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10年くらい前にネットで見つけて以来、秘境感があるうちに来たい来たいと思っていたウユニ塩湖にようやく訪れることが出来ました。
僕が訪れるまでの10年間で、日本の絶景番組で数多く取り上げられ、いつしか日本人の行きたい絶景ナンバー1になってしまって、すっかり秘境感は失くなり、僕の中のウユニ熱はかなり冷めきっていました。
しかし、来てみたらやっぱり絶景でした。人気が出るのも頷けます。
今回は、「ウユニ塩湖ツアーで鏡張りの絶景を観るための完全ガイド」と言うことで、綺麗な絶景を観るための条件やオススメ旅行会社、写真撮影のコツ等をまとめていきたいと思います。
はじめに言っておくと、ウユニで綺麗な鏡張りを観るのは「運」もかなり必要になってきます。特にサンセット、サンライズは行けば観れるもんだと思っていましたが考えが甘かったです。
※為替レート(2017年1月時点)
1ボリビアーノ(ボリ)≒17円
※長くなってしまったので目次を活用してみてください。
ウユニ塩湖の拠点となる街「ウユニ」
まず、ウユニ塩湖の拠点となるのは塩湖まで車で40分ほどのところにある「ウユニ」の街。
ウユニ塩湖を訪れる場合はまずこの街を目指します。ボリビアの首都ラパスからは、バスや電車、飛行機を利用してアクセス可能です。
バスと電車については、以下の記事にまとめました。
ウユニの街は小さくてのんびりとしていて、治安も悪くないと思います。
ただし、多くの国で歓迎されることの多い日本人ですが、ウユニに限ってはなかなか特殊で日本人が嫌われ気味な街です。今まで訪れた日本人の素行が酷かったようです。「日本人お断り」の宿なんかも出てきています。
街をブラついている分にはあまり嫌われている感じはしませんでしたが、これから訪れる日本人のためにも、ウユニ滞在中は周りに迷惑を掛けるような言動は謹んで、あまり恥ずかしい行動を取らないように心掛けましょう。日本人代表という意識を忘れずに。まぁウユニに限らず他の国でもそうなんですが。
ウユニ塩湖の鏡張りベストシーズン
そして、ウユニ塩湖のベストシーズン。
恐らく多くの方は雨季の「鏡張り」が目当てだと思います。
ウユニ塩湖の雨季は一応11月から3月とされていますが、僕らが訪れた年は12月末くらいまで雨がほとんど降らなかったそうです。なので、それまでに訪れた方は恐らく綺麗な鏡張りが観られていないはず。
こういったこともあるので、綺麗な鏡張りが観たいなら1月から2月がベストだと思います。
また、鏡張りに映る星空を目当てに、雨季の特に「新月」を目指して訪れる方も多いようですが、実はわざわざ新月に合わせなくても綺麗な星空を観ることは出来ます。それは次で紹介します。
ウユニ塩湖で鏡張りの絶景を観るための条件
綺麗な鏡張りを観るための条件
前日までの天気が重要
綺麗な鏡張りをみるためには、ツアー当日に晴れていることが前提ですが、実は前日までの天候もかなり重要になってきます。
晴れの日が続いていると、塩湖に溜まった水はあっという間に蒸発してしまうため、前日までは雨が降っていた方が鏡張りを観られる可能性がグッと上がります。
カンカン照りの後はこの通りカラッカラ。しかも乾季の塩湖のように真っ白というわけではなく、少し茶色いです。真っ白ならカラカラでもそれはそれで良いんですけどね。茶色いのは残念。
なので、前日まで雨が降っているかもポイントです。
但し、雨が降り過ぎると水かさが増して、車ではあまり奥まで行けなくなるので、これまた綺麗な鏡張りを見られる確率は低くなります。
難しいところですね。
風は天敵
そして、キチンと水が張っていても、風が吹いていると綺麗な鏡張りを観ることが出来ません。
水面が揺らいでしまって水面に映る空がボヤけてしまいます。
また、風が吹くと水面に塩の結晶が浮いてくるのも大問題。写真の通り全く綺麗に映らなくなります。
なんなら塩の結晶が浮いている光景は正直汚いです。灰汁が浮いてるみたい。笑
さらに、風が吹き続けると水が流されて、最悪周辺の水がほとんどなくなってしまうこともあるので、鏡張りには風が一番の敵です。
僕らは2回サンセットツアーに参加して、2回とも風が吹き始めて綺麗な鏡張りを観ることが出来なくなってしまいました。夕方になると風が吹き始めるようです。
なので、個人的にはサンセットツアーよりもサンライズツアーの方がオススメです。早朝はほぼ無風状態でした。
鏡張りに映る星空を観るための条件
月の出・月の入がポイント
鏡張りに映る星空を観るためには、月が出ていないことが条件となります。月灯りは思いの外明るいので星の光を邪魔してしまうんですね。
なので、新月が大人気なんですが、実は満月でも夜に月が出てさえいなければ問題ありません。
夜には月が出ているものだと思いがちですが、太陽と一緒で月にも月の出・月の入があります。この月の出・月の入を調べて、月が出ていない時間帯のツアーに参加すれば、綺麗な星空を観ることが出来ます。
これを利用すれば、日本人で大混雑する新月にわざわざ足を運ぶ必要はありませんね。
ただし、日の出・日の入の時間もチェックが必要。
僕らもこの方法で星空を狙いましたが、日の入の時刻を1時間以上過ぎても薄明るくて、そのうち月が昇ってきてしまって完全に真っ暗な状態で星空を観ることは出来ませんでした。まぁそもそも風が強くて綺麗な鏡張りではなかったんですが・・・。
天気、月の出・月の入を調べられるサイト
僕らが天気と月の出・月の入を調べるのに利用したサイトを紹介します。
天気は以下のサイトを利用していました。
Uyuniでは無く、Colchaniで調べた方がよりウユニ塩湖に近い天気を知ることが出来ます。また、このサイトでは、1時間毎の天気、日の出・日の入、月の出・月の入まで調べることが出来るので非常に便利です。
月の出・月の入を一括で調べる場合は以下のサイトが便利です。
地名をボリビアに設定すると一括で調べることが出来ます。このサイトで月の出・月の入を調べて、丁度良い日程に合わせてウユニを目指せば良いと思います。
とは言っても、昼間の鏡張りなら割と観られるはず。
ここまで条件を色々と書いてきましたが、昼間の鏡張りなら観るのはそこまで難しくはないはずです。
ウユニ塩湖はめちゃくちゃ広いので、どこかしらには水が張っているところがあると思います。
天気についても、ウユニ塩湖の中だけでも場所によって雨が降っていたり、晴れていたりするので、鏡張りの場所さえ見つかれば一方向だけでも晴れていれば鏡張りの景色は見られます。
この景色の後ろが
こんな大雨だったりします。
ウユニ塩湖のツアー予約は「穂高ツアー」がオススメ!
ここまで、ウユニ塩湖の絶景を観られる条件を紹介してきましたが、続いてはウユニ塩湖を訪れるツアーについて紹介していきます。
ウユニ塩湖のツアーを取り扱っている旅行会社でオススメなのが日本人御用達の「穂高ツアー」
日本人御用達といっても日本語が通じるわけではありませんが、「鏡張り」のプロフェッショナルなため人気が高いです。(英語は通じます。)
お客さんの大半も日本人をはじめとした、韓国人、中国人、台湾人などの「鏡張り」の好きなアジア人が大半を占めています。
また、穂高ツアーのガイドはトリック写真も撮ってくれます。但し、ガイドによってやる気が無かったりするので、そういう場合はこちらから撮ってくれるようお願いする必要があります。
僕らは「パブロ」と言うガイドが良いと言う噂を聞いたので、リクエストして2回「パブロ」に連れて行って貰いました。気さくで良いガイドだったと思います。
この動画とかヤバイ。iPhoneを回転させながら撮っているので上か下かわからなくなります。
穂高ツアーのツアー内容と料金
続いて穂高ツアーで取り扱っているツアーの内容と料金を紹介していきます。
1日ツアー以外は車をチャーターして参加人数(マックス7人)で割るような形になります。が、ほぼ7人集まるので心配は要らないと思います。
店の軒先には、このようにツアー内容と日程毎に参加募集の張り紙がたくさん貼られています。この紙を見ながら参加出来そうなツアーに応募していく形になります。
もちろん、希望の日程とツアーが無ければ新規で立ち上げることも可能です。
料金は7人集まった際の料金を前払い。集まらなかったら追加で支払う形になります。クレジットカードは利用不可です。
また、すべてのツアーで長靴のレンタル料は含まれているのでご安心を。
1、1日ツアー(FULLDAY + SUNSET)
【料金】200ボリ(約3,400円)
【時間】10:30 – 20:30
【含まれるもの】ガイド、長靴のレンタル、昼食
ウユニ塩湖を1日掛けて周るツアーです。列車の墓場を観光した後にプラヤブランカ(ウユニ塩湖上にある塩のホテル)で昼食。その後、鏡張りポイントへ行ってサンセットを観ることが出来ます。あとはインカワシ島も行くと思ったんですが、僕らが参加した時は行きませんでした。まぁ鏡張りが観れたのでオッケー。
2、サンセット+星空鑑賞ツアー(SUNSET + STARLIGHT)
【料金】130ボリ(約2,210円)← 7人集まった場合
【時間】16:00 – 21:00
【含まれるもの】ガイド、長靴のレンタル
サンセットと星空を鑑賞出来るツアーです。星空鑑賞も含むので1日ツアーよりも遅くまでウユニ塩湖に滞在することが出来ます。僕らが参加した時は、日の入りが19時10分位だったんですが、ウユニ塩湖を出発する20時半くらいになっても完全には暗くなりませんでした。なので、事前に日の入・月の出の時間を確認してから参加した方が良さそうです。
3、星空鑑賞+サンライズツアー(STARLIGHT + SUNRISE)
【料金】130ボリ(約2,210円)← 7人集まった場合
【時間】3:00 – 8:00
【含まれるもの】ガイド、長靴のレンタル
星空とサンライズを鑑賞出来るツアーです。こちらも完全な星空を狙うなら月の入・日の出の時間を確認してから参加を決めた方が良さそう。ちなみに僕らは月の入が日の出後の日だったので、こちらでも完璧な星空を観ることは出来ませんでした。でも、サンセットとは違って朝は無風なので綺麗な鏡見張りを拝むことが出来ました。なんなら、満月近かったので凄く明るかったです。なので、サンセットツアーよりもサンライズツアーの方がオススメです。
4、昼間の絶景鑑賞ツアー(DAY TIME)
【料金】130ボリ(約2,210円)← 7人集まった場合
【時間】10:00 – 17:00
【含まれるもの】ガイド、長靴のレンタル
日中にウユニ塩湖の絶景を見に行くツアーです。1日ツアーとは違って「鏡張り」に焦点を当てて周るツアーなので、1日ツアーよりも綺麗な景色を観られる可能性が高いです。
5、星空鑑賞ツアー(STARLIGHT)
【料金】200ボリ(約3,400円)
【時間】23:00 – 3:00
【含まれるもの】ガイド、長靴のレンタル
星空を鑑賞するためだけのツアーです。新月ではない場合は、この時間内に月が昇っていないかどうかを予め確認しましょう。
ウユニ塩湖の絶景を撮影するコツ
最後に、大した写真を撮れたわけではありませんが、僕が気付いたウユニ塩湖で綺麗な写真を撮るためのコツを紹介しておきます。
鏡張りで人物を撮影するコツ
鏡張りの景色を目の当たりにしたら、絶対に自分が写った写真を撮りたくなると思います。普段自分の写真をあまり撮らない僕でもたくさん撮ってしまったくらいです。
ですが、この鏡張りでの人物撮影にもちょっとしたコツがありました。
鏡張りになっていたとしても、手前の方には塩湖の地面が見えているので、あまり手前に立って撮影するといわゆる「宙を浮いているような写真」が撮れません。
なので、遠くに立って、望遠で撮影すると「宙を浮いているような写真」が撮れました。
こんな感じ。一緒のツアーだった台湾人カップルです。凄く良い感じですね。
ただの三脚でさえこんな良い感じになってしまいます。
ウユニの星空を撮影するコツ
一眼レフでまともに星空を撮影したのは今回が2回目ですが、一応このくらいの写真を撮ることが出来ました。(少しだけ加工してます。)
日が沈んでも、遠くの空に微かに太陽の光が当たっていて、完全な暗闇にはなりませんでした。また、真っ暗闇でピントを合わせられなくて、かなりピンボケしてます。まぁ暗い写真なのでバレないからオッケー。笑
個人的には十分な写真が撮れました。
星空の撮影については、大したことを語れないので参考にさせて頂いた記事を紹介させて頂きます。以下の記事の通りに写真を撮ったらこんな写真が撮れました。
ウユニ塩湖で撮影した鏡張りの絶景写真まとめ
最後にウユニ塩湖で撮影した絶景写真を貼り付けていきます。ウユニ塩湖にいる時は麻痺していたんですが、改めて見返すとやっぱり絶景だったなーと思わされます。
今回紹介した「絶景を観られる条件」を(自分で調整できるところは)出来るだけクリアしてウユニの絶景を観られるように頑張ってくださいね。
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