ペルーのプーノから、ボリビアのコパカバーナ経由でラパスへバスで移動したのでまとめます。
※為替レート
ペルー:1ソル≒33.5円(2016年11月時点)
ボリビア:1ボリビアーノ(ボリ)≒17円(2017年1月時点)
プーノからコパカバーナ経由でボリビア・ラパスへ
ペルーのプーノからボリビアの首都ラパスへ向かう途中に、ボリビア側のチチカカ湖畔の町コパカバーナがあります。
本当は、太陽の島で有名なこの町にも滞在したかったんですが、クスコで時間を使い過ぎてしまったので、ここでの滞在は渋々断念。
しかし、プーノからラパスへはコパカバーナ経由のバスがあり、途中コパカバーナで1時間ほど休憩があるそうなので、そのバスを利用して短い休憩中に少しだけ町を見て周ることにしました。
太陽の島までは行けないけど、まぁチチカカ湖で島は十分満喫したしこの辺は我慢です。
実際には、プーノからコパカバーナまで行って、太陽の島のツアーに参加。そして、夕方のバスに乗れば太陽の島を観光しつつも、その日のうちにラパスまで辿り着くことも出来るようです。
ただ、ラパスは治安があまり良くないらしく、出来るだけ早い時間に着きたかったので、僕らは1時間の乗り換えでコパカバーナ観光を済ますことにしました。
プーノからコパカバーナ経由でラパスへ行くバスの予約
プーノからコパカバーナ経由でラパスへ行くバスについては、バスターミナル内で以下の2社を発見。
「tour PERU」→7:00発で35ソル(約1,173円)
「TITICACA BOLIVIA」→6:00、7:30、14:30発で40ソル(約1,340円)
何故か「tour PERU」のオフィスだけ賑わっていたので、僕らはこちらを選択。
チケットは前日にチチカカ湖のツアー帰りに購入しておきました。
プーノ→国境
移動当日。泊まっていた宿から、バスターミナルまではタクシーを利用しました。料金は5ソル(約168円)
バスターミナル内に入る場合は追加で1ソル(約34円)と言われたので、バスターミナルの外で降ろして貰いました。
バスターミナルには6時半位に着いたんですが、既に人が結構居ました。
椅子に座ってボケーっとしてたら、窓口に人がたくさん並んでいたので行ってみたら、どうやら出発前にバスターミナルの使用料を払わなければいけないらしいです。
料金は1.5ソル(約50円)
で、この窓口に並んでいたら、隣を走り去っていく男の人が見えて、その後インディヘナのおばちゃんが走って追いかけて行きました。何かと思ったら強盗だったらしいです。
しかも、その後警察と顔面血まみれの男が現れて、朝から何だかバスターミナルは騒然としていました。やっぱりペルーはそこそこ治安が悪いんですね。気を引き締めていきましょう。
そんなこんなで出発時間になりました。バスはそこそこ綺麗。
荷物は預けてもタグが貰えませんでした。でも、乗車時にパスポートチェックがあるのでセキュリティ面はまぁまぁ安心です。
クルス・デル・スール程では無いけど悪くは無さそうです。
バスに乗車。
移動中にチチカカ湖を眺めようと思って左側の席を指定しましたが、何故か左側の席はシートピッチが狭い。
右側は前の人がシートを倒してもゆったりしてるんですが、何故か左側はキツキツ。
最初は、チチカカ湖が眺められる方の座席を増やしてるのかなーと思っていたんですが、コパカバーナからチチカカ湖に来る時は逆になるんですよね。謎です。
そして、出発時にボリビアの入国カードも配ってくれました。この辺はサービスが良いですね。
爆睡していて、途中の写真は全く撮っていませんが、9時半頃に国境手前の休憩所に到着。
チチカカ湖側を選んだ意味が・・・。笑
この休憩所では、ペルーの通貨ソルからボリビアの通貨ボリビアーノ(通称ボリ)への両替が出来ます。レートは1ソル→2ボリビアーノで360ソルが720ボリビアーノになりました。
ペルー/ボリビア国境越え
休憩所から再びバスに乗って数分。10時前にペルー側のイミグレに到着です。
バスの係員に、たくさんのバス会社、人がいるからバスを降りたら急いで並ぶように言われたんですが、僕らにはどうしようもないよなーと思いながら、既に出来上がっている長蛇の列の後ろに並びます。
しかし、僕らが並んだ後もバスが続々と到着して、僕らの後ろにはあっという間にありえないくらいの行列が出来上がっていました。確かに、のんびりしてたらあっという間に後ろの方になるところでした。
とは言え、ペルー側の手続きは30分くらいで終了。ペルー出国の際は出国カードが必要なので、ペルー滞在時には失くさないように注意です。
そして、歩いてボリビア側へ。
途中、こんなモニュメントがあってみんな記念撮影を撮ってました。奥にチチカカ湖も見えるので良いですね。
このモニュメントのロゴは、ペルーに滞在していると結構いろんな所で見掛けると思います。ペルー官公庁のロゴとかなのかな?
そして、更に歩いて門みたいな所を通過。
日本語のトイレがある!と思ったら、開いてませんでした。笑
そして、この後ろにあるのがボリビア側のイミグレ。
ペルー側イミグレの混雑振りが嘘のように、ボリビア側のイミグレはガラガラでした。
係員も陽気で一瞬で手続き終了。入国税が掛かるという噂も聞いていましたが、今回は請求されませんでした。
ペルー側でバスを降りてから、ここまでで1時間も掛からなかったと思います。
ちなみに、ボリビアはペルーと1時間の時差があるので注意です。ボリビアが1時間早いです。
コパカバーナで乗り継ぎ。観光は出来ず・・・。
ボリビアの入国審査を終えると近くに乗ってきたバスが停まっているので、またこのバスに乗り込みます。
ただ、全員が手続きを終わらないと乗せてくれない。しかも、とある欧米人グループの中の1人がめちゃくちゃ遅くて結構待たされました。
僕と相方の見解では、ペルーでバスを降りた時に慌ててう◯こをしに行って戻ってきたら、行列の後ろの方になってしまって時間が掛かったのだということになりました。だから、僕らは勝手にう◯こマンと呼んでました。
国境からコパカバーナの町はすぐ近く。コパカバーナまでも湖沿いを走っていきます。天気が良いと眺めが素晴らしい。
コパカバーナのちょっと手前、バス内で入域料みたいなのを請求されました。
料金は2ボリ(約34円)
ペルーの通貨でも支払えて、その場合は1ソル(約34円)でした。
13時前にコパカバーナに到着。ここで乗ってきたバス会社「tour PERU」の係員と思しき人に案内されて、別のバスに乗り換えます。
バスに荷物を預けたら、早速コパカバーナ観光へ行きたかったんですが、なんとバスはすぐに出発すると言うではありませんか。
1時間休憩あるって聞いたけど?と聞いてみたら、もう時間が無いから無理だとのこと。
どうやら、プーノからラパスに行く途中で1時間休憩があるわけではなく、プーノからコパカバーナまで「tour PERU」のバスで移動して、コパカバーナを13時に出発する別の会社のバスに乗り継ぐだけみたいです。
なので、出発時間はズラせず、観光する時間も無くなってしまったわけです。これは完全に、国境で遅れたう◯こマンのせいです。許せません。
渋々、トイレだけ行かせて貰って、バスに乗り込みます。トイレに行く時も10分後に出発だからと念押しされたので本当に時間が無かったようです。
ちなみにトイレは2ボリ(約34円)でした。
結局コパカバーナで撮った写真はトイレに行く途中に撮ったこれだけ。
奥に見えるチチカカ湖が青く光って海のようです。あぁやっぱりコパカバーナに滞在したかった・・・。
トイレから帰ってきて渋々バスに乗り込みます。
バスは自由席でオンボロ。もちろんエアコンやトイレは付いていません。ペルーとボリビアの格差を感じます。
バスの中で1時間近く待たされて、ようやく出発。どうせ遅れるだろうなとは思っていたんですが、何度も人数確認に来るもんだから、外に出歩きに行くことも出来ず無駄な時間でした。これならコパカバーナ観光出来たじゃん。。
でも、途中で何とかコパカバーナの全景を写真に収めることが出来ました。座席は左側が良いですね。
コパカバーナ→ラパス
コパカバーナを出発して1時間くらいで船着き場に到着。
ここでバスをボートに乗せて対岸へ移動します。これはなかなか面白い。バスごとボートに乗るのはカンボジア、エジプト、グアテマラで経験していましたが、ここは一番ボートのクォリティが低いかも。笑
ここではバスに乗ったまま湖を渡れるわけではなく、乗客はバスを降りてそれぞれボートで湖を渡ります。
ボートのチケットは2ボリ(約34円)でした。
でも、ラパスで会った旅人はスペイン語がわからなくてずっとバスに乗っていたら、そのまま対岸に渡れたみたいです。笑
これが人が湖を渡るためのボート。対岸まで10分くらいです。
そして、先に対岸へ着いてバスが到着するのを待ちます。
対岸にはトイレもあって料金は2ボリ(約34円)でした。
ボートを降りたところに屋台がたくさんあって、チチカカ湖で採れた小魚が食べられます。
この小魚のフライがめちゃくちゃ旨いのでオススメです。料金は10ボリ(約170円)
小魚を食べながらバスの到着を待ちます。
人が降りる港と、バスが着く港は若干離れていたので、ボートを降りてその辺にいると置いて行かれるかも。バスは、ボートを降りて、屋台が並んでいるエリアを抜けた辺りまで迎えに来てくれました。
そして、ここからは特に何もなく18時半にはラパスの街中に到着。ラパス市内に入ってからは渋滞が酷くて思いの外時間が掛かりました。
ラパスでは、イリャンプ通りの地図の辺りでバスを降ろされました。
ここから僕らは歩いて「Hostal Austria」へ向かったんですが、この黄色い大通りが斜面の底になっているので、標高3,000m越えのなか、坂を降りて登ってかなりしんどかったです。
あと、「Hostal Austria」は最低の宿なので泊まらないことをオススメします。というか、出来れば泊まらないで欲しいです。詳細は以下の記事で。
同じくイリャンプ通り沿いにある「Hotel Milton」なら坂の登り降りも少なく、このバス降車場所からは比較的楽に歩いて行けると思います。
ラパスの安宿については以下の記事にまとめました。
プーノ→ラパスのバス移動情報まとめ
【移動日】2017.1.5
【料金】35ソル(約1,173円)
【手配方法】前日にバスターミナルの「tour PERU」オフィスで購入
【時間】7:00 → 18:20(ペルーとボリビアには1時間時差有。ボリビアの方が早い。)
【所要時間】10時間20分
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