・ラ・ラグーナでスペイン語を学ぼうと思った節もあります。今まで泊まった宿の中で一番居心地が良かったです。
3、物価が安い
同じグアテマラ国内なので、そこまで大きく違うわけではありませんが、アンティグアよりも少し物価が安いようです。
宿代についても同様にアンティグアよりも安く、「Casa de Nagare」に宿泊すれば、そもそも宿代が安いうえに朝食付き&シェア飯があるので、1日1,000円も掛からずに生きていけます。
「Casa de Nagare」の向かいの売店で、このビールが3本で10ケツァール(約140円)です。スペイン語を勉強して疲れた体にビールが捗ります。
サンペドロ・ラ・ラグーナのスペイン語学校と家庭教師の費用まとめ
続いて、サンペドロ・ラ・ラグーナのスペイン語学校と家庭教師の料金をまとめておきます。
スペイン語学校
COMMUNITY SPANISH SCHOOL
まずは、「COMMUNITY SPANISH SCHOOL」
この学校では、大学を卒業して教える技術もキチンと身に付けた先生が教えてくれるので、授業のクォリティも高いようです。また、この学校だけ独自のテキストを持っていて、見せて貰いましたが結構しっかりしたテキストでした。
費用は、1日4時間の1週間で116ドルでした。
質が高いと言うだけあって、さすがに費用も少し高めですし、スペイン語スキル0の状態から、こんなちゃんとした学校に通うのはもったいない気もします。
でも、学ぶ環境が凄く良い。湖が目の前にあるので授業前に湖でひと泳ぎしてから、授業に臨む欧米人もいるとか。笑
Cooperativa Spanish School
次に「Cooperativa Spanish School」
この学校は、教師達が出資して作った学校だそうです。なので、クォリティも問題は無さそう。
料金は午前と午後で異なります。
午前は1日4時間の1週間で120ドル。
午後は1日4時間の1週間で110ドル。
MAYAB SPANISH SCHOOL
そして、3つ目が「MAYAB SPANISH SCHOOL」
この学校は、日本人御用達のような感じにもなっていて、相方もこの学校に通っていました。
あと、ここで実習をしていた子がグアテマラで一番可愛いかったです。
料金は1日4時間の1週間で75ドルなので、上記2つよりもだいぶ安くなります。スペイン語をゼロから学ぶなら、コスパはここが一番良いかもしれないです。
HUB SPANISH SCHOOL
最後に「HUB SPANISH SCHOOL」
僕らが見に行った学校の中では、ここが一番安かったです。でも、日本人料金とか言って、正規の料金よりも安い料金を提示してくるんですが、欧米人達はもっと安い料金で授業を受けているとか。笑
しかも、受付の人は英語が話せず、先生たちも英語がちょっと怪しいらしいです。スペイン語スキル0で、ほぼスペイン語で授業を受けるのはしんどいと思うので、ちょっと微妙かな。
サンペドロ・ラ・ラグーナのスペイン語学校費用のまとめ
サンペドロ・ラ・ラグーナにあるスペイン語学校の料金をまとめると以下のとおりです。
COMMUNITY | Cooperativa(午前) | Cooperativa(午後) | MAYAB | |
1日2h(1週間10h) | – | – | – | 50ドル |
1日3h(1週間15h) | 88ドル | – | 90ドル | 65ドル |
1日4h(1週間20h) | 116ドル | 120ドル | 110ドル | 75ドル |
僕らが滞在していた時期は雨季(9月)ということもあり、生徒が少なかったためここから割引もして貰えました。但し、学校によっては安くする代わりに質の高い先生を選べなくなったりするので、その辺りはキチンと確認する必要があります。
スペイン語家庭教師
グアテマラの語学留学には、学校に通う以外に家庭教師を雇うという選択肢もあります。僕は、学校に通わずに家庭教師をお願いしてスペイン語を学びました。
先生は「Casa de Nagare」で紹介してもらいました。
費用は先生によって変わりますが、1時間15〜25ケツァール(約210〜350円)くらいが相場だと思います。僕の先生は1時間25ケツァール(約350円)でした。あまり安い人だと教え方が下手だったりするようなので注意です。
先生との相性や授業内容も大切なので、お願いする前に一度話をしてみて決めた方が良いです。先生によってテキストを持っていなかったり、英語があんまり話せなかったり、教える技術もないまま家庭教師をしていたりすることもあるので、キチンと見極める必要があります。
そして、家庭教師のメリットとしては、わざわざ学校まで行かなくて良いということ。引きこもり系旅人の僕は、毎日先生に宿まで来てもらって、宿でスペイン語を教わっていました。笑
スペイン語学校と家庭教師のどちらを選ぶべきか。
結局のところ、学校に通うのと家庭教師を雇うのではどちらが良いのかというのが疑問になると思います。
これは、授業を受ける人、担当の先生によっても変わってくるので何とも言えないのですが、本格的にスペイン語を学びたい、長期でしっかり学びたいのなら基礎からしっかりと教えてくれる学校に通う方が良いと思います。
学校に通えば、学校主催のアクティビティ(課外授業的な)にも参加出来ると言うメリットもあります。
でも、旅行で使う程度身に付けば良いと言うなら家庭教師でも十分なのかなと思います。僕は、家庭教師の先生に旅行でよく使うフレーズ、動詞をメインに教えて貰い、そこに付随して文法とかを教えて貰ったので、割と即効性はあったと思います。
それに、毎日学校まで通わなくて良いと言うのが、やっぱり大きかったですね。笑
ちなみに、費用については、家庭教師は1時間当たりいくらかなので一見安そうですが、計算してみるとぶっちゃけ大きな差は無いです。
なので結局は、実際に学校を回ってみたり、家庭教師の先生と話をしてみたりして、自分に合ったものを探すのが一番良いと思います。
最後に
以上が、サンペドロ・ラ・ラグーナのスペイン語留学についてのまとめです。
実は今回の学校見学には、「Casa de Nagare」改め「Casa de kamomosi」の現オーナーに連れて行って貰いました。
「Casa de kamomosi」のオーナーはMAYABUに半年通っていたこともあり、語学学校に詳しかったり、サンペドロ・ラ・ラグーナに知り合いも何人もいるようなので、わからないことがあったら相談してみると良いかもしれません。(もちろん「Casa de kamomosi」に宿泊した場合ですが。)
もの凄く親切に色々と教えてくれると思いますよ。
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