ラパスで訪れたオススメ観光地を地図付きで紹介します。
ラパスは、着いて早々に嫌な目に遭いましたが、それを除けば人も優しく異文化色の濃い街は歩いていて物凄く楽しい街でした。
ラパスの街歩きの参考になればと思います。
泥棒市、オバプロ、月の谷については以下の記事で紹介しています。
※為替レート(2017年1月時点)
1ボリビアーノ(ボリ)≒17円
街歩きが楽しいボリビアの首都ラパス
まずは、ラパスについて。
ボリビアの首都と言うとラパスの名前が挙がることが多いですが、実は憲法上の首都はスクレという別の街です。
しかし、1900年にスクレからラパスに行政機関が移ってからは、ラパスが実質上の首都になっているそうですよ。
そして、ラパスの特徴と言えるのが、このすり鉢状の街。
なだらかな斜面にレンガ造りの茶色い家々が建ち並びます。
すり鉢の底が富裕層、標高が高くなるにつれて貧しい人々が住むエリアとなります。
またラパスは、すり鉢の底でも標高3,000mを越える高所にあり、坂道も多いため歩いているだけで息切れがします。
しかし、人も優しく、独特の雰囲気と雑多な感じは、息が切れても歩きたくなるような楽しい街でした。
先住民の文化が濃いラパスでは、街を歩いていると呪術の商売をしている集団にも出くわすことが出来ます。笑
ビルのメルカド
まず、最初のスポットは南米旅行で外せないメルカド。
なんと、ラパスのメルカドはビルタイプでした。しかも結構デカイ。
中はスロープが下から上まで行ったり来たりしていて、そのスロープに沿って食堂が所狭しと並んでいます。店舗数はかなり多いです。
昼時になると店の中に人が入りきれずに、外の椅子に座ってご飯を食べている人もたくさん。
1食大体10ボリ(約170円)くらいから食べられます。
南米ではペルー料理が美味しいと評判なんですが、個人的にはこのラパスのメルカドが周辺で一番美味しかった気がします。
あと、このメルカドでみんな飲んでる「モッコン・チンチン」
名前が面白いですね。笑
ボリビア国内では至る所で目にします。
味は杏のジュースみたいな感じでした。
是非お試しあれ。
魔女通り(リナレス通り)
ラパスで一番衝撃を受けるスポットがリナレス通り。通称魔女通り。
この通りには呪術で使われるアイテムを売る店が並んでいます。
店の軒先にはこの通り、リャマのミイラが大量に吊られています。
ある意味フォトジェニックです。
ついついインスタに上げたくなるでしょう。笑
店の中にも、リャマのミイラや怪しい薬なんかがたくさん売られています。
ミイラを買わずとも、フラリと見て歩くには楽しい通りです。
お土産通り
リナレス通りを南に下って行くと、お土産を売るお店が増えてきます。
可愛い民芸品がたくさん。
ただし、クスコで売っているものと似たようなものもたくさんあります。僕らが見た限りでは、同じものだとクスコの方が安かったです。
クスコにも行く予定があればクスコで購入しても良いかもしれません。
ライカコタの丘
続いてラパスの街を一望出来るビューポイント。
サンフランシスコ寺院(メルカド)からは2kmほどありますが、歩いて来れました。
入場料3.5ボリ(約60円)のはずが、何故か無料で入らせてくれました。
中は小綺麗な公園になっています。ボリビアっぽくない。笑
そして、ここから見える景色がこちら。
ラパスのすり鉢状の街が一望出来ます。なかなか素敵です。
ベンチに座って、街を眺めながらのんびりするのも良いと思います。
夜景(ミラドール・キリキリ)
ラパスと言ったら山の斜面まで広がる素晴らしい夜景。
夜景のビューポイントはライカコタの丘以外にミラドール・キリキリというところがあり、僕らそのはミラドール・キリキリというところに行ってみました。
夜は治安も良くないので、サンフランシスコ寺院周辺でタクシーを捕まえて往復で40ボリ(680円)
帰りはホテルまで送ってもらいました。
そして、ミラドール・キリキリから見た夜景がこちら。
素晴らし過ぎる。
斜面の上の方まで夜景が広がっていますね。
治安に不安はありましたが、ここは本当に来て良かったです。
やっぱり、街のど真ん中にある宿の屋上から見る夜景とは一味違います。
番外編①:パリ・ダカールラリー
最後に番外編です。
ラパスに到着した時期が、図らずもパリ・ダカールラリーの通過するタイミングだったので、ラパスの街中でパリダカを観戦しました。
ちなみに、パリ・ダカールラリーはパリからダカールまでを駆け抜ける世界一過酷なレースで知られていますが、実は2009年から開催地を南米に移しています。
もはやパリ・ダカールラリーではありません。笑
パリ・ダカールラリー当日はメルカド前の広場にたくさんの出店が出ていて大賑わいでした。
そして、この左側の大通りをレース出場者が通過していきます。
下に降りてみました。
食べ物の屋台がたくさんあって結構楽しい。
しかも、思いの外洗練されたものが多く売っていました。お洒落なアイスとかコーヒーとか。
そして、続々とレース出場者が通過していきます。
何かラパスを通過するときは、レースと言うよりエキシビジョン的要素が強いようです。
出場者たちも大はしゃぎで通過していきました。笑
少し場所を移動してみました。
延々と観客が続いています。
そして途中、コース上に歩道橋があったんですが、
人が集まらないように布でコースが見えないようにされていました。
安全面に意外としっかり配慮されているのに驚きました。
時折写真撮影をする一幕も。
なんなら、観客が出場者にキスまでしてしまいました。
こちらではインタビューを受けています。
こんな大歓声の中を走り抜けられて、出場者は本当に気持ちよさそうです。
出場者も車から動画を撮っていたりと本当に楽しそうでした。
僕もいつかパリダカ出てみたいなー。
パリダカに感化されて、露店でパリダカTシャツを買ってしまいました。笑
後ろには2017年のコースもプリントされていてお気に入りです。
番外編②:トヨタ・ラパス店
番外編②はトヨタ・ラパス店。
パリダカの観戦の後に、通りかかって何だか賑わっていたので入ってみました。
するとトヨタの看板が塩で出来てます。
さすが、ウユニ塩湖を有するボリビアなだけあります。
塩の車も。記念撮影をする人で大賑わいでした。
各スポットの地図まとめ
「Mercad Lanza」が紹介したビルのメルカドです。この前が広場になっていて、サンフランシスコ寺院もあります。
また、「Banco de Nacional Bolivia」の銀行内にあるATMでお金を下ろしたらATM手数料が掛からなかったっぽいです。
ATMもいくつか種類があったんですが、利用したものは銀行内にあるATMの中で一番大きいやつ。
ウユニのATMでは手数料が取られるので、ここでまとめて下ろしても良いかもしれません。但し、強盗には注意です。
「ライカコタの丘」と「ミラドール・キリキリ」は中心地から少し離れているので、縮小地図で。
どちらもmaps.meに記載されていました。
コメントする